警告
嘘喰い終盤のネタバレについても触れている可能性があるので、当記事は嘘喰い全巻読了後に閲覧することを推奨します。
第24巻の再読です。
カリ梅カウント
24巻のカリ梅は1個です。口の内側からという珍しい描写もありますが、あくまで同じカリ梅なので、カウントは1としました。
ロデムではなく、マルコとして。
昔のQ大郎って、実はかなり逞しかったんですね。
マルコがロデムを乗り越えた瞬間。
タワーの遥か上空にて
幻想的なシーンって好きなんですが、この飛行機の場面は自分の好みにぴったりで、いつの間にか周囲が怪しくなっていく点とか、もう最高すぎます。
登場人物が死亡した時の暗喩として、後ほどまた飛行機のシーンが出てきますね。
カラカルの本名はニコラだった、ということで良かったんですかね。マーティンがあんな感じなんで、勘違いという可能性も加味しましたが、飛行機のシーンでわざわざ本当の名前を覚えていないと独白しているので、ニコラなのが正解と思います。
獣たちの宴
相変わらず暴シーンはインパクト強い場面が多いですね。こんなん見てる方までハラハラしてきます。
左のみの十字架
今頃気づいたんですが、切間撻器は左耳にだけ十字架のイヤリングをつけてるんですね。右耳にはついてないので、戦闘などでイヤリング出てくる回数少なくて見逃してました。
特に伏線というわけでなく、オシャレの一環といったところでしょうか。
捨隈が捨てたもの
捨隈がやったことの隠喩ですが、これを見て真相に気づけたらかなり興奮できたんだろうなぁ、と思うと自分の勘の鈍さが残念です。
後から見れば、かなり直接的な描写なので、ここでヒントが出揃って分かる人も居たかも知れないですね。
嘘喰いという作品は意外な展開が多いものの、きちんと伏線を描写しているので、真相が分かってからアンフェアと感じることはないかと思います。それゆえに事前に真相に気づいたとしても「なーんだ、答えが分かっちゃったよ〜」という感じではなく「ちゃんと気づけるように作られてて凄い!」と感心できるかと思います。
誰にも分からないように作るなんて、アンフェアにやれば簡単なんですよね。たとえば作中に数秒だけ画面の隅に出てた人間が犯人とか突然言われても、「ほんで?」と無表情になってしまうだけで、読者になんの感慨も呼び起こさないですよね。
騙されなかったもの
捨隈のやったブラフも凄いけど、それを更に出し抜いた貘さんが凄すぎ……
クララというのは読み切り短編の時の呼称にあわせてきたって感じですかね。
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