はじめに
2025年のコミック、映画、小説、ゲームで印象に残った作品などなどをざっくりと簡潔に紹介してみます。
ベスト10とか付けれるほど数をこなせてないので、ランキングとかではないです。
最近はAmazonAPI使わずにアソシエイトリンクを出せるようにしたので、エラーもでなくなったから1ページで全ジャンルいきます。
コミック
今年はAIイラスト始めたら時間吸い取られて、小説やゲームどころかコミックも結構積んでしまってます。入力がないと二次創作のアイデアも湧いてこないので、もう少しバランスよく時間を使って楽しんでいきたいです。
サンキューピッチ
こんな野球漫画みたことない。一日に3球しか投げられない、という作中ルールから多彩な展開をしているのがすごすぎ。キャラもたってて、1ページあたりの情報密度がすごい。『ハイパーインフレーション』の作者さんの作品だけあって超面白いです。
げにかすり
『嘘喰い』の追先生の新作ボクシング漫画。第一話の勢いの凄さから力を失わず吸引力が桁外れ。ボクシングの裏方も描くという独自のスタイルで、最新3巻では今までに見たことがないようなボクシングシーンが描かれていて必見。紙版だと帯がチケットみたいになってるので、自分にしては珍しく紙で集めてます。
ピエ郎さんのレビュー動画も面白いです。この方の動画、食事中に見ると吹出してモニターがビショビショになる(過去3回くらい体験)ので、飲食せずに見るようにしましょう。
本田鹿の子の本棚
かなりの怪作。毎回変な話でいっぱいの短編集。セールで大人買いしちゃいました。
個人的には男塾のパロディの回がめちゃくちゃ面白かったです。シグルイの回もあるよ!
タイカの理性
毎回変わった設定のお話を描かれる作者さんですが、今回もかなり面白いです。
モノクロのふたり
昔創作をやってた身としては、いろいろ刺さる部分が多いですね。作中漫画の面白さをちゃんと漫画で表現してきてるあたりもすばらしく、応援のために紙版で購入してます。
不死と罰
少し変わった設定のゾンビもので、8巻完結でするっと読めて面白かったです。
界変の魔法使い
今回の新連載もかなり面白いですね。この方の作品にハズレなし。まだまだ話は序盤とは思いますが、先がかなり楽しみな展開です。
フードコートで、また明日。
なにげない女子高生の会話といってしまえばそれだけなんですが、妙に味があってよき。アニメ化もされて、あんなセリフやこんなセリフの再現度が高くて良かったです。
EVOL (イーヴォー)
SCPって何ですか?
この作品を読むまでSCPという存在すら知らなかったんですが、世の中には面白い仕組みがあるものだなぁ、と感心。
ゲーム
今年こそはデスノート二次創作に手を付けるぞ!と思ってゲームに長時間かかわるのを意図的に避けてました。
決して加齢で体力がなくなったわけでは……
メトロイドプライム4とかドンキーコング新作とか、面白いゲームは沢山出てるものの、なかなか時間をかけて遊んでないですね。積むゲームは少なめですが、遊ぶゲームはもっと少なくなったようなので、積みゲーは一生終わりそうにないですね。
Nintendo Switch 2
任天堂のゲームハードは毎回発売日に買ってましたが、今回は無理かもと諦めてたところ、GEOの抽選で当たったので会社休んで朝から買いました。結局Switch2はあんまり触ってはいないんですが、全体的にロード時間が減ったりして快適で満足してます。そのおかげで以前よりはPS5のゲーム買わなくてもいいかな、って気分に。
都市伝説解体センター
今年はこのゲームを語らないわけにはいかないでしょう。発売日を過ぎたあとのTLの様子がおかしいので、ネタバレくらわないうちに遊んだら超面白かったです。2時間で1話くらいがドラマみたいにテンポよく進み、常に先が気になる仕組みがあって読み進めたら、最後に待ち受けるカタストロフィー。ゲームの難易度も意図的に抑えられてて、とにかくこの体験を味わってほしいという制作者の想いが込められてると感じました。
和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE
都市伝説解体センターをクリアしてロスになってた時に、同じスタッフの作品ということで遊んだら、こちらも面白かったです。
システム的に遊びにくいところがあるのは惜しいと思いますが、ミステリー小説好きな人にはオススメできると思います。
龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii
PS5で今年遊んだのはこれだけですね。龍が如くシリーズだけは遊ばないわけにはいかないので。
本編に比べると小粒ではあるんですが、サクッと遊んでサクッとクリアできるのがいい塩梅。トロコンまではやり込みませんでしたが、ストーリー的にも満足度は高いです。
ドラゴンクエストI&II
思い入れ補正が強いので時間もないのに遊びました。
良い感じに現代風にアレンジされたり、イベントが追加されていて、ドラクエは声が無くてもいいだろ派だったんですが、本作を遊んで宗旨変えしました。
ベリアルの人間臭さや、牧師の語り口など、キャラも立っててストーリー的にもいいですし、戦闘も面白くなっててゲームとして楽しめました。
来年はドラクエ7が発売されるので、手を出そうか悩ましいです。
ナイトストライカーGEAR
昔のゲームを今の技術でうまくアレンジした快作。
音楽に好みの有無は出るかも知れませんが、ゲームとして遊ぶ分には最高にスピード感があって爽快で楽しいですね。
サイバースティックがギシギシ音を立ててきたので最近は遊んでませんが、グリス注入してそのうちまたゲーム再開したいです。
Chill with You : Lo-Fi Story
ゲームと言ってよいのかよく分かりませんが、作業をしてる時に横で音楽を流して、たまにゲーム内の女の子と会話する、といった変わった作品。
ゲームクリアとか意識せず、AIイラストなどの作業のお供として利用してます。これがあるとかなり単調作業も楽になりました。
HUNDRED LINE -最終防衛学園
40時間くらい遊んでますが、まだクリアにいたってません。アップデートがSteam版だけ先に来て、Switch版を待ってたら仕事が忙しくなって手を付けず、再開するタイミングを失って今に至る。
ストーリーはこの時点でもかなり面白いので、全エンディング制覇をいつかは成し遂げたいですが、来年はダンガンロンパ新作もくるので、それまでにクリアできるのでしょうか……
小説
例年よりは読んだかも知れないですが、まだまだ冊数こなせてないですね。
数を競うものではもちろん無いですが、面白いものは積極的に取り込んでいきたいです。面白いものを味わったあとに、二次創作のアイデアが出やすいということもあり、もう少し読んでいきたいなぁと。ゲームや映画や漫画では出会えないようなストーリーが、小説には期待できるので。
永劫館超連続殺人事件
青崎先生の放送で、妙に熱のこもった紹介が気になって、元旦に一気読みしました。
読み始めるまでの体験も独特だったので、ブログにてネタバレありで感想を書きました。
今年最初にこんな凄いのを読んで、今年は満足できるんだろうかと思ったら、世の中には面白い本が山のようにあって嬉しい限りです。
サロメの断頭台
これも青崎先生の放送で紹介されてた作品。
全ての謎が解けるとき、『サロメの断頭台』が読者を待つ。
この意味を知るために読みましたが、実際にそのシーンを見たら唖然としましたね。
こちらもブログで感想書きました。
禁忌の子
話題になってただけあって、冒頭から先の展開が気になるような構成が巧妙にしかけられていて、読む手が止まらぬまま衝撃的な真相に。
読了後に英語による副題の意味を考えると、なんともいえない気持ちに。
遊戯と臨界: 赤野工作ゲームSF傑作選
ゲームをからめたSF短編集で、めっちゃくちゃ面白かったです。
グレッグ・イーガンの短編を読んでるかのようなセンス・オブ・ワンダーと、まさかあのゲームが本格SFに仕立て上げられるなんてという驚きの結びつきが、強烈な読後感を残します。
偏執的とも思えるゲーム愛による、鬼才のなせる業。
今の時代に読むべき作品でしょうし、30年たった後で再読した時にどういう趣を感じられるかも興味深い。
○○○○○○○○殺人事件
かなり人をくった作品。いきなり一風変わった読者への挑戦状があり、真相もかなり人を選ぶような内容。
バカミスかどうか紙一重なところもあり、それでいて論理的な部分の組み立てはあるんですけど、個人的には真顔で読まずに楽しむのが吉だと思いました。
失笑するか、苦笑するかは読者次第。
大樹館の幻想
あの乙一氏の館モノときいて、読まずにいれない。
幻想的な雰囲気と、本格的なロジックによる館モノが両立していて、非常に楽しめました。
未来で密室についての議論が起こってたりというシチュエーションも面白かったですね。
彼女が探偵でなければ
5篇の中編集で、前作があるのを読了後に知りましたが、特に支障なく読めました。
どの話も意外な展開が待ち受けているだけでなく、時代を反映した内容でもあり、人の心の機微を描いていて、ミステリーとしても小説としても大変楽しめました。
これから前作も読んでみようかと思います。
町内会死者蘇生事件
表紙のインパクトや冒頭の雰囲気から、コメディミステリかと思ってたんですが、結構シリアスな特殊設定ミステリでした。
蘇生犯というよそで見たことがない単語による、独特のロジック構築が見ものです。
最初は少し笑ってみていられたのが、段々と様相が変わっていく様も見もの。
誘拐劇場
合わなかったという意見も多いみたいですが、自分はかなり面白かったです。
二転三転する様相、AIのうまい使い方、核となる議員の胡散臭さ、人間ドラマ、などなど先が読めなくて一気読みしてしまいました。殺されるかも、という緊迫感がなかったという意見は、言われてみたらそうかも、とは思いましたが、個人的にはとても楽しめた作品です。
探偵小石は恋しない
ライトな語り口やキャラが魅力的で、気楽に読み進めていったら「そう言えばMRC大賞だったんだ」と思い知らされる牙の剥き方してきて、それでいて締めくくりはライトな感じで、本当に面白かった。
事前情報なしに見れるとなお楽しめるんじゃないかと思います。帯にいろいろ書いてあるけど、あれすら見ないで飛び込んでみて欲しい。
映画
息子を月イチくらいで映画館に連れて行ってあげてますが、息子は単純なアクションものが好きで、自分はちょっと捻ったストーリーものが好き、といった好みの違いもあり、本数はそれなりに見てても、本当に自分が見たいものは少なかったかな、と。
2時間くらいで鑑賞できるので、もう少し土日に一本くらいは興味がある作品を見る習慣をつけてもいい気がしましたが、なんか今年はAIイラストばっかりしてた気分。
機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-
機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-の嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
みんなが「いいから見ろ!」しか言わないので、Gガンダムと百合ガンダムしか観た事ないガンダム初心者だけど観てきました。
これは面白かったです。ネタバレなしでは語れそうにないので、「いいから見ろ!」botとなってる状況も納得。テレビ放映が楽しみ。
余談ですがキャナルシティ13スクリーンって、中央あたりにゴミみたいなのがついてないですかね。背景が白っぽい時は目立つので、気になってしまいました。以前からこんな感じなので、このスクリーンは今後は避けようかな。
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦の嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
青崎有吾先生が異様なまでにおすすめされているので「これは只事じゃないぞ」と思ってレイトショーで観てきたら、今晩寝付けるんだろうか心配になるくらいの興奮度! 「人に映画を観てもらう券」、確かに受け取り申した!
何もかもが素晴らしすぎて、あっという間の2時間。シナリオや演出がほんと良すぎる。
みんなキャラがいいですけど、特に龍兄貴が白眉。
作り手の情熱が魂を揺るがす大傑作。ただただひたすらに面白いっ!!!
カンフー映画が好きなら、
アクション映画が好きなら、
映画が好きなら、
絶対映画館で観るべき大傑作!
配信で観たら絶対に「映画館で観たかった!」と後悔するから、今も再演してる環境があるので少しでも気になるなら映画館に行ってください!
スターウォーズで真空なのに爆発音がなってるという指摘に「俺の宇宙じゃ音がするんだよ」と監督が回答された逸話をなんとなく思い出したくらいに、トワイライト・ウォリアーズもそういう思い切りの良さを感じました。この方が面白いよね、って割り切りから出力される画作りが凄まじい。なお人が回転するのはCGじゃなくて本当に回してて驚きました(メイキング参照)。
肉弾戦を魅せる映画なので、この世界には銃なんて無粋なものは存在しないんだろうと思ってたら、終盤に普通に銃が出てきて驚きました。長年映画を観てきた気がしますけど、銃が出てきたって理由で驚いたのは初めてかもしれない。
アンジェントルメン
アンジェントルメンの嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
史実をもとにした戦時の話とあると、あまり意外性がなさそうでスルーする予定だったんですが、息子はガイ・リッチー監督作品をまだ映画館で見たことがなかったなぁ、と思って鑑賞。面白かったです。
タイトルの表示するタイミングや、各種ロゴのセンス、音楽、などなどいかにもガイ・リッチー作品らしさがありました。初期の一時期は品質的に?な感じの時代もありましたが、あの時みたいな迷走してたのも今は昔、安心して見れる作品になってますね。
隠密行動だろうから戦闘も静かめなのかと思ってたら、アクションシーンでも静かめのときと激しめの時で緩急あって、映画らしい爆発もあってよき。
中盤で話が大きく転換しそうになって盛り上げつつも、”アンジェントルマン”として話が進むのも心憎い。とはいえ、そこまでこの先どうなるんだろう?というほどでもなかったので、スナッチやロックストックシリーズみたいな群像劇ものもまた見てみたいですね。
ガイ・リッチー風味の面白いアクション映画でした。
ラストマイル
ラストマイルの嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
U-NEXTのポイントが失効しそうだったので、前評判がよかったのでレンタル。これは確かに面白い。世界観をとあるドラマと共有してるみたいですが、それらを見てなくても問題なく楽しめました。知ってる人はもっと楽しめたのかも、といった塩梅でMCUみたいなハードルの高さはないです。
物流センターで実際にありそうな社会問題を扱いつつも、サスペンスとしての盛り上げ、シナリオもすばらしく、しっかり伏線回収も行っていて隙のない作り。うまく視聴者を誘導しつつ、作中ルールを刻み込んできたあたりではしごを落としてくるのがうますぎる。
タイトルの意味が分かった瞬間のセリフが、とても印象に残りました。
サンダーボルツ*
サンダーボルツ*の嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
IMAXで視聴。事前にウインターソルジャーのドラマ、ブラックウィドウの映画、ホークアイのドラマを見ておくべきでしょう。
最初はこの物語はどこへ進むんだろうと困惑してましたが、途中からはどう話を締めくくるんだろうと2回ほど感じ、ハラハラしながら楽しめました。ラストはこうきたか、って感じ。
MCUは個人的には、マルチバースとかカメオ出演とかで迷走してる感じがあったという印象なんですが、本作はそういう迷いがなく脚本で勝負してる感じがあって面白かったです。予習は必要だけど。
28年後…
28年後…の嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
まさかのシリーズ復活! 28年後からが新たな三部作になるようで、新シリーズとしての最初の作品になる本作、かなり面白かったです。
監督がダニーボイル氏に戻ったからか、キレがいい。感染者も種類が増えたり、謎めいた登場人物の存在で、先が気になる作りですね。
ホラーとしては良い意味でそこまで怖くなく、スプラッタ的演出も露悪的にならないように最低限の描写になってると思います(それでも脊髄つきの生首とか出ますが)。ストーリーや演出がかなりよかったので、このジャンル苦手でなければ是非。
本作単体としてきちんと完結したところで終わってるので、残り2作を待たずにすぐに本作を見ていいかと。この前の二作を観なくても話にはついていける作りで、設定が続いてるって感じなので、予習は最悪なしでもいけそうですね。
なお次回作はすでに別監督が撮影済とのことで、来年公開予定とのこと。思ってたより早いので、たぶんシリーズの間をあけないために他監督に作業してもらって、ダニーボイル氏が3作目を作るような体勢なんじゃないかな、と好意的に見てます。ダニーボイル氏も2作目に監修として関わるみたいですし。
絵的におおっとなるシーンも多く、続編が今から楽しみです。スタッフロールも少し変わってて、作家性が滲み出る作り。面白かった!
余談ですがラストの展開は音楽といい、雰囲気といい、ゲーム「SIREN」の皆殺しエンドを思い出してしまいました。
スーパーマン
スーパーマンの嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
事前情報なしでIMAX鑑賞。さすがジェームズガン監督、面白すぎ! シリーズ建て直しとして申し分ない素晴らしさ!
冒頭から先が気になる展開目白押しで、あっという間に二時間過ぎてました。今の時代をうまく反映しつつも、しっかり娯楽作に仕上がってます。驚きあり、派手な演出あり、小粋な笑いあり、神々しさあり、感動あり、の全部入りの大傑作!
アクションシーンと音楽の融合は監督の持ち味と思いますが、本作でも健在。「頭脳派」の彼の所作がカッコ良過ぎ!
ワン・バトル・アフター・アナザー
ワン・バトル・アフター・アナザーの嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
2時間50分もあるので鑑賞するのに覚悟が必要でしたが、朝から餅一個だけたべて、ほとんど水分とらずに行ったら、まったく尿意を気にせずにあっという間に見終えました。それくらい退屈する部分がなくて面白かったです。
ほとんど事前情報知らず、一般的なハリウッド映画みたいにドンパチする逃避行なのかと思ってたら、良い意味で予想と違う内容で楽しめました。アクション映画大好きな息子と見に来なくて正解だったかも……
ドラマとしてとても面白く、音楽の入り方もよく、この先どうなるの?という興味を引き付ける手腕が素晴らしいですね。作中で何度か思ってたのと違う展開になって驚かされました。特にラスト間際の彼が歩いてくるシーン。
若い頃のディカプリオはかっこよい役が多かったと思いますが、このように老けて少しだらしなく見える役もこなしていて、よい齢の重ね方をされてると感じました。
特筆すべきはTHE変態というしかないアイツですね。見た目では変人っぽく見えないんですが、細かい所作に異質感があってかなりのインパクトでした。「勃て」てのが文字通りの意味な登場シーンはなかなか目にすることがない代物ではないでしょうか。
WEAPONS/ウェポンズ
WEAPONS/ウェポンズ – 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画
18禁のホラーですが、ジャンプスケアやゴア表現は少なめで、見るハードルは低いかも。
街や428みたいに複数視点からのザッピング的な構成がうまく、先の展開の興味を常に保つ面白さ! タイトルの意味が分かった瞬間はうへぇ……ってなりました。
暗い画面が見づらかったので、IMAXで見たほうがより楽しめるかもしれません。ただでさえ上映館がかなり少ないから、IMAXで見れる人は是非。口コミで今後評判が広まるタイプの作品とはいえ、IMAX上映ががんがん増えるとは考えにくいので。
ミッドサマーを観た後はしばらく青空が嫌になりましたが、本作を観た後はアラレちゃん観ると緊張感が走るかもしれません。今風に言えば真・女神転生V V遊ぶ人に影響でるかも、、、
あとから気づきましたが、最後あたりのシーンで走るポーズが違ってるの、操られている時に例のポーズになってるということは、あれわざとですよね。それが意味するところを考えたうえでの狂乱ともいえるあのシーンを思い返すと、ヒエッてなりました。拙者、こういう風に遅れて衝撃がやってくるの大好き侍。
シャドウズ・エッジ
シャドウズ・エッジの嶽花征樹の映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
TL上であまりにも熱量のこもった感想が多く、「上映館が少なくなってきてるから今のうちに見てくれ!」という叫びにも似た訴えに心を動かされ、劇場に足を運び、そして思いました。まさかここまで面白いとは。
ジャッキーチェンが自分の世代のヒーローで、好々爺的なほどよく老成して味わいと深みのある演技をされてて、もうこれだけでも最高なんですが、敵サイドのキャラも魅力があって人間ドラマとしても素晴らしかったです。
アクションとしても異様なくらいのテンポの速い演出が目白押しで、2時間半もあるのに退屈する暇もなかったです。静かなシーンも妙な緊張感があり、思わぬ展開も詰め込まれてて、迷わずパンフレット買いました。
エンディングのスタッフロールはジャッキー映画を何本か見てきた世代ならではのお約束もあり、それでいてちゃんとオチも捻ってきていて、ミステリー的な伏線回収の面白さもあいまって、最高OF最高!
となると自分が言うべきこともこれしかない。
「上映館が少なくなってきてるから今のうちに見てくれ!」
おわりに
今年は明らかにゲームしてる時間が少なかったです。
構想20年目に達したデスノート二次創作、ついに書き始めるぞ、と意気込んで内部的には進んだんですが、本文は一文字も書いてないです。
AIイラストを始めて沼にハマって、かなり時間を吸い取られました。これだけやってて娯楽を味合う事をしないと、いろいろな出力がしづらくなるのを痛感した次第です。なにかに熱中するとそれしかしなくなって体壊しそうになったりするので、来年はバランスよく楽しんでいきたいと思います。といってもゲームは消費時間の都合上、なかなか大作を遊べそうにはないですが。

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