警告
嘘喰い終盤のネタバレについても触れている可能性があるので、当記事は嘘喰い全巻読了後に閲覧することを推奨します。
第09巻の再読です。
カリ梅カウント
9巻のカリ梅は悩んだんですが、2個としました。
最初の方の回想シーンでは食べてるシーンはないものの、食べたと明言してるのでカウント扱いします。
獏兄ぃって喋り方がハルと印象違いますが、まぁ些細なことなので気にしないことにします。逆に言うと11年も週刊連載やってて、数多くの伏線を用意しているというのに、このくらいしか突っ込みどころがないのがすごすぎます。
このシーンを週刊連載で読んだ時は「カリ梅を食べてるってことは事がうまくいってるんだろうけど、一体どういうことなの?!」とかなり呆然としたのを思い出します。
病気持ちの伏線
興奮するとどもるところが、病気持ちの伏線ですかね。
擬態
このコマ見た時は、梶ちゃんは擬態して弱そうに勝負するキャラになるのかなと思ったんですが、勝負を重ねるうちに落ち着きが出てきて、全然弱そうに見えない成長っぷりだよなぁと。
ラビリンス
ラビリンスは迷宮入りともかけてあるんですね。
運命の日
貘さんが来たときには、梶ちゃん用の事件の絵がすでに描かれてるのが不気味……
1998年11月23日が梟と対戦する日で、貘さんの代わりにハルが黙って行ってしまい、この日を境に二人は会うこともなくなったわけですね。かなり前の段階から具体的な日を決めてて、相変わらず伏線の用意周到ぶりが凄すぎます。
勝負は始まる前から
ユッキーがこの件に口を挟んだ時の貘さんの表情が怖いですね。
ハルのことを思い出していたのでしょうか。
一見すると賭郎を知らないふりしてるだけのように見えて、ちゃっかり二度目のラビリンス勝負でわざと負けるのに備え、立会人から言質をひきだしてるのが巧みすぎます。
幻の跡
本編では胸をはだけてたとしても、手術跡が見えないくらいキレイなんだ、と自分に言い聞かせたいう結論に達したので、扉絵でそういう絵があっても気にすることはないんです。
それはそれとして、とりあえずレアなシーンということで画像をペタリ。
仕掛け
ラビリンス勝負前から、思いっきり仕掛けのタネに注視してますね。
連載誌で読んでる時はさっと流してしまってて、こういう伏線に気づかないことが多いので、再読して気づくのが嬉しいです。
不謹慎な笑み
嘘喰い全編においても、かなり上位に来ると思われる顔芸。
そういえば以前行ってた職場はかなり困った顧客相手だったので、いろいろ企んでなんとか切り抜けてたら、職場の人曰く「また悪い顔してる」と指摘され、こんな顔してたらしいです。俺は門倉さん並に不謹慎だったのか……!
本当の意味
二回戦目は貘さんがわざと負けようとしてますが、連載時はまったく意味が分かってなかったのですけれど、再読すると主語などがうまくぼやかされてて、同じ文章が全然違う意味にとれるのが鮮やかですね。
ピカソ顔
梶ちゃんといい、ユッキーといい、ラビリンス編の変顔はピカソ風?
完璧の傍らに
このセリフはかなり好きで、実生活でも事あるごとに思い出し、常に上を目指すべきだと再確認している次第です。
考察を見なくなった理由
本来はここの流れはかなり驚愕する筈だったんですが、Mixiの嘘喰いコミュで事前にこの展開を早い段階で言い当ててた人が居たんですよね。ネタバレじゃもちろんないんですけれど、結果的にネタバレになったようなものだったのが残念。
この時の経験が苦すぎて、嘘喰いに関しては完結するまでほぼ検索などをしない癖がついてしまいました。本当は嘘喰い好きな人とつるんで、毎週感想を言い合ってたら楽しかったんでしょうけれど……
しかしながら、数多くの意外な展開・衝撃を存分に味わうためには、孤独に過ごすしかなかったのです。これだけの驚きを与えてくれる作品に気持ちよく騙されるには、そうするしかなかったのです。
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