警告
嘘喰い終盤のネタバレについても触れている可能性があるので、当記事は嘘喰い全巻読了後に閲覧することを推奨します。
第10巻の再読です。
カリ梅カウント
10巻のカリ梅は1個です。
今回は珍しく種を吐き出すシーンがあります。
カリ梅としては同一なので、1個とカウントします。
命の約定
難解な単語を使っているというわけでもないのに、言葉選びのセンスが素晴らしくて、他では見たことがないような文章に感じられ、とても味わい深いです。
カウントの意味
地下の実物ラビリンス戦の最後に使われるシーンが、すでにさり気なく出てきてますね。なんで週刊連載なのに、こんなに伏線を細かくしこめるんでしょうか。
それぞれの表情
前巻よりも変顔がすごくて、実写映画じゃ再現不可能な気が。
変顔ではありませんが、この表情は艶っぽくて妙な色気があり、実写じゃムリな気が。
女性読者の方に、この表情について感想を聞いてみたいです。
格付けされる日付
複数のシーンで億の日付が、背景にさらりと描写されてるのが気になりました。当たり前ではあるんですが、ちゃんとどのコマも同じ日付になってますね。
ひょっとしたら本編で意味のある日付が出てきてる可能性もあるので、あとで見返す時のために画像を残しておきます。
先の伏線の可能性とは別に確実に言えるのは、このラビリンス勝負は2006年6月18日以降に実施されている点ですね。後日整理してみますが、うるう年の件と関連して考えるとそこは間違いないかと。
先を踏まえたやり取り
お願いのふりして、実はちゃんと大金を回収するあてがあるというアピールを逆説的にしているのが用意周到ですね。
嫌いではありません
この後に「嫌いではありません」に繋がる流れ、嫌いではありません。
ミノタウロス
箕輪とミノタウロスがかけてある、と再読した今頃になって気づきました。人肉の件も予告されてるし、伏線があらゆるところにありますね。
夢とは無意識からの警告なり
このシーンだとすぐ夢の内容が解説されてて分かりやすいですが、嘘喰いでは夢のシーンはかなり重要な示唆が描かれていますね。
絆創膏がない点と、逃げてというのが深層心理からの訴えになってるのが見事。でもオロオロしてるのは作戦じゃない気が……
仲良くしましょう
マーティン、お前生きとったんかワレェ!
帝国タワーラストで重要な役割を果たすマーティンが、ちゃんとここで顔を見せてくれてますね。週刊連載やりながら、どこまで先のこと考えながらやってるんだろう。すごすぎる。
マーティンに仲良くなれそうと言われてますけど、彼ら兄弟はこのあと再登場できていないような……? 結構好きなキャラだったんですけれど。
圧縮された筋肉
箕輪の思わぬ強さが、肩にのしかかる想像以上の重圧で表現されてますね。
サドンデスの始まり
実物大ラビリンスに進行しつつある中、並行してカラカルと伽羅が出会ってしまい、どうなっちゃうんだコレ?!と連載時にかなりドキドキしたのを思い出します。
この先あんな乱入者まで来るとは、この時点では知る由もなかったのでした。
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