日記

2022年で印象に残ったモノ

2020年2021年に引き続き、2022年のコミック、映画、小説、ゲームで印象に残った作品などなどをざっくりと簡潔に紹介してみます。

ベスト10とか付けれるほど数をこなせてないので、ランキングとかではないですが、面白かったものがあまりにも多くて今年中にすべてを書ききれそうにないので、便宜的に上限10作品程度としています。そのため今まで書いてきた作品は基本的に触れてません。

ここで語ってないけど面白い作品がたくさんあったので勿体ない限りではありますが……

コミック

ジャンケットバンクやThisコミュニケーションなどについて触れてませんが、去年も書いてるしと泣く泣く紹介から外しました。

割と知られてないのでは、というものを挙げてます。

最強の弁護士

逆転裁判みたいなというと語弊がありそうですが、現実ベースでの裁判でありえるかもしれないギリギリのレベルでのミステリー風味な裁判モノとでも言えばいいんでしょうか。タイトルと絵柄で敬遠されるかもしれませんが、かなり面白いです。

隣のお姉さんが好き

映画をからめた年の差ラブコメ。我ながら説明が下手すぎる。年上のお姉さんが懐かない家猫みたいな雰囲気で、付かず離れずの位置に居るのがなんかむず痒いです(訳:最高)

はるかリセット

癒やし系、リラックス系の漫画とでも言えばいいんでしょうか。自分がいかに神経質で、気晴らしをうまくできてないかを痛感しつつ、本作を読むことで落ち着いた気分になります。

余談ですがAmazonのレビューが面白かったので紹介しときます。

この刊行ペースの速さはどうなっているんだ

4年に一冊しか新刊がでない作品もあるというに、本作はほぼ2カ月に一冊ペースで新刊が出ている。週刊連載を超える超絶スピードである。Kindleのオススメに出てくる度に「ま、まさか、つい先日買ったばかりだぞ…?」という体験をもう5回繰り返した。なんなんだ。

スケアリー・キャンパス・カレッジ・ユニバーシティ

タイトルが長すぎて全然覚えられず、Twitterで感想とか言えないでいたら、ついに公式から「略称:スケキャン」と告知が来てしまいました。ゆるふわ女子大生が怪異に巻き込まれるホラーなんですが、なんかいい具合に力の抜けた笑いが混じるところがいいですね(そうでもないとホラー描写がかなり怖めですし)。

ワンナイト・モーニング

男女が一夜を過ごし、そのさいの食事が描かれる。こういうテーマで書かれる短編集というか連作集です。必ずしもハッピーエンドで終わるわけではないあたり、ビターな味わいがよいです。

これ描いて死ね

とよ田みのる先生が金剛寺さんは面倒臭いでマンガ表現の新しい切り口を見せられたため、このあとどういう作品が描かれるのかと思ったら、まさかの漫画を描く人達の漫画が待ってました。モノ作りの苦しさ、楽しさが込められていて、絞ったら情熱が漏れ出てくるような作品。

なお余談ですが、とよ田みのる先生と自分は全く同じ年月日に生まれてます(余談にもほどがある)。

望郷太郎

『度胸星』が復活してほしいとずっと願い続けているものの、他の作品がめっぽう面白すぎて毎回困っちゃいます(満面の笑み)。掲載形態が年2回の集中連載(ブロック連載)というのも頷けるくらい、これ作るの大変だろうなという作品ですね。骨太。

さよなら絵梨

みんな話題にしてると思いますが、これは外せませんね。ジャンププラスで無料で読みましたけど、単行本も買っちゃいました。何度も読み返しちゃうくらいスキ。みんなも藤本タツキ先生に思う存分振り回されましょう。

破壊神マグちゃん

ジャンプ連載時は知らなかったんですが、完結後に評判を聞いて読んでみたら、一気に最終巻まで手を出しちゃいました。最初のころのゆるい雰囲気からは、終盤の展開でここまで心を揺さぶられると思ってもみませんでした。

嘘喰いと賭郎立会人

『嘘喰い』が完結した今、俺は何を読めばいいんだ……と思ってたら実写映画化のタイミングでまさかの外伝が50歳の誕生日に連載開始という、とてつもない誕生日プレゼントをいただきました。迫先生のスペースにて直接お話できたのも良い思い出です。

まだ続くみたいなので、この先も楽しみにしています!

映画

すずめの戸締まりやトップガンマーヴェリック、シンウルトラマンが書かれてないんですけれど、これまた知名度の関係で選外にしました。

こういう時くらい自分の心に素直に挙げればいいのに……とは思うんですが、コミックス同様に知られてなさそうなもの優先で挙げてます。

ある男

全体的に淡々とした邦画という雰囲気なんですが、ミステリーとして原作からの再構成も巧で、演技が皆さん素晴らしく、ラストの余韻も良かったですね。

Filmarksでの感想

ザ・メニュー

不穏で醜悪で神聖。何も知らずにオシャレなグルメ映画と思って観に来たカップルが気まずい想いをしてくれないかな、と思いながら感想を色々書きました。製作委員会方式ではまず出来ないような怪作!

Filmarksでの感想

ブログでの感想

RRR

IMAXにて鑑賞。腰が抜けそうになるくらいの圧倒的な面白さで、映画館で見るべき作品と断言できます。普通の映画だとここがクライマックスだろって思うようなシーンが実はまだ中盤だったりして、もはや全編クライマックスといっても過言じゃないでしょう。

Filmarksでの感想

四畳半タイムマシンブルース

10年ぶりくらいの四畳半神話体系の再会は、まさに同窓会気分で懐かしさ満載。ああ、愛しきポンコツどもよ! 世界一くだらないタイムマシンの使い方、教えちゃいます。

Filmarksでの感想

最強殺し屋伝説国岡 外伝 国岡ツアーズ大阪編 蘇る金のドラゴン なにわアサシンの逆襲

映画館で上映してなくて、DVD購入するしか鑑賞手段がないんですが、『最強殺し屋伝説国岡』や『グリーンバレット』が面白かったので期待を込めて購入し、国岡ファンがほしいものを分かってる、といった内容で満足しました。欲を言えば、動画配信サービスとかでもっとたくさんの人が気楽に見れる環境を用意していただけたらもっと嬉しかったですね。作品内容的には文句ないです。

Filmarksでの感想

NOPE/ノープ

『ゲット・アウト』や『アス』の監督新作とのことで「最悪の奇跡が起こる」という秀逸なキャッチコピー以外知らずに観てきました。なかなか予想外の作品で、IMAXで観たほうがよいという情報だけは事前に知ってたも良かったかな、と思いました。映画館で観たほうがより楽しめる作品だと思います。

Filmarksでの感想

女神の継承

おぞましい、なぜにここまでおぞましい。

タイの土着信仰をモチーフにしており、終始おどろおどろしい雰囲気があり、モキュメンタリー形式によりリアルさが増してます。ホラー映画で嫌なシーンの博覧会みたいなところがあり、苦手な人には勧めようがないくらい強烈な作風ですけれど、こういうラストシーンは観たことがなかったので独特の余韻が未だに忘れられません。あの”独白”の途端、ずぶりと考察沼へはまってしまいました。

考察の先に、答えはあるのか。

なかなか見えぬ答えを探し求めて、おぞましさのあまり鑑賞時に買わなかったパンフレットを後日買ってきたんですれけど、その翌日に突発性難聴になってしまい「これが女神の呪いか……?」とかなり怖かったです。偶然でしょうけど……たぶん……

Filmarksでの感想

死刑にいたる病

死刑囚役の阿部サダヲ氏の演技が圧巻。残酷描写がけっこうあるので勧めにくいんですが、あの怪演は必見だと思います。

Filmarksでの感想

マリグナント 狂暴な悪夢

途中まではよくあるホラー映画の定石をなぞってるように思え、そんなに凄いんだろうか?と疑問に思いつつ観てたんですが、最後まで見たら皆がネタバレ厳禁としか言わない理由がわかりました。次世代ホラー映画の傑作。

Filmarksでの感想

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

『エンド・ゲーム』を観てたほうがよいとだけ知り、そのためにMCUマラソンすることになったんですが、その甲斐がある圧倒的な面白さでした。(もう上映から日が経ってるのでこれくらいは書いていいと思いますが)マルチバースとしての面白さが際立ってましたね。

個人的にMCUは『エンド・ゲーム』を頂点として、それ以降のマルチバース展開が作品の面白さに寄与しているか疑問です。他作品のキャラを出しておけば嬉しいでしょ?くらいのノリで、あまりキャラがシナリオに絡んでこない感じがノレないんですよね。

本作は今までのスパイダーマン作品を活かしきったシナリオになっており、それゆえに過去作を知らないと色々なシーンに込められた意図が理解できないという欠点はあるんですけれど、過去作を観ていることで味わい深さがとてつもなく増す作りになっており、マルチバースとはここまで突き詰めてやるべきと感じます。

最高に面白かったので、次シリーズも楽しみにしています。

Filmarksでの感想

ブログでの感想

小説

全然読めてないので、10作も挙げられないです。

来年はもう少し読むかもしれない。

11文字の檻

今年の小説ベスト10を決めようと思ってた時期に発売を知って、書き下ろしの表題作に興味がわいて読んでみたら、もうコレを今年挙げないのはありえないと思うくらいの面白さ。一体どうなるんだ?という知的興奮が最初から最後までずっと続き、ページを捲る手が止まりませんでした。

じっくり感想を語りたいので、来年早々にブログに個別記事で感想を書きます。

首無の如き祟るもの

序盤が展開がゆっくりで雰囲気重視なところがあるんですが、終盤の圧巻な展開は必読モノでしょう。ホラーとミステリーが見事に融合し、独特の凄みがあるカタストロフィを是非味わってみてください。

孤島の来訪者

題名ではそうとわからないでしょうけれど、竜泉家の一族シリーズ二作目とあって、特殊ミステリものになります。色々と凄いんですが、犯人の理由が一番驚かされました。

名探偵に甘美なる死を

竜泉家の一族シリーズ三作目ですが、いきなり本作から読んでも支障はないかと思います。今までの二作が特殊ミステリとして大変面白かったので期待を込めて読んでみたら、こちらの想像を遥かに上回る強烈さでした。

VR要素をうまく活かしたトリックが圧巻なのですが、かなりフェアな作りにはなっていて、読者への挑戦状の段階で考察マニアな方が8割くらいは推理できたと言われてて驚きました。これだけ新しい内容であっても、推理できる人にはできるものなのだと。

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正式には存在しない幽霊文字、そのたった一文字からここまで物語を広げてくるのが凄かったです。

四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―

AI探偵シリーズの三作目で、できれば今までの作品を読んでからのほうが楽しめるかと思います。

AIであるからこその問題を毎回扱っており、それがミステリとしての謎に繋がってるのが独特の内容になってるかと思います。かなりぶっ飛んでるので人を選ぶかもしれませんが、この実験精神、個人的には大好物です。

ゲーム

ゲーム自体がつまらなく感じているわけではないのですが、最近は物語をもっと浴びたいという気持ちが強まっており、そうなってくるとゲームは向いてないんですよね。

ゲームの物語がつまらないというつもりもないんですが、小説とかに比べると関わる人数が多くなってくる都合上、どうしても攻めた内容にしにくかったり、ゲーム向きじゃない物語に仕立てにくいといった事情があると思います(このあたり、製作委員会方式の映画にも言えることだと思いますけれど)。

あとシステム的に快適でないと物語を味わいにくいという点もありますし、仕事で疲れてたりすると能動的に遊ぶのがキツくて、どうしても受動的に2時間程度で鑑賞できる映画とかに手が伸びがちです。

そういうわけでクリアするまで遊ぶゲームは年々減少傾向にあります。

DEATHLOOP

昨年買って少し遊んでたので、昨年の記事でも少し記載はしてたんですが、今年やってきたアップデートをきっかけにクリアしたので、改めて感想を書きます。

少しバグがあるのが残念ではあるんですが、それを吹き飛ばすくらいに面白かったです。『街』みたいに少しずつフラグを立てて登場人物の行動を変えていき、対象をあらゆる手段で攻略していくのが楽しいですね。攻略サイトを見ず、自力でゲームを楽しむ人向けの作品。ハードSFとしても見どころがあり、ラストに迫られる見えない「選択」は忘れられません。

トロフィーコンプをしようとすると、さらなるゲーム性が見え隠れしてくるので、やり込みたい人にはうってつけでしょう。アップデート後はXboxやPCとのクロスプレイができるようになったので、意外と対戦相手が居るので気に入った人は長く楽しめるんじゃないでしょうか。

カプコン ファイティング コレクション

カプコン ファイティング コレクション | CAPCOM

カプコンの昔の格ゲー詰め合わせ。かなり移植度が高く、Steam版の入力遅延の低さが話題になりました。発売当初はネット対戦で幾つか問題があったものの、そのあとのアップデートでかなり改善されたので、対戦ツールとして素晴らしい内容かと思います。

このシステムでいつかストIIIやストIIXの完全版をプレイしてみたいものです。ストリートファイターシリーズ40周年まであと5年ほどなので、その時に決定版が発売されることを期待してます。

シロナガス島への帰還

Save 60% on Return to Shironagasu Island on Steam
A mystery adventure game and visual novel set on solitary Shironagasu Island. Discover its secrets, solve its mysteries, and escape from the ominous island!

Switch版が出る前の、音声とかついてない時点のSteam版をクリアしました。10時間ほどでクリアできるテキストアドベンチャーなんですが、この値段でこのクオリティなのが信じられなくらい面白かったです。

続編も制作中とのことで、絶対に次も買います。

春ゆきてレトロチカ

推理というよりは選択肢総当りみたいなところもあるんですが、ミステリー好きな人にはオススメしたいアドベンチャーです。ネタバレになるから詳しく言えませんが、かなり攻めた内容で野心あふれる作品と思います。クリア後の心境を一言で表現すると「やってくれた喃」でしょうか。

発売当初はかなり操作性が悪くて難儀でしたが、今はアップデートで改善されたらしいので大丈夫かと思います。

AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ

打越鋼太郎氏の新作で『AI: ソムニウムファイル』の続編とあれば遊ばないという選択肢はありえないですけれど、こちらの期待をやすやすと乗り越えてきました。

前作未プレイの人でも遊べるように心遣いはあるんですけれど、できれば前作プレイしてからの方が良いかもしれません。

かなり驚きに満ちた展開があり、何度も「え?!」と口にしてしまいましたが、今までの違和感がすべて繋がったときの衝撃は近年稀にみるレベルでした。『春ゆきてレトロチカ』同様に攻めた内容かと思いますので、アドベンチャーファンは二作品とも必修科目という認識でお願い申し上げます。

Xenoblade3

ゼノブレイド三部作の完結編(と勝手に思ってます)だけあり、遊びやすさ・面白さが今までの総決算と言えるのではないでしょうか。できれば今までのシリーズを遊んでから手にしてもらったほうが無難と思います(知らなくても大丈夫な作りにはなってますが)。

この時期に突発性難聴になってしまい不安を抱えてたんですが、この作品を遊んでいる最中だけは不安を忘れて心底楽しめました。世界を冒険する楽しさ、先が気になるストーリー、慣れてくると戦略性が増す奥深い戦闘、尋常じゃないくらいの数のサブクエスト、などなどこれでもか!と言わんばかりのサービス精神あふれる内容で大満足です。

DLCでの新たなストーリー展開にも期待しています。

まとめ

ゲームはお金的なコスパは良いと思うんですが、意外と体力を使うのと時間的なコスパが悪いので、年取ってると結構手を付けるのに億劫になっちゃってるなぁと実感するばかりです。だからゲーム買うだけで遊ばず、積みゲーになってるのは仕方ないのです。積みゲー症候群は一生治らない……

映画についてはFilmarksで少しずつでも感想書くようにしてますが、漫画や小説でそういうサイト使ってまで感想書くまでに至ってないのが実情です。熱意が冷めないうちにもう少しブログでまとめて書ければいいんですが、義務感をもつと苦しくなりそうなので、書ければ書きますくらいのスタンスでいきます。

今年は健康の面で色々思うところがあり、来年は二次創作をついに書き始める決意を固めたので、今まで以上にゲームは遊ばなくなりそうですが、ずっと創作だけやると精神的にしんどそうなので、適度に今まで以上に映画などを楽しむことになりそうな予感がしてます。

何はともあれ、今を楽しんでいきたいですね。

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