買ったゲームは色々あるけど、最後までクリアしたゲームで印象深いものを記載してます。
ゲームは他媒体の娯楽に比べて長時間体験する必要があるので、体調とか仕事の影響で遊ばなかったり、という面もあって縁の有無も大きい気がします。
ファミコン探偵俱楽部 笑み男
これは賛否両論まっぷたつな問題作でしょう。本当の意味で問題ってのがまた凄いですけど、こんなのが任天堂から発売されたって事実がまたもう。
減点法で評価すると低くなる理由は色々あるんですけど、加点法でなにか突出して気にいった点があれば許す、みたいな感じだと評価が高くなるかもしれません。人には勧められないけど自分は好き、みたいな。
寧々さんボイスにつられて買ったら、意外と登場シーンが多くて満喫できたのは嬉しい誤算でした。
Braid, Anniversary Edition
面白いゲームと思うんですが、アクションテクニック的に難しい内容が多く、こんな手間かけないとダメなの?ってのが正解なのはちょっと自分のセンスとあいませんでした。
最悪だったのが特定の扉に入ろうとするとフリーズしてしまう[A]自分の場合、なぜか設定でウィンドウの大きさ(解像度)を変えると二回とも回避できたのが謎です。ので、仕方なく解決方法を探そうとしたらとんでもないネタバレひいてしまって残念でした。あと日本語訳も元バージョンに比べると微妙なので、なんでここを変えたのか疑問が残りました。今回のアニバーサリー、コースが大幅に増えたって扱いですけど、実際はそんな増えてないって点もあり、これらの点は売り方として不誠実に感じます。
それでも終盤の展開など、名作として挙げられる理由は満喫できたと思います。個人的にはオリジナル版を遊ぶのをおすすめします。
龍が如く8
桐生一馬サーガの締めくくりとして申し分ない内容でした。
シリーズ初めての場合は、7、7外伝、8と遊ぶといいでしょう。余裕があれば0もやるとなお深みが増します。
本編はシリアスなのに、サブイベント類は頭のネジがぶっとんでるような内容も多く[B]特にハワイで雪を降らせるイベント、あの展開を事前に予想できる人類は居ないと思います、気になって7のサブイベントも全部見ちゃうくらい面白かったです。
仲間との交流がとにかく楽しくて、自分にしては珍しくトロコンまでやり込みましたが、最後辺りになったら「終わらせたくない、寂しい」という気持ちが強くなってしまって、本当に楽しんでたんだなぁと実感します。
8外伝も楽しみにしてます!
Inscryption
「俺は何を見せられてるんだろうか?」という疑問が耐えない衝撃作。ジャンルはカードゲーム……でいいのかなぁ?
あまりにすごかったのでネタバレ全開でブログに感想を書きました。
できれば事前情報無しに飛び込んで、みんなも「俺は何を見せられてるんだろうか?」と翻弄されてほしい。
このゲームも終わる前は寂しい思いになって驚かされました。感動という感情は、どのように発露するか難しい。
DEVIL BLADE REBOOT
ド硬派な2Dシューティング。昔ながらの撃って避けるという部分に注力して、大胆な引き算的なゲームデザインが見事。
それでいて近代的な要素も取り入れていて、アンロック要素やリスクと共に高得点が狙えるようなシステムもあいまって、気軽に楽しむもよし、本格的に攻略するもよし、という塩梅になってて大抵の人が楽しめると思いました。
シガタケさんの今までの作風しってたので、こんな硬派なゲーム出てきて正直おどろきました。
友達自販機、改めて見返すと正気と●気の狭間で描いた感がすごいぜ…😇 pic.twitter.com/oJpS8ZeWsK
— シガタケ (@shigatake) May 12, 2024
自分は二次創作考えて19年目に突入しちゃってるんですが、本作を30年近く思い続け6年近くかけて移植したという事実には勇気をもらえました。
19年考えてるくらい、まだまだだと思って地道に頑張ろうと思います。
真・女神転生Ⅴ Vengeance
スイッチ版は夫婦ふたりで遊び込んでたので、正直今回はスルーでいいかと思いはしたんですが、気がついたら買ってました。
だってPS5で4K画像で遊んでみたかったから……妻も遊びたがったので、ダウンロード版を購入して、PS5本体とPS4本体でそれぞれ遊びました。同時に起動しても別アカウントで遊ぶのであれば特に問題なかったですね。
思ってた以上に細かく手が入ってて、かなり遊びやすくなってました。新ストーリーも結構ボリュームがあって、退屈せずに最後まで遊んで、ついでにトロコンまでやりこんじゃいました。
前作の隠しボスが強すぎて、あれ以上のインパクトは無理じゃないかと思ってたんですが、そこは期待以上のものがお出しされて満足です。
仲魔を育てても試す相手が居ないという問題は、本作では発生しないと思うので、思う存分時間を溶かしてみてはいかがでしょうか。
イズンちゃんは俺の嫁。
メタファー:リファンタジオ
今年はメガテン遊んだから、もうアトラスのRPGはお腹いっぱいでしょ、どうせ完全版商法くるでしょ、と思ったものの体験版を軽い気持ちで遊んだらめちゃくちゃ面白かったので購入し、トロコンまでやっちゃいました。
アトラスRPGの総決算という内容で、ゲームデザイン的にも元ネタの仕込み的にも凄まじい物量です。
ストーリー的にもかなり面白く、新本格の特殊設定ミステリを読んでるかのような感慨深さもあり、とにかく先を見たいという気持ちが最初から最後まで続きましたし、イベントをクリアするのも楽しくて仕方がなかったです。システムとストーリーの融合具合が素晴らしい。仲間と旅してる感覚もよくて、クリアするときは淋しくなっちゃいました。
曲もよかったのでサントラも買ってしまい『対立候補』の曲をヘビロテする日々です。
来年1月には新しいサントラも発売されるみたいで、普段はダウンロード購入しがちなんですが、これはモノとして手においておきたくなる感じで買っちゃおうか悩んでるところです。
Nintendo World Championships ファミコン世界大会
スイッチにはファミコンリミックス移植しないのかな?と思ってたらファミコン40周年にあわせてとんでもないソフト出ちゃいました。
発売して暫くの間は参加して、1位のスーパープレイがどれくらい凄いのかを実感するところまで込みで楽しんでました。
たまに理解できないプレイもあったりして、RTAイベントが毎週行われてるような楽しみがありますね。
自分のアイコンと好きなゲームの設定ができるんですけど、色々な人の好みが垣間見えて、オンラインの楽しみ方としてまた新しさがあったと思います。
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
正直遊ぶ気はなかったのですが、高校生の頃に遊んだ時の思い出補正が強く、女勇者の声が寧々さんボイスと知ったので購入。
最初は自分が男一人で、ラブプラスのカノジョ3人でラブラブパーティを結成するつもりだったんですが、なんか声が自分好みではなくて、百合に男が交じるのもけしからん気がして、自分自身を酒場で待機させてしまいました。代わりにDOAXVVの寧々さんボイスのキャラこと紅葉さんを参加させて女四人旅と相成りました。
最初は設定変更に気づかず、昔のゲームってテンポ悪かったよなぁと自分に言い聞かせてたら、妻から「面白いの?」と言われ無言になる日々でした。
しかし実はバトルスピード変更とか、ダッシュの切り替え方法といった近代的な便利な設定の数々があって、それらを適用したら途端に快適になって楽しくなって、数日でクリアしちゃいました。
なんというか、昔子供の頃に行ってた修学旅行先に、大人になっていったら理解と解像度が上がった的な楽しみ方をしてました。思い出が汚されず、うまく美化された感じでありがたかったですね。
ちなみにトロコンは諦めました。メダルとモンスターを少し取り逃がしたみたいで、また全世界をかけめぐって探す労力をかけるような気力はありませんでした。なんでメタファーはトロコンまで行けたかというと、収集要素がある程度細分化されていて、それぞれ集める個数がそこまで多くないのも一要因と思います。1・2リメイクではこのあたり、うまくバランス取ってほしいですね。
今の時代にシステム的に辛い部分もありはするんだけど、リメイクとして変更しづらい部分もあったと思うので、移植としては正解だと思ってます。どんな風に作ったとしても、プレイ人口が多すぎて絶対に何かしらの文句言われると思うので、作るの大変だったんじゃないでしょうか。でもラーミアお前は許さん。
大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-
3DSのときは画面小さいし、小説を読むかのような姿勢で遊ぶ必要があり、老眼もちで初老の身には遊ぶのがキツイと思って敬遠してたんですが、スイッチ版が発売されたので重い腰をあげました。
途中で先が気になるだろうから、GW中の11連休中を確保して遊び始めたんですが、6日を費やして駆け抜けました。前評判通り、めちゃくちゃ面白かったです。この時期はThisコミュニケーション最終巻、ブレイキング・バッド完走となかなか濃い体験ができて満喫できました。
とはいえこのシリーズを通しての課題、捜査パートが退屈ってのは払拭できてないと思いました。裁判シーンは面白すぎるんですが、捜査パートはオートプレイしちゃうくらい面倒でした。最近はシリーズ新作も出てないようで、面白いストーリーを作ることとシステム的な難しさがあるのかもしれないと個人的に思います。
理由や理屈はまったくわからないんですが、作中のシーンとは関係ない自分のデスノート二次創作用のアイデアがするりと湧くことが多くて、なんでこんな健全なシーンで人の心が感じられないアイデアが出てくるのか理解不能なんですけど、人の脳は面白いという感情が満杯になったら何かが押し出されるのかもしれない。
これもクリア時には喪失感が強くて、翌日も脳内でテーマ曲が流れてたりしました。
本編と全然関係ないんですが、今考えてる二次創作が大逆転裁判より人数多いという事実に気づいてしまって、これは只事じゃないな……と改めて思いました。うまく書くのが相当難しいだろうけど、読みやすくなるような工夫を考えてみます。
まとめ
ロマサガ2リメイクやサイレントヒル2リメイクなど、かなり気になってる作品も多かったです。
今年こそはデスノート二次創作を書こうとしてて、これだけは外せない、と思ったものだけ意図的に遊びました(それでいてアトラスRPG二本も遊んでるのはやりすぎな気が)。
来年も遊ぶ本数は減りそうなので、そのぶん濃いものを選択しようと思います。
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