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小説

印象に残った小説(2022年)

全然読めてないので、10作も挙げられないです。

来年はもう少し読むかもしれない。

11文字の檻

今年の小説ベスト10を決めようと思ってた時期に発売を知って、書き下ろしの表題作に興味がわいて読んでみたら、もうコレを今年挙げないのはありえないと思うくらいの面白さ。一体どうなるんだ?という知的興奮が最初から最後までずっと続き、ページを捲る手が止まりませんでした。

じっくり感想を語りたいので、来年早々にブログに個別記事で感想を書きます。

首無の如き祟るもの

序盤が展開がゆっくりで雰囲気重視なところがあるんですが、終盤の圧巻な展開は必読モノでしょう。ホラーとミステリーが見事に融合し、独特の凄みがあるカタストロフィを是非味わってみてください。

孤島の来訪者

題名ではそうとわからないでしょうけれど、竜泉家の一族シリーズ二作目とあって、特殊ミステリものになります。色々と凄いんですが、犯人の理由が一番驚かされました。

名探偵に甘美なる死を

竜泉家の一族シリーズ三作目ですが、いきなり本作から読んでも支障はないかと思います。今までの二作が特殊ミステリとして大変面白かったので期待を込めて読んでみたら、こちらの想像を遥かに上回る強烈さでした。

VR要素をうまく活かしたトリックが圧巻なのですが、かなりフェアな作りにはなっていて、読者への挑戦状の段階で考察マニアな方が8割くらいは推理できたと言われてて驚きました。これだけ新しい内容であっても、推理できる人にはできるものなのだと。

5A73

正式には存在しない幽霊文字、そのたった一文字からここまで物語を広げてくるのが凄かったです。

四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―

AI探偵シリーズの三作目で、できれば今までの作品を読んでからのほうが楽しめるかと思います。

AIであるからこその問題を毎回扱っており、それがミステリとしての謎に繋がってるのが独特の内容になってるかと思います。かなりぶっ飛んでるので人を選ぶかもしれませんが、この実験精神、個人的には大好物です。

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