警告
嘘喰い終盤のネタバレについても触れている可能性があるので、当記事は嘘喰い全巻読了後に閲覧することを推奨します。
第27巻の再読です。
表紙の手が誰なのか、考えてみましょう。
・右上の十字架→撻器
・左の手袋→門倉立会人
・左下の包帯→カール
・左下のタバコのキセル→梟
梟がキセルを出すのは、かなり先の事なのにこの時点で間接的に登場させてるのが、ほんと芸が細かいですね。カラーで梟が出てきたことが無いので、こんな色の服だったのも意外です。
あとは左の白い服が分かりそうで、イマイチ分からなかったです。高校時代の南方かとも思ったんですが、色は薄くても真っ白な学ランというわけでもないんですよね。特徴のある服なので、特定の人物だとは思うんですが……
カリ梅カウント
27巻もカリ梅なしです。
事前に明確に伝えている
決着後の展開の皮肉さを示唆してますね。
全ては船長の思惑どおり
この一連の伏線は、ほんと巧みですね。初見だとまず気づかないのに、再読したらすぐ分かる塩梅が素晴らしい。
レーダー役の二人が座らされるのも計画的だった、という伏線ですね。
船の名前が違う
ここも注意深く見てれば気づくのかも知れないですが、なかなか船の名前まで気にして読んでた人は少ないのではと思います。
慎重になる理由
このあたりの描写の細かさも凄い。連載中に指の震えにまで注目してた人は何人居たんでしょうか。
持ち主の名前は箱に
D(ダイヤモンド)とI(アイデアル)で、持ち主の伏線になってるかと。
目的のために手段は選ばない
蜂名の容赦なさがヤバい。まぁこの船の連中は酷い奴らばかりなので、同情はしませんが。
このシーンがあるからこそ、最終的に船を沈めて全員水死させるという方法を取ることに、説得力が生まれていると思います。
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