原作者の方が亡くなられた時、今後の展開は大丈夫だろうかとかなり心配になったものですが、そんな心配は杞憂だったと証明せんばかりの完成度の高さは健在です。第50回小学館漫画賞も受賞し、今後も幅広く知られることになるのではないでしょうか。連載第一回から見てきてる読者としては嬉しい限りです。
8巻は実は手術シーンが無かったんですが、読み終えてしばらくその事に気付きませんでした。それくらい普通にスラスラと読み進められたわけで、選挙戦を巡る人間関係といった地味に見える展開であっても読ませる技術が高いですね。
医療マンガと言えば『ブラックジャックによろしく』を思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらもまた違った面白さがありますので、未読の方は是非手に取られてみてください。
コメント