1080° シルバーストーム

64版はカートリッジだったのですが今回メディアがDVDになったことので、ロード時間の心配をかなりしました。はっきり言うと、面を変えるたびにロード時間があります。GCにしてはかなり長めで、待っている、という自覚を与えるのに十分すぎるくらい長いのですが、ロード時間中にジュークボックスのように曲を選んだり出来るようになったので、『ウェーブレース ブルーストーム』の時よりはマシに思えました。
今回も前回同様面白く、操作しているだけで楽しい、といった感触は相変わらずです。難易度的には少し下がったような気もしますが、やりこみ要素がなかなか豊富そうです。ただ、タイトルにもなっているシルバーストームの場面のデモが飛ばせなかったりしたのが気になりました。演出はまさに嵐といった感じで凄いんですが。
あと、個人的なことかもしれませんが、前作の方が雪をすべっている感触があった気がします。振動パックの微妙な違いとか、雪をすべるときのサラサラという音とか、そういった微妙なところなのでしょうけれど、前作の方がすべってて気持ちよかった気がします。思い出が美化されたのか確認するために実際にニンテンドー64を出してきてプレイしてみましたが、やはりその感覚は揺るぎませんでした。
なんか文句ばっかり書いてるで誤解されそうですが、かなり面白いゲームだと思ってます。今から64版をプレイしてからGC版をプレイする人もほとんど居ないだろうと思いますので、GC版から始める方は心配せずに楽しまれていいでしょう。練習していって少しずつ上手くなっていく、そういうゲームの面白さが好きな人はぜひ触ってみてください。