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日記

熱量保存の法則

最近は福岡でも寒くなってきて、冷え性のまみりんにはツラい季節となりました。
「ダーリン、足が冷たくてしかたがないんだけど」
「お風呂に入れば?」
「寒いから沸かしたくないよぅ」
「じゃあ我慢しなさい」
「えー、ダーリンの甲斐性なしー!」
と言った夫婦の会話を終え、時も夜更けに。
「まみりん、まだシムピーしてるの? 俺、もう寝るから。起こさないでよ」
「うん、わかった〜(振り向きもせず)」
そして深夜、足に悪寒が走って飛び起きました。
「うわっ! なにっ、冷たっ!」
見るといつの間にかまみりんが布団に入り込んで、自分の足を俺の足にこすりつけてます。
「起こすなって言ったじゃんか! 冷たいよ!」
「だって、私の足って冷え性だからツラいんだってば」
「こんな冷たい足をつけられたら俺だってツラいよ!」
「え〜、やめろって言うの? 私が可愛そうじゃないの? ばーちゃんは優しく暖めてくれたのに……」
そう言われると、俺は可愛そうじゃないのか、と反論する気も失せてくると言うものです。ちなみに後から聞いた話ですが、まみママは冷たいからやめろと怒ってたそうです。
そんなこんなで冷たい足が俺の足にくっつけられてます。最初は冷たかったものの、体が慣れてきたのでしょうか、段々と楽になってきました。ほっと安心していると、まみりんの足が他の部分にくっつけられました。他のまだ暖かい部分に。ヒヤリ!
「ちょっと、なにすんの! ずっと同じところにくっつけててよ!」
「え〜、だって、もう暖かくないから熱が取れないんだもん」
 奥さん、ちょっといい話
※熱量保存の法則とは?
温度の異なる2つの物理系を接触させ各物理系に温度変化が起きたとき、熱量の総和は変化しない。旦那さんの体温にも限りがあるってことを、まみりんさんは理屈抜きに理解されているわけですね。

そう言いながらまた足を他の場所に動かしてきます。眠くて疲れてるので反論もしないで耐えてたんですが、気のせいか左足の感触がおかしくなってきたような。感触がおかしいと言うよりも、むしろ感覚が無くなってきている……?
はっと思って両足を触ってみたら、明らかにまみりんにくっつけられてた左足の体温が低いです。体温が感じられません。なんかドアノブを触ってるみたいです。自分の足じゃないみたい。
「まみりん、もう勘弁してよ! 冷たくなりすぎてるって!」
「お風呂入れば?」
「もう左足がヤバイってば!」
「うん、分かった」
そしてまみりんは右足に自分の足をくっつけてくるのでした。
そのうち我が家で凍死してもおかしくないかもしれないです。

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