ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション(目次)
オンラインモードについて紹介します。
概要
オンラインアーケード、ランクマッチ、カジュアルマッチ、ロビー作成、ロビーに参加、リーダーボード、オンラインオプションがあります。
オンラインアーケード
アーケードモード中にランクマッチの待ち受けが可能です。一番高い頻度にしてても、2本取ったくらいの割合でしか乱入されなかったので、国内ウルトラストリートファイター2に比べると待ち時間は長いです。というか、トレモでスクリュー決めて落ちてくるまでに相手が見つかるくらい、異様に速いウルスト2が凄いだけかもしれませんけれど。
なお直接ランクマッチモードでやったほうが、待ち時間が少ない気がしました。スイッチ版だとサードはあまり人が居ない印象でした。ハードでプレイヤー人口の傾向があるのかもしれません。
ランクマッチ(以降、ランクマと表記)
国別フィルタもなく、選択も拒否もなくランダムに対戦相手と戦うことになります。一試合終わったら、合意のもとで連続三回まで同じ人と対戦ができます。
勝つとポイントが増え、負けるとポイントが減ります。スト3OEみたいに負けてもポイント減らない謎仕様ではなく、一般的な緊張感があるランクマ仕様でいいですね。それだけに試合で負けた瞬間に切断する人間が多いようですが……スイッチは現時点で無料で捨てアカウント作り放題なので、品位がない人間が蔓延るのかもしれません。とはいえ、切断しすぎるとペナルティがあります。
自分でもペナルティ表示に遭遇しました。PS4版でランクマになっても操作しないで、自動でキャラ決まってしまって、試合開始したら切断、というのを2回も繰り返したプレイヤーが居たので、その人と試合開始する前にPSボタン押して回避してたら、そのプレイヤーとばかりマッチングしたので連続で10回程度拒否ってたら、ペナルティのメッセージが出てきて、なんともいえない気分になりました。逆に言うと、連続にならなければ切断し放題ってことなんですかね。なんだかな~
連勝ではなく通算で30勝すればトロフィー貰えましたが、海外プレイヤーを避ける設定などがないので、ひどい回線状況になるのを覚悟しないといけないです。自分の場合、サードで11人中2人だけマトモな状態で、残りは凄いラグでした。Xだとアメリカでも割と遊べるので、サードはラグきつめですね。このあたりはアップデートで改修してもらいたいです。
トロフィーにある青帯は1,055ポイント必要だそうです。もっと詳しい内容がこちらの記事に記載されていました。
ランクマッチの仕様は白帯から始まり、自分と同色に勝つと10pts、格下に勝つと5pts、格上に勝つと15pts入手できます(黒帯相手だと20pts)。一定ポイントを稼ぎ帯の色が変わると、それ以下のポイントには下がらない仕様です。
白帯(スタート時)
黄帯:155pts
黄帯(緑縞):305pts
緑帯:455pts
緑帯(赤縞):605pts
赤帯:755pts
赤帯(青縞):905pts
青帯:1,055pts
一例としてランクマ時の試合動画をおいときます。録画ミスではなく、海外勢だと本当にこんな風になりました(おそらくアンテナ1以下)。全部が全部こうなるとも限りませんが、こうなるの覚悟してやるほうがいいかと。
バージョン1.02で通信強度のオプションが追加されました。ANYではなく、2-5以上に設定しておけば、ここまで酷いラグには遭遇しないようになります。とはいえXだと2でもいいんですが、サードは3じゃないとややラグくなると思いますので、お好みで変えたほうがいいかと。
PS4だと、フレンド>一緒に遊んだプレーヤー、からオンラインで遊んだ相手が分かるので、プレイヤーの概要欄を見て国籍を確認したら、この方はラテンアメリカ(スペイン語)でした。南米あたりだとしたら、そりゃラグるよね。
そういえば全体的に、ウルトラストリートファイター2やスト3OEみたいな試合リプレイ保存は無さそうです。残念。
カジュアルマッチ
任意の相手とランクマ同様に最高3試合まで遊べます。こちらも動画を用意しましたが、割とまともでした。国籍はアメリカ(英語)となっていたので、北米と思われます。海外でも意外と試合になることもありそうですね。
録画環境ミスで音ズレしてますが、実際は普通に遊べてます。なおブロッキング後の反撃がやっすいですが、ラグかったからではないのでそっとしておいてください。
ロビー作成、ロビーに参加
おなじみのロビー(部屋)の作成です。ちょっと変わってるのが、ロビーが複数ゲーム対象だった場合、お互いにゲームを選んで、同じだったらランダムでどちらかのゲームになるというシステムになってます。なお単一のゲームでロビー作成した場合、選択なしにスムーズに連戦できます。
プライベートロビーだと必要なゲームだけで問題ないのですが、パブリックの場合は意外な仕様がありました。
ストアニのロビー検索
今更だけど1つのゲームタイトルのみで作成されてる部屋は
検索する側もゲームタイトルを絞らないと結果に出てこないっぽい
試しにそれぞれのタイトルのみで検索かけたら全部のゲームタイトル選択してる時には出てこなかったZERO3限定部屋とかあった(´・ω・`)— おなにん@百合好き (@onanin007) 2018年6月11日
ストアニのロビー検索、自分が検索したゲームすべてが存在する部屋しか出ない仕様のようです。Xとサードの部屋作ってもらって、単一で検索したりX&サードで検索したら出ますが、X&サード&ゼロ3だと出てきません。つまりサードの部屋作ったら、相手がサードのみで検索しないと出ません。#SF30TH pic.twitter.com/Ul5D1e1LpT
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2018年6月12日
ロビーを作ったプレイヤーが1P側になり、それ以降は勝ったプレイヤーが1P側になります。複数居た場合、勝ち抜けで負けた人は交代となります。
4人まで一部屋に入れ、オンラインオプションでパブリックにしてると自由に人が入れます。二人きりで遊びたい時はプライベートにしましょう。
PS4とスイッチで若干仕様が異なる点があります。PS4版のロビー検索をすると、一覧でアンテナが表示されています。SENアカウントは日本語表示できないので、アンテナマークで日本かを判断することになります(SteamはPS4と同じと思っていいです)。
スイッチ版のロビーだとアンテナがありません。その代わり、スイッチではアカウントに日本語を使えますので、ひらがなやカタカナの部屋に入ればラグが少なめですね。
プライベートロビーを作成して、対戦相手に入ってきてもらう手順も、機種によって違いがあります。PS4はOS標準でフレンド招待機能があるので、ロビー作成後に□ボタンで招待をすれば大丈夫です。
スイッチ版の場合、現時点ではフレンド招待機能がありません。そのかわり「ロビーに参加」メニューにおいて「フレンドのロビーを表示」という機能があるので、これを使って対戦相手に入ってきてもらうことになります。
よって現実的にはフレンドというだけでなく、Twitterなどで連絡がつく相手でないと、偶然に頼るしかないという短所もあります。今年の秋にニンテンドーオンラインが有償化するので、フレンド招待機能などが増える可能性もありますが、現時点ではムリですね。
ロビーに入ってしまえば、仕様的には機種間の差異は無さそうです。ロビーが三人以上の場合、試合をしていない時に△ボタンをおすと、自分の名前の右に眼のアイコンが表示されて、試合が始まると観戦が可能です。
もし眼のアイコンがない状態で試合が始まると、試合は直接見れませんが、試合の概要だけ見れる状態になります。
海外勢と思われる方々との対戦動画二本が微妙な内容で心配されたかもしれませんが、日本人同士でやるとかなり快適でした。スイッチ版、PS4版でともにスト2Xで対戦してみましたが、特に体感するラグがなく、進行もスムーズです。PS4のスト3サードは赤ブロギガスが出来たくらいに快適でした。買って良かった!
海外勢同士のネット対戦と思われますが、上級者だとここまでのスーパープレイを魅せてくれるくらい、オフラインなみの快適度ですね。
I FEEL THE POWER. Making Hugo 720 miracles happen even online.
— AutoMattock (@AutoMattock) 2018年5月31日
PS4のシェア機能の存在を思い出したので、ネット対戦の様子を動画にしてみました。平日のゴールデンタイムにもかかわらず、スムーズに対戦が始まり、再戦もサクサクできる様子が分かっていただけると幸いです。
スト2Xのネット対戦の動画です(二人とも福岡県。夜9時ごろ)。
スト3サードのネット対戦の動画です(福岡県と関東。夜10時ごろ)。
筆者のプレイ環境
あんまり参考にならなさそうですが、自分のプレイ環境も書いておきます。
【ネット環境】
回線種類:光回線
回線業者:SOFTBANK光(光BBユニットでIPv6使用)
ルータ:光BBユニットのみ使用(2機種とも有線LAN接続)
DOWNLOAD:平均80Mbps
UPLOAD:平均30Mbps
PING:平均15ms(東京サーバ計測)
ポート:PS4のみ開放すみ(スイッチは情報が見当たらず)
その他:この記事に書いてることは注意してます
【本体環境】
PS4:PS4 PROでSSDに換装してインストール
スイッチ:SDカード(200GB)にインストール
連射機能:未使用
コントローラー:この記事を参照
PINGに関しては、そもそもゲームサーバのIP分からないのと、P2Pで対戦してるんだったら対戦相手とのPINGが重要だと思うので、我ながら無意味とは思いますが、通常はこれくらい出てるという認識で書きました。ご参考まで。
リーダーボード
いわゆるオンラインランキングです。ランクマのランキングになるので、日本人はさすがに少なめでしょうね(ラグでまともに遊べないので)。
ストアニ5月31日の23時38分時点のリーダーボードです。 #PS4share pic.twitter.com/1qNiR01ZGY
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2018年5月31日
オンラインオプション
(重要)入力ラグは標準で3となってますが、0の方がいいと思います。
関東の知人とネット対戦した時、知人はこのオプションの存在を知らずに標準の「3」でネット対戦してたんですが、なにか違和感を覚えたのか、その後すぐに「0」にして再戦を望まれたんですけれど、驚くほど動きが変わってたのが印象的でした。
個人的には3だと動きに支障があるくらいに違和感を感じますので、環境とお好みで設定を変えてみてはいかがでしょうか。
とはいえ福岡・北海道でサードやるとラグが少し厳しかったので、0から数値を少し上げて調整した方が無難かもしれません。スト3OEのときも、北海道とのプレイヤーとは厳しかったので、この辺りはさすがにしょうがないですかね。Xだとアメリカとも意外と遊べたりするので、ゲームにより差異があると思います。
オンラインオプションの項目が少なめだったので、個人的にはPING値の表示、PINGによるフィルタリング、国別のフィルタリングも欲しかったですね。あと悪質プレイヤー対策のため、プレイヤーの切断率も表示してくれると嬉しいですかね。
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