警告
嘘喰い終盤のネタバレについても触れている可能性があるので、当記事は嘘喰い全巻読了後に閲覧することを推奨します。
第41巻の再読です。
カリ梅カウント
41巻はカリ梅なしです。扉絵でカリ梅が出てきてはいるんですが、かなり悩んだ結果、カウント対象外としました。
死神が深淵へ引き摺り込む
ここで貘さんがまさかの手段に出たのがシビれました。まさか、そうくるか!
しかもただ道連れにするのではなく、運に左右されるのを嫌ったという意図まで含まれているのが凄いっ……!
この瞬間は、ラロが貘さんに喰われてましたね。
効果音の有無
かなり細かくて驚いたのがこのシーンですね。よく見ると、貘さんしかスコッという効果音がないのに、この次のコマで両者エア交換するんですよ。
他のシーンでも貘さんがエア交換する時だけは、必ずスコッとギリギリまで空気を吸っている描写があるので、実は貘さんはエアーの温存はしていなくて、ラロだけ温存しているという伏線になっていますね。
小説や映画では出来ない、漫画ならではの伏線ですね。駭週用伏!
何重ものミスリード
三回戦目で天災を食らった後の行動も、まさか叩くこと自体に意味があったとは……
初見では暗号をさり気なく描くための行動だったのかと思ってたんですが、今思えば音から意識をそらすためだったんですね。
禍々しきブラフ
嘘喰いという作品はさまざまな敵キャラが出てきますが、梟は実に終盤に出てくるにふさわしい禍々しさを持ってますね。
ひと目みただけで、こいつはヤバイと分かる描写力が凄すぎます。
超個体
ここで超個体の話がまた出てくるとは。まさか帝国タワーの時に、この展開を踏まえて描かれていたのでしょうか。
エラ・ポーカーは八年前から考えていたとのことなので、有り得そうなのが恐ろしい……
二人同時にミスをした場合のルール
さり気なくルール説明で、第四回戦で重要になる要素が記されてますね。
一階と二階は音が繋がっている
このやり取りがかなり好きなんですけれど、そちらに気を取られていて一階から二階の音が聞こえるという描写がされてるのを初見では見逃してました。
実際はビッチペインの中に居る時だけ音が響いて聞こえてきたようですが、音が伝わるというのをさり気なく描写しておきたいという意図があるのは間違いないでしょう。
駭週用伏!
二重の意味
エア・ポーカーという言葉に二重の意味があるのも素晴らしいですね。
禍々しき宴
嘘喰い知らない人にこのコマ見せて、どっちが主人公だと思うかクイズだしても、みんな3番の「どちらも主人公じゃない」を選んでしまうのではないでしょうか。
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