警告
嘘喰い終盤のネタバレについても触れている可能性があるので、当記事は嘘喰い全巻読了後に閲覧することを推奨します。
第19巻の再読です。
カリ梅カウント
19巻のカリ梅は1個です。ほんと主人公とは思えない笑顔がステキ。
そしてまた一緒に這い上がろう
本名を名乗っての、熱い約束。
扱ってる題材はドロドロしたものなのに、読後感が爽やかに思えますね。
願い
二人の信頼関係が、この見開きに詰まっていると思います。
見えてきた屋形越え
この流れで「いよいよ最終回も間近か……」と思ってた日もありました。
実際この付近の展開は、最終回と思わせるほどの盛り上がりで、読み応えがあったと思います(今思えば、実は物語は半分ほどしか来てなかったわけですが)。
因縁の二人
ハングマン勝負であんなことになってたので、カールさんとマルコは出会ってないと思い込んでたんですが、よく考えてみたら普通に帝国タワーで出会ってますね。
マルコが珍しく怪訝そうな表情してるのが、なんかツボ。
スティグマ
嘘喰いはほんと、初登場キャラの紹介がうまいですよね。ほんの数ページで「こいつはヤバいぞ……」と思わせる手腕が見事。
電波ジャックの間、賭郎勝負で妨害を防ぐという仕組みも、嘘喰い以外の作品ではない展開だと思います。作中の独自ルーツをうまく使っていて、ほんと駭週用伏!
零號
零號が来るということは、カラカルが貘さんが欲しがるものを持っているから勝負を受けるだろう、といってた件とあわせて、こいつはアイデアルでは?という予測が成り立ちますね。
それとは別に、零號と聞いただけでここまで夜行さんが驚いてる点で、週刊連載時は「どんなやつがくるんだ……?」と気になって、次週がいつも以上に待ち遠しかったです。
実際訪れた零号は、これまたほんの数ページで存在感があるキャラで、夜行さんとのちょっとしたやり取りだけで、只者ではないというのが伝わってきます。
「また更に」というセリフと、壱號・弐號立会人という古株が呼ばれている点からして、零號立会人が元お屋形様と見抜いた人もいるかもしれませんね(もちろん自分は分かりませんでしたが)。
「奇なる事実」と、ラビリンス時の「稀なるその身」というのが、お屋形様と貘さんを対比した表現になってるのでは。
監視するもの
梟との対決シーンで、ちゃんと監視カメラが描写されてますね。
カラカルが様子を伺ってる伏線になってます。
東京都での隠蔽
たまに警視庁(東京都が管理)と警察庁(国が管理)が混同されてて、作品への没入感が割かれる残念な時もあったりしますが、さすが嘘喰いはきちんと書き分けられてます。
0円ギャンブルは警視庁がやってたので、つまり国ではなく東京都で少なくとも21個の隠蔽を行ってたことになりますね。
まさかのJOJOネタ
敢えて今まで嘘喰い関連の検索はほぼやってません。全巻再読して、自分なりに考察し終えてから検索して、他の方の記事で自分が気が付かなかった点などを知ったほうが面白い、と思ってるからです(だから的はずれな事を書いてる可能性もあります)。
そういう状況なんですが、すごい偶然でこのコマがJOJOネタというのを見かけて驚きました。これはさすがに自分で気づきえないと思ったので、全巻再読する前に知っても自分の中の考察に影響は無いと思ってます。
他にも自分が気づいてない小ネタがありそうなので、全巻再読後に考察サイトを巡るのが楽しみで仕方ないです。
巧みなミスリード
読み切り短編でクララと対決する話がちょうど掲載されてたので、あれ読んでたら似たような読み合いがあるのかな、と思ってしまったので良いミスリードになってたと思います。
この時はイカサマなしのあんな読み合いに発展するとは全然思ってませんでした。
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