警告
嘘喰い終盤のネタバレについても触れている可能性があるので、当記事は嘘喰い全巻読了後に閲覧することを推奨します。
第45巻の再読です。
カリ梅カウント
45巻のカリ梅は1個です。
ハンカチ落としの時計を決める際、初見では気づいてませんでしたが、よく見ると獏さんはカリ梅の袋開けて待ち受けてますね。
そして時計が使えないと決まった途端に、さり気なくカリ梅食べてます。
このために梶ちゃんを先にオベリスクに入れていたとは……
オベリスクの意味
朝日の中のオベリスクは、やはり何らかの象徴っぽく感じます。朝日が一番早く先端に来る場所ということで、生まれ変わるという意味合いをもたせているのでしょうか。
何度も描写される十字架
撻器の十字架ペンダント、何度か存在感をもった描かれ方をしていますが、何か由来があるんですかね。
単なるファッションにしては、特徴的かな、と気になってます。
元の髪型
自分でもなんで見逃してたのか不思議なレベルなんですが、門倉さんが夜行さんと戦う前に、ちゃんとポマードで髪を整えて昔の髪型になってますね。
なんで髪型変わってるのに今まで気づかなかったんだろ……
絶対零度
この回のタイトルが「絶対零度」だったので、一体何が起こるんだろうかと少しは構えていたんですが、待ち構えていたのは近年稀にみる衝撃的なシーンでした。
「え、どうなってるの、どうなっちゃうのコレ?!」って思ったところに、週刊連載時はここで休載だという現実。続きが一刻も早く見たくて見たくて、仕方なかったです。
普通に凄くて見ごたえのあるシーンですが、それだけではなく、二人が同じものを見ているというシチュエーションを、ハンカチ落とし終盤の前にも用意しておきたかったのではないでしょうか。
屋形越えの立会人が確定
やっぱり夜行さんなんだよなぁ。
時の経過
決着後に見直すと、とても意味深な言葉ですよね。
ハンカチ落とし
考えようによっては、夜行さん、もしかしてエア・ポーカーをディスってます?
ハンカチ落としはエア・ポーカーに比べると派手さはないんですが、立会人が大事にしているハンカチという存在を扱っており、きわめて静かで深淵なる格調があり、最終勝負に相応しい競技と感じています。
ルールを知った時点では、どう読み合いに発展するのか想像もついていませんでしたが、まさかあそこまで色々な駆け引きや状況の変化が生じるとは……誰でも知ってるゲームに、ちょっとしたルールを加えるだけで、あそこまでの盛り上がりに仕立て上げる手腕が見事です。
マジシャンズセレクト
時計をどうするかのタイミングで、奇しくも創一はマジシャンズセレクトを連想しています。
時間が関係あるんじゃないかという発言とあわせ、獏さんの企みにまったく気づいてなかったわけではなく、怪しい予感はあったのかと思われます。
獏さん自身は何もしていませんが、結果的に時報が使われることになりました。この音を他の何よりも優先、と。
せめて破れても最後は夢を見ながら逝くのだ
勝敗の行方を知った後だと、ここの言葉の重要さがよく分かりますね。
この日まで幾多の死の恐怖を味わってきた二人
この対峙を待ち望んでいた…二人
まるで夢見るように
だから
せめて破れても最後は
夢を見ながら逝くのだ
勝ったと思い
勝者として眠りにつくのだ
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