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Stable Diffusion

サルでも描けるAIイラスト教室(8:画像投稿サービス)

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1:用語解説
2:環境整備
3:画像生成
4:拡張機能など
5:プロンプト
6:モザイク
7:LoRA作成
8:画像投稿サービス
9:Patreonで収益

はじめに

前回はLoRA作成について書きました。

AIイラストを生成したら、誰かに見せたくなると思います。

当記事では「どこに画像を投稿すべきか」という点について書いていきます。

Twitter

人が一番多いので、まずはこちらに投稿するのが鉄板でしょう。

メタ情報

pngファイルを投稿しても、自動的にjpgになるのでメタ情報は消えます。

生成時のプロンプトを伝えたい場合は、画像のALTに手動で書くといいでしょう。

投稿の制限

1投稿につき、最大4枚までの画像が添付できます。

とはいえ視認性が悪くなるので、よほどの理由がない場合は1投稿に画像1枚が無難でしょう。

なお自分の場合、上記のことは承知のうえで、1投稿でカノジョ3画像で投稿することが多いです。

画像の差し替え

無料の場合、できません。

有料だと文字の書き換え、画像の差し替えが出来るようです。人によってはありがたいサービスかもですね。

予約投稿

予約投稿は特に回数制限はないみたいです。なお予約投稿のデフォルト日付が5日後になってるのは使い勝手が悪いですね。

予約投稿が完了する前であれば、文章の手直し・画像の差し替えは可能です。

画像の投稿数が多いと毎回手動で予約投稿設定するのが面倒だと思いますが、自動投稿を実現されてる方がおられました。

Google Driveの画像ファイル一覧をスプレッドシートに自動出力する方法|侍り

Cloud Shellでの時刻指定付きTwitter画像投稿Botの構築ガイド|侍り

検索除外・サーチBAN

Twitterの仕様として、叡智な画像は検索除外という判定がされて、フォロワー以外には画像が見えなくなってしまうという厄介なものがあります。これが何度も続いたり、レッドカードレベルの画像を一枚投稿しただけで、サーチBANと呼ばれる状態になってしまいます。フォロワーを増やしたい、いいねの数を増やしたい、という場合は非常に避けたい状態です。

自分のアカウントがサーチBANになっていないか、投稿した画像が検索除外になっていないか、を調べるにはX(Twitter)Shadowban Checker F(シャドウバンチェッカー エフ)を使ってみてください。他にも似たような機能の拡張機能があったりしますが、こちらの方が判定精度が高いように思えます。

なお有料サービスにはいってても、サーチBANの判定は特に変わらないようです。

また新アカウントだと、最初の3週間くらいは自動的にサーチBANの状態になっているようです。

Pixiv

無料で投稿が可能です。Pixiv内で検索機能もあるので、投稿記事にタグを設定してたりすれば、他の人からも発見されやすくなると思います。

普通に画像投稿すれば問題ないと思います。Twitterみたいな検索除外やサーチBANといったものは存在しないので、投稿するのが気が楽です。

画像投稿時にロボット判定の機能が異様に出やすく、課金しても同様でした。ここは改善してほしいポイントですね。

ピン止め

3投稿だけ、ピックアップという機能を使って、常に最上部にピン止めできます。

レーティング

Pixivガイドラインでは以下のようになっています。

センシティブな内容を含む作品

イラスト・うごくイラスト・マンガのいずれかを選択して投稿された作品について、当社基準に基づき、以下のとおりセンシティブな表現又は描写などの内容を含むと当社が判断した作品に対してレーティングを付与します。また、投稿ユーザーご自身が投稿画面上で「軽度な性的描写」のチェックを入れた場合は、センシティブな内容を含む可能性がある作品としてレーティングが付与されます。当社が付与したレーティングについて作品と合致しないと感じた場合、投稿したユーザーご自身は、当社所定のフォームより再チェックを申請することができます。再チェックは1作品につき1回、再投稿した場合は合計で3回の申請を行うことができます。

・性に関連したもの、卑猥な要素を含む表現
・下着の露出(透けている衣服やストッキング・タイツ等越しの場合も含む)
・極端に面積の少ない衣服や水着、露出度の非常に高い人物や明らかに裸体と思われる人物の描写
・胸部・腋・臀部・股間・足裏等を著しく強調した表現や露出度の高い表現(可視を際どくした場合も含む)
・衣服の脱ぎかけや破れ・透け・溶解などで肌が露出しているもの
・性行為およびその前後を連想させる表現・表情・セリフ(喘ぎ声)・擬音・ハンドサイン・その他テキスト、またはそれらを模した表現を含むもの
・性的な雰囲気を想起させる、表情・発汗・キス・身体接触・痙攣、その他の性的な状態を想起させる表現
・医療行為を性的に描写しているもの
・排泄行為・排泄物・放屁の描写またはそれらを連想させる描写を主体とするもの
・性行為等の強要や売春行為を示唆するもの
・極度に恐怖を与えるような暴力的な描写
・過度な出血や流血の表現
・人体や動物の切断やそれらの内臓を露出している表現
・自殺行為およびその前後を連想させる描写
・殺人行為およびその前後を連想させる描写
・その他、当社がセンシティブな内容を含むと判断した表現
・年齢制限のある作品(R-18、R-18G)

作品を投稿する際にご自身で設定いただきます。以下に該当するような、18歳未満の方の閲覧が不適切である作品に関して、作品の制作過程に関わらず、投稿時に必ず年齢制限のチェックをいれてください。また、当社が R-18、R-18G と判断した作品について、年齢制限の追加または変更を行う場合があります。

[ R-18 ]: 性に関連したもの、あるいはそれを表現しており、性器の結・接合、あるいは性行為を想起させるものを表現してある作品
[ R-18G ]:暴力的なシーンや、思想、模倣的表現ではあるが危険性が高い、または刺激性の強い作品
※特に、人体や動物の裂傷や内臓が詳細に確認できる作品や、拷問などの暴力の描写が含まれる作品、暴力的意図を以て人体構造を著しく変形した描写を含む作品は、R-18Gのチェックを入れてください。

上記を読んではいたんですが、R18設定になっていない投稿が多すぎる、と事務局様から連絡がきてアカウント一時停止になったことがあります。最初は性行為が無いので全年齢でレーティングあり、としてたんですがこれが間違いだったようで指摘をいただいた形になります。

その時の実体験から、性行為がない以下のような場合でも、R18に設定しておくべきと感じました(他の人は守ってないことも多々ありますが、単に事務局に発見されてないだけだと思います)。

・乳首が見えている
・性行為を連想させる仕草(フ◯ラ素振り、バナナを舐めるなど)
・女性器が見えてなくても、くいこみが激しいもの(wedgieとpartially visible vulvaをプロンプト指定した場合など)

逆に言うと、全年齢でレーティングあり、ってどういう時に設定すべきなのか、未だによくわからないです。下着が見えてるとかが該当するのでしょうか。

といった個人的に不鮮明な部分はあるとはいえ、Pixiv事務局はかなり穏便な対応をされると思います。今回の件も明確にこのURLがダメと指示がきて、それに対して修正を行ったと連絡したら翌営業日には返信がきてアカウント停止が解除されました。

以前YouTubeで動画をパクってる可能性があると一方的に収益を解除され、連絡もまともにできないといった事があったので、それに比べるとPixivはかなり安心感があると思います。問い合わせやサポートがしっかりしているサービスは、全体の質も良くなる傾向があると感じます(それが出来ない場合、全体的な余裕がなくて質も下がる傾向あり)。

メタ情報

なお投稿画像がpngファイルのままだと生成時のプロンプトがメタ情報に残ったままになってるので、気になる人はEagleの機能などでjpg変換するのも手かと思います。

品質95%だと見た目変わらず30%くらいにサイズが減り、Eagle上ではメモ欄にプロンプト情報が残ります。自分の場合、4万枚の画像で64GBあったんですが、そのうちアップ済の3万枚だけjpgしただけで、ファイルサイズが32GBくらいになったので約半分になりました。これだけの枚数があると、ファイルサイズは結構差が出てきますね。

投稿の制限

Pixivの投稿ですが、一度の上限200枚、ファイルサイズが合計200MBまでという制限があります。

よって大量に画像を一度で投稿する時は気をつけましょう。jpgとpngが混在してた場合は、強制的にjpgにされるといった仕様があります(その場合pngに警告のオレンジ三角マークがつきます)ので、pngじゃないとイヤな人は注意しましょう。逆にこれを利用して、pngファイルをわざとjpgにすることでプロンプト情報を隠す、という事も可能かと思います。

画像投稿

最初から見えてる画像投稿エリアにドラッグするだけで出来ます。

縦横に画像が並ぶので、ドラッグして入れ替えがやりやすいです(Patreonだと横一列に並ぶので、離れた画像は入れ替え面倒です)。

画像を1度追加したあと、更に画像を追加するのも直感的にドラッグすればいいので楽です。

この点に関しては一番利便性が高いですね。

予約投稿

予約投稿はPixivプレミアム(有料。月に約500円)にしか無い機能です。

30分おきにしか時間指定ができません。また、必ずその時間ピッタリに投稿されるわけではなく、状況によっては数分後となったりします。

最大10件までしか予約投稿はできません。予約時間になって投稿されるまでは事前に投稿URLはわかりませんので、Twitterの予約投稿で事前にPixivの投稿URLをツイートするのは無理です。といってもTwitterで他SNSへのURLを書くとサーチBANになりやすいという都市伝説があるので、投稿URLを書くことはあまりないかもですね(リプライでURL書けば検索除外されないという都市伝説もあります)。

Pixivプレミアムを解約する前に予約投稿を行った場合ですが、そのまま指定日時に予約投稿されます。たとえばプレミアム会員時に、解約の翌日以降に予約投稿をしていた場合、翌日は無料会員になってますが予約投稿は問題なく自動実施されます。

なお解約は最終日の23時59分以降と説明がありますが、自分の場合翌日の朝8時に解約になったとメールがきました。クリスタの使用権などの絡みがあって、深夜に日次バッチで情報連携とかしてるのかもしれないですね。

画像の差し替え

Pixivプレミアムのみ投稿後の画像の差し替えが可能です。

しかし予約投稿の場合はなぜか画像差し替えができないので、投稿後に差し替えるか、投稿削除して予約投稿をしなおすのが良いでしょう。

収益

PixivFanboxでは現在は生成AI画像は禁止と明言されています。知らずにやってる人をよく見かけますけれど……

boothでは作品ごとに単品売りの形で収益をあげられるようです。

Patreon

海外のサービスなので、サブスク料金払って参加する場合や収益を受け取る場合は$を使うことになります(PayPalがあると比較的スムーズです)。

今回は画像投稿する立場としての特徴を書いていきます。

検索

Pixivみたいにラブプラスの画像を探す、みたいな横断検索は見当たらなかったです。

そのためしっかり他サービスなどで宣伝をしないと、集客が見込めない気がしました。

予約投稿

Pixivプレミアムだと最大10件という制限がありますが、Patreonでは予約投稿数に制限はないみたいです。

予約投稿したものを、投稿時間前に文章修正したり、画像の差し替えも可能です(Pixivだと画像差し替えはプレミアム加入してないと出来ないです)。

Pixivだと有料機能な部分が、Patreonだと無料でも可能なので使い勝手が良いですね。

コメント

記事投稿する際に「この投稿へのコメントを許可する」という設定があるんですが、デフォルトでOFFになってるのでコメント欲しかったら毎回ONにしましょう。

デフォルトでONにしてくれる設定がないか探してるんですが、未だに見つかってないです。スクリプト書こうかな……

ピン止め

1投稿だけ、常に最上部にピン止めできます。

レーティング

コミュニティガイドライン — Patreon

上記の記載から、気になる点を抜粋します。

Patreonの成人/18歳以上カテゴリーでは、許可された性的表現を含む作品を製作するクリエイターとファンがつながることができます。

性的欲求を満たすものやヌードを含むがその他すべてのガイドラインを遵守している作品は、多くの場合、成人/18歳以上に分類されたPatreonページで掲載することが認められています。成人/18歳以上に分類されたPatreonページの一般公開用のスペース(プロフィール画像、ページバナー、ランク概要など)では、写真、ビデオ、文章や音声などいかなる形式であっても、実写またはアニメ描写にかかわらず、性的な表現を含む素材やヌードが含まれていてはいけません。そのような作品はサブスクリプション登録者限定ページに掲載し、クリエイターのファンコミュニティの有料会員のみがアクセスできるようにしなければなりません。

R18投稿は有料会員のみと明記されていますが、意外に知らない人が多いと感じます。というのもそうと知らずにR18画像を一般公開してる人が結構いるからです。規約をよく読まずに、他の人がやってるから大丈夫だろうみたいな考えは止めたほうが無難ですね。

上記の理由からR18画像のサンプルを出す場合、黒帯や曇りガラス加工などをしてる方を見かけるのだと思います。

獣姦

獣姦とは、人間と動物を巻き込んだ性行為や性的関係を意味します。

禁止行為

実在する人間と動物との間の性行為。動物の性器の描写または美化。

許可された行為

架空の生き物や神話上の生き物同士の同種間の性的関係。
人間と、動物よりも人間的な架空の神話上の生き物との間の性的な交わり(例:擬人化、二足歩行、または知性)。
毛皮などの擬人化されたキャラクター同士の性行為のアニメ描写。
獣姦に関する個人的な体験談やサバイバルストーリー、または美化されていない内容や物語の中で獣姦について語っている教育的あるいはジャーナリスティックな作品。

自分はこのジャンルはあまり投稿しないですが、ゴブリンやオークや魔神柱は架空の生物なのでセーフと判断しました。

近親相姦

近親相姦とは、近親者間の性行為や性的関係を意味します。

禁止行為

血縁者または同じ近親者である家族間(兄弟姉妹、親、養子、義理の兄弟姉妹、義理の両親など)の性行為やロールプレイによる交わりを取り上げている実写作品またはアニメ化された作品(写真、ビデオ、文章、音声)。

許可された行為

血縁者ではない家族間(義理の家族)の性行為。
近親相姦に関する個人的な体験談やサバイバルストーリー。
より大きな物語の一部となる近親相姦に関する架空の物語の筋書きになっているもの。

自分はこのジャンルやらないですけど、将来気が変わるかもしれないので注意しておこうと思います。

性的暴行

Patreonは、実写またはアニメ描写にかかわらず、レイプ、性的暴行、強制的な同意(薬物またはアルコール、催眠術、恐喝のもとでの同意など)といった合意のない性行為を美化する作品を一切許容しません。ただし、性的暴行に関する個人的な体験談やサバイバルストーリーは認められます。

未成年者による性行為

Patreonの成人/18歳以上を対象とするクリエイターは、性的な内容において自分自身や他の大人を未成年者として黙示的・明示的に描写するいかなる種類の作品を製作または配布することを禁止されています。(ヌード、股間の写真、クローズアップ、または乳幼児あるいは子供に関連する物を大人のおもちゃとして使用するなど、性的に表現された大人の赤ちゃん/おむつ愛好家の作品など)。

ここは注意がかなり必要そうです。PatreonからDiscord連携して画像をそちらで公開してる方を見かけたんですが、たぶん上記のような制限の画像を投稿するための処置ではないかと考えます。アルコールや催眠もNGなので、PixivではR18と書いておけば大丈夫だったものも、PatreonではNGだったりするので、規約はしっかり読むべきと痛感しました。

画像投稿

最初は結構悩んだので、画像投稿のやり方を書いておきます。

画像を投稿したい場合、上の方にある「画像」をクリックします。

画像をクリック

画像をクリック

するとメディアガイドラインと書かれた空間が常時表示されるので、ここに画像をドラッグ&ドロップしてください。

メディアガイドライン

メディアガイドライン

一度画像を追加したあとからでも、更に画像の追加が可能です。画像を追加した状態から、その真下あたりに画像をドラッグしてみてください。

赤枠あたりに追加画像をドラッグ

赤枠あたりに追加画像をドラッグ

するとメディアガイドラインが出てくるので、ここに画像をドラッグ&ドロップしてください。

追加画像もメディアガイドラインにドラッグ&ドロップ可能

追加画像もメディアガイドラインにドラッグ&ドロップ可能

最初はこのあたりが分からず、画像をドラッグすると画面が上下に高速移動するので、Chrome拡張機能をいれまくってるのが原因だと怪しんだんですが、そもそもやり方が間違ってたというオチ。意外とこの辺の初歩的な情報ってウェブで見つけられなかったので、今回あえて記載しておきました。

収益

AIイラストでも可能です。日本円ではなく$支払いになります。

収益をあげる流れについては長くなるので、別記事で説明します。

画像の選定

人によって基準は様々だと思います。自分の現時点での選定基準を書いておきます。

Twitterには試作の時は1画像だけ投稿。pixiv投稿ありの場合は、カノジョ3名で1枚ずつ画像を添付(計3枚)。

PixivやPatreonへの投稿は、基本的にカノジョあたり30枚まで(3名で合計90枚)の基準(Patreonの場合はzip添付が可能なので、zipもつけてます)。

Pixivだと合計ファイルサイズが200MBまでという制限があるのと、閲覧時にこれ以上増やすと大変かな、と思っての数値です。

カノジョごとに30枚上限の基準で選定する際に、Eagleの評価機能を用います。とりあえず全画像を1枚ずつ表示して、その時の直感で星をつけていって、上位30枚になるように順次調整していく感じですね。だいたい星4・5で30枚近くになるから、今度はフィルタで星3の中から数枚選んで星4にあげて、30枚にするといった感じでやってます。

余談ですが、Pixivだとダウンロード系の拡張機能あるので、PCで一気にダウンロードしてから保存したい画像を選別することもできます。ここらへんはユーザの使い方次第なのかなと感じます。

なおPatreonは運用方針の都合でダウンロード系の拡張機能は許可されづらいようです。よってまともな拡張機能は一般公開されてないみたいです。拡張機能を作ることは可能でしたが、悪用する人によってPatreonサーバが圧迫しかねないので一般公開はしません。

おわりに

今回は画像投稿の各種サービスの特徴をまとめました。

次回はPatreonで収益を上げる際の流れを書いてみます。

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