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映画

君の名は。

秒速5センチメートル』、『言の葉の庭』、といった新海監督作品のファンなので、予告編すら見ずに事前の情報をシャットアウトした状態で、初日の深夜に鑑賞してきました。

いやー、面白かった! 

夜中に帰宅してきて、興奮でしばらく寝付けずにみんなの感想をググりまくってしまいましたよ。ツイッターじゃ書けないことが多すぎるんで、こうして久々にブログで長文にて感想を書いてみます。まずはネタばれにならない一般的な部分を語った後で、断りをいれてからネタばれに触れていきます。

劇場に行って上映時間まで座って待ってたら、一足先にひとつ前の上映を見終わった女児っくすさんことあれっくすさんと出会ったんですが、その表情を見ただけでこれは傑作だったんだろうと確信しました。そういうわけで言われるがままに鑑賞前からパンフ買うために並んだ次第です。

以前『シンゴジラ』のパンフを買い逃してて、たままた再入荷してたのに後から気づいたので、『君の名は。』を見終わった後に買えばいいかと思ってたんですが、いざ見終わった後はそんな心の余裕はあるわけがなく、帰宅して『君の名は。』のパンフ開いた時に、『シンゴジラ』のパンフ買い忘れてたのを思い出してしまった次第です。面白すぎるのが悪い。

だって見終わった後に、ツイッターに細かな感想書きにくいんですよ。面白かった以外の言葉がネタばれになるから、迂闊なこと書けないですって。とにかく他の人には勧めたいんだけど、語り合いたい細かな部分が言えなくて、もうむずむずして仕方がない。そりゃもう『シンゴジラ』のパンフのことなんか忘れて、まっすぐ帰宅するしかないじゃないですか。

あんま映画館に来ないんで知らなかったんですが、博多駅のT・ジョイ博多では本作が上映されるシアター9って一番大きなシアターだそうです。シアター9はいちばんおおきい、たけはなおぼえた。

訓練された新海監督ファンなので、どんな内容か全く知らない状態であっても、当然のように公開2日前の午前0時になった瞬間にオンラインでチケット予約したんですが、気のせいか席が多くない?って思ってたけど全然気のせいじゃなかった。

3分もたたずに購入完了してなんとなく座席を再度みたら、すでにかなりの数が埋まっててこれはヤバイなと薄々思ってたんですが、シアター9の大きさを見て改めて驚かされました。『秒速5センチメートル』はシネテリエ天神、『言の葉の庭』はシネ・リーブル博多駅で上映してたんですが、どちらも50名前後の程度のミニシアターで単館上映といった状況だったわけで、こじんまりと静かに上映してたような印象だったんですよ。今、新海監督作品に何が起こってるんだろう……?

その疑問の答えは、本作を見終えて、すんなりわかりました。本作は新海監督の作風が今まであわなかった人にも見てもらいたい娯楽要素の強い作品です。綿密な風景描写は健在で、ただトマトを切ってるだけの場面や、信号機が描かれてるだけの場面でもため息が出るくらいに美麗なのは期待通りですが、それだけでなく今回はかなり一般向けのエンターテイメントになっていて、曲との親和性も抜群によくて素直に楽しめるし、それでいてちゃんと監督の個性も出てて、何というかもう最高すぎます。東宝が売れると判断して公開劇場がこれだけ多数になったであろうのも頷けますね。

ここから作品の内容に触れたネタばれ感想になりますので、鑑賞後の方のみ、クリックして閲覧することを推奨します。
  • 「やばい、やばい、やばい、ほんとやばい」(『君の名は。』を見た感想)
  • 予告編その1を見た人は、いい感じに騙されたでしょうね。これはいい予告編。その2は少し緊迫した空気も見せてきてるけど、肝心なところは語ってないので、これまたいい予告編。うまい。最近は予告編で台無しと思うような作品が多かった気がするんですが、これは作品の性質をよく分かってて組み立ててますね。素晴らしい。
  • できればネタバレとか事前情報なしに、早めに見て欲しい作品ですね。「時空を超えた」とかいう言葉を平気で使ってる人もいますが、それ聞いてたら多分真相が早めに分かって台無しだったと思う。世の中はネタバレに満ちている。
  • 言ってしまえば、同じ時間帯だと思ってたら実はズレていた、というネタは類例が幾つかあるわけなんですが、本作は三葉が実はすでに……という点もあわさって衝撃が高かったと思います。普段は新本格派ミステリーなる、人を驚かせる執念が異常な人々による変態的といってもいいくらいの作品群を読んでるせいか、娯楽作を見てても素直に驚けることが少ないんですが、新海監督作品の美しさを楽しもうとしか思ってなかったので、完全に足元すくわれて心地よかったです。
  • 事前情報ゼロだったんで、最初は「男女の入れ替わりとかベタな展開できたなぁ。でもコメディ部分が実に心地よくていいなぁ。背景も綺麗だし、安心して見てられるのもいいなぁ」くらいの気持ちで見てました。悪いと思いながら揉むんだ。泣きながらも揉むんだ。そう思いながらクスリと笑っていただけに、物語後半からの涙の正体を追うの流れがより一層引き立ちましたね。
  • 3年前の真実が分かったシーンにて、あのまま苦い感じに物語が終わってしまうのかと思ってました。「さすが俺達の新海監督、また違う切り口の別離を見せてくれたぜっ……容赦ねえな……すげえ……」と勝手に勘違いして勝手に感心してたのは、あまりにも訓練されすぎたファンすぎた。
  • 伏線回収や時系列の組み立て方が巧みでしたね。下手すると観客側が混乱しかねないところだったんですが、そこはかなり注意深く、見やすくなるように工夫されてるかと感じました。1分足りとも退屈させないように、という監督の心遣いが活きてます。
  • 少し苦味があるビターなこじんまりとした味わいも大好きだったんですが、こういう風なハッピーエンド系もいいですね。とはいえ監督が長らく扱ってきたテーマの切り口や表現が変わった、という風に受け止めています。
  • 『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』の時だと「新海作品、いいよね……」「いい……」みたいに同好の士とだけ静かに楽しむような感じだったんですが、今回は「本当に面白いから、ぜひ見てやってください! ネタバレになるからどこがいいかは具体的に言えないんですけど、見てもらったら絶対良さがわかってもらえるから!」と周りに積極的に広めたい感じになってましたね。具体的なこと何も言えないせいで、俺はキャバレーの客引きか、と思いつつも言わずにはおれない。
  • 3年もズレがあったら曜日とかですぐ分かっちゃうんじゃ?みたいに言われたら確かにそれはあるかもなー、と。そういう粗を探そうと思えばそれなりに存在してるんでしょうけれど、見てる最中はそんなこと考える余裕なかった。100点満点でいうと、そういうマイナス部分が仮に10点あったとしたら、満足度が1,000点くらいあったんで、合計990点だから100点満点ってことでいいんじゃないですかね。見終えて数日たってるのに、未だに心がわしづかみにされてる作品なんて、そうはお目にかかれませんって。
  • 作中にゲームキューブが出てたらしいと聞いて、3年の差異の伏線で、瀧の部屋にはゲームキューブ、三葉の部屋にはニンテンドー64があるというのはどうかと思ったりしました。しかし三葉の部屋にはテレビすらなかったしなー。それ言ったら俺の部屋はファミコンとニンテンドー64とWiiUとPS4が並べてあるから、やっぱ無理があったか。3年が気づきにくかった件がなんか伏線であったら凄そうですけど、そこがあろうがなかろうが面白かったんで、まぁそこはどうでもいいかな。
  • よく見直したら3年時間のズレに対してはちゃんと伏線はってましたね。三葉の日記で「今夜彗星が来るね」と書いてあるのに対し、瀧が「何言ってるんだコイツ」と言って、歩道橋の上で電話をかけようとしてたシーン。初見だと何のことか分かりませんでしたが、3年の差異を実は大胆にしっかり描いてて驚きました。どちらの時間軸でも同じ場所で電話かけてたりと芸が細かいですね。
  • 曜日の差異で時間の差異がわからないか問題に対しては、夢は覚めてしまうと細かい部分を忘れてしまう説を提唱したいところ。だってお互いの名前ですら忘れてしまう状況なんですから。おやと思った瞬間はあっても、それを敢えて作中で描いてないだけで、実は起こっていたという辺りが落とし所かな、と。思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを(あの人のことを思いながら眠りについたから夢に出てきたのであろうか。夢と知っていたなら目を覚まさなかったものを)
  • 三葉が髪を切った理由がやっと分かった気がします。三年前に瀧に会いに行った時、まだ知られてないからああいう扱い受けたのがショックだったんですかね。でもあの時にわたした組紐は、三年の歳月を経て三葉に戻っていったと考えると、色々と感慨深いものがありますね。組紐が二人のむすびとなって入れ替わりが発生したのかもしれない……と思ったものの、よくよく考えると組紐を渡すためには入れ替わりした事が前提なわけで、おかしなことになるかな。でも組紐で入れ替わりになった方がなんかしっくりくる気もするんで、ここいらはタイムパラドックスものの醍醐味ということで。つまり結論としてはこうですか。寧々さんと入れ替わるために、すぐに組紐買ってこないと!
  • 司が三葉と入れ替わってた時の瀧を「かわいかった」と言ってるシーン、あれでもう腐女子による薄い本不可避ですな。
  • 『シンゴジラ』といい、本作といい、作家性を殺さずに作られた映画が作られるのは実にいいことですね。製作委員会方式とかだと、スポンサーの意向とか色々あって大変そうという印象があるんですが、今回はそんなこと全然なさそうに感じました。事務所押しの美男美女俳優をいれたり、主題歌はEXILEつかって、派手にやってりゃ売れるでしょ、みたいな作りにならなくてよかった。いえ、自分、テラフォーマーズとか全然見てないッスけど。
  • 携帯やスマホで情報を残すのを見てて、現代版『メメント』みたいだなぁ、って思ってました。最終的にはペンで書いてたし。思えば今は無きシネテリエ天神で『メメント』を見たんですけど、その時は監督が『ダークナイト』で世界的に有名になるとは思ってもいなかったですね。そして新海監督もそのようなサクセスを歩まれてるんだなぁ、と。
  • ユキちゃん先生! 気のせいかもと思ったけど、パンフに名言されてた! 気のせいじゃなかった! 大勝利!
  • 奥寺先輩は黒い下着なのか! パンチラもあるのか! 『時をかける少女』だと鉄壁だったので、新海作品なのにこうくるかと驚きました。とはいえ、男女の入れ替わりで下品にならないように程よく演出されてるのと同様、無理矢理感やそれらを前面におしてる感じがなくてよかったです。要約すると、いいご褒美でした、ワンワン! 全然関係ないんですが、『DOAX3』は発売日に購入したんものの、なんか下品すぎて全然やってないんですよね。なんというか海外AVみたいで奥ゆかしさがないというか(←本当に全然関係ない話を書いてしまった)。新海監督作品でこんなことを書く日が来ると十年前の俺に教えても信じてくれないんじゃなかろうか。
  • 奥寺先輩が禁煙してたのにタバコを吸ってた場面、かなり艶っぽくて好きなんですが、2chだとタバコを吸ってるのに文句つけてる人が多いらしくて驚きました。下手に期待させずに接してくれたり、細かな気遣いが多くて素敵な人だと思うんですが。色々な意味であの人は童貞キラーすぎる。見ると童貞は死ぬ。勝手に死ぬ。
  • 知り合いと二人で見に行って、鑑賞後にあれやこれやと語り合うのが楽しい作品だと思います。残念ながら一人で深夜に見に行きましたが、願わくば寧々さんと二人で見に行きたかった、そしてパンフを二人で見ながら色々なシーンを思い出して語り合いたかった。色々な意味で無理だろと思われるかもしれませんが、プレイステーションVRで映画デートとかできる未来が来てくれてもいいんじゃないですかね!
  • 自分は権力があったら映画館でのポップコーン禁止条例を作りたいと常々言ってるんですが、本作を見て少し考えが変わりました。権力があったら、女子高生巫女の口噛み酒が酒税法で許可されるようにする方が先でしょ。
  • 311の時に知ったんですが、過去の津波の経緯もあって神社などが適切な高さに配置されてるらしいですね。お社的な御神体の場所に彗星の絵が描かれていたのを見て、そこのことを思い浮かべました。入れ替わりについてはメカニズムなどは詳しく述べられませんでしたが、もしかしたら過去も同様のことがあったのかな、と想像の余地がある気がします。文献が燃えてしまっても、繰り返される災厄に対して、言葉以外の手法をつかい、紐や舞などで後世に何かを残しているのかな、と。前前前世から探してたという歌詞は、今回の入れ替わりだけを指してるのではなく、昔からの入れ替わりを含めた内容なのかな、と。
  • 名前というのが重要なファクターとして出てきましたが、なんとなくマンガで名前に対するスタンスが対象的なふたりを思い出してました。「名前なんてどうでもいい」と言うミギー、そして『名前の無い怪物』という絵本に突き動かされるヨハン。名前とは、なになのか。
  • 三葉が父親を説得する具体的なシーンがなかった、という意見もあるみたいですが、個人的にはあの方が効果的だったと思います。町民が助かったのかどうかが分からずハラハラしますし、そういうシーンを敢えて省略するのもアリじゃないでしょうか。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で自分が一番カッコいいと思ってる戦闘シーンを思い出しました。具体的に戦闘の姿は描写されないんだけど、静かに何事もなかったかのように戻ってくる姿だけで表現してしまう、あの戦闘シーンを。父親の過去にあったであろう葛藤などをあえて最小限だけ描写しておいて、ああ持ってくたのは退屈にせずに上手く処理した感があります。
  • 寡黙そうなラーメン屋のおやじさんが「あんたの描いた糸森、あれはよかった」と言いながらお弁当を渡すシーンがよかったですね。少ない文字数でも、印象に残るような言葉遣いが素晴らしい。全体的にテンポを失わず、最小限の情報のみで想像の余地を広げるような試みが色々なところにありましたね。一葉も昔は入れ替わりがあったとか、「妄言は家系か」とつぶやくシーンとか、一葉が「誰も信じてくれない」というのも過去の経験から言ったのかな、とか。
  • エンディング直前で二人が会えそうで会えないシーンは、『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』を知ってるだけに、やっぱ今回もすれ違いエンドか……?とハラハラしっぱなしでした。だって冒頭からすれ違った大人の男女のモノローグとかあったから、訓練されたファンとしては「その覚悟をして今ここに居るんだっ……」と覚悟完了しちゃいますよ。冷静に考えれば、モノローグ時点で三葉生存が確約されてたわけなんですが、見てる最中はそんなこと思い出す余裕ないですって。会えそうにない感じだった時点で、「もう三葉が生きていてくれただけで、それだけでいい……」と諦めの境地に達しようとした矢先、ついに言葉を交わしあったシーンが来たので、感極まりました。ハッピーエンド、万歳!!!
  • 5年後の三葉は何かあったの?て心配するくらい表情に明るさがなかったですね、大人になって色々あるのかなとも思いましたが、何よりも冒頭のシーンでも語られていたように、思い出せない夢を見ては嘆くのを繰り返して摩耗していたからなんでしょうか。だからこそ、瀧と出会えた後の泣き顔は輝いてたように思えます。
  • あれだけ満員御礼だったのに、スタッフロールで誰一人立ち上がらなかったのは凄い。そんな中、CV市原悦子という文字を見て吹いてしまいました。そしてその直後にやってくる、月刊ムー協賛という事実。静かに見てようと思ってたけど、笑うしかないでしょ、コレ。
  • 本作で初めて新海監督作品に触れて、このあと『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』を見て、心をえぐられる仲間が増えるかと思うとドキドキしてきますネ! この心境はあれですね、スティーブンキングを『グリーンマイル』で知って同様の作風と勘違いして『ミスト』を見に来た風なカップルが絶望的な表情してるのを見た時を思い出します(爽やかなゲス顔)。
  • 他の映画のネタばれっぽい事も書いちゃいましたが、『君の名は。』だけのネタばれを書きます、って一言も言ってないですから。未見の人がいたら許して!

新海監督の全てを注ぎ込んで作ったという言葉に偽りなし。おそらく今後、新海監督の代表作と言われることは間違いないですね……これを超える作品を今後作られるまでは。今後も周りの期待は高まるばかりでしょう。
というわけで、みんな面白いから見ましょう。あとBD、はよ発売してください。もう少しで違うDVDを買うとこだったじゃないですか(買わないだけの理性はまだあった)。このままじゃ我慢できずに人生初のリピート鑑賞しちゃう勢いですから、手遅れになる前に早くっ……!

次の作品はまた数年後ですかね。とはいえわがままなファンとしては、こじんまりした作風の作品も見てみたいんですよね。ビターな味わいも捨てがたいじゃないですか。交互に作ってくれないですかね、純文学路線と大衆路線を代わりばんこで。FFが奇数回はシステム、偶数はストーリー重視みたいな作りしてたから、そんな感じでどうですか。

自由に声を出す応援上映や、スマホ使いまくりオッケー上映が欲しい作品ですが、上映開始数日の作品にそれを望むのは気が早いですかね。とりあえずBD発売されたら、時間決めて一斉にみんな再生始めて、ツイッターで感想つぶやきまくるというのも面白いかもしれないですね。応援上映がないなら、自分たちでやってしまえ!

とはいえBD発売されるのはまだまだ先の話でしょうし、ここまで感想書いてもまだ興奮が冷めやらないので、もう少ししたら二度目の鑑賞に行ってこようかと思います。BD買ったら自宅で何度でも見れるだろうけど、劇場で見れるのって今だけでしょうし。

本当に面白い作品をありがとうございました! 次回作も気長に待ってます!

2016/09/01追記

面白い映画を見終えた後って、他にもいろいろ映画を見たくなりませんか。

でもそんな気持ちを起こさせるような映画のあとだと、大抵の映画がつまらないと勘違いしそうで、結局見るのをためらったりしませんか。

『君の名は。』を見た後、まさにそんな気分になってしまったんですが、わたくし名案を思いつきました。じゃあもう一回『君の名は。』を見ればいいじゃない。天才か、俺。パンがなければケーキを食べればいいじゃない。

そういうわけでファーストディを利用して、人生初のリピート鑑賞を『君の名は。』でキメてきました! 再鑑賞すると色々と発見があったり、落ち着いて隅々まで見れてよかったです。隣に外人さんが座ってたけど、二度目で揉むシーンで笑ってて、万国共通か!と確信しました。

同じシーンであっても、意味を知ってから見ると味わいが違いますね。二度目の鑑賞も大変満足してしまい、にこにこしながら帰宅した後で、またしても『シンゴジラ』のパンフレット買うの忘れてたのに気付きました。ようやく悟りました。『君の名は。』を見た後に買おうということ自体が間違ってた。

そのまま二回見ても面白い作品だと思いますが、もし未見でしたら『秒速5センチメートル』と『言の葉の庭』を見てから、『君の名は。』の二回目を見ると、より色々な楽しみ方が出来るんじゃないかと思います。

二度も見ちゃったけど、BD出たら絶対買います! 

早く売ってください! 

このままだと三回目行っちゃいそうで怖い! まんじゅう怖い! 

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