発売日に購入したというのに、仕事が多忙だったり転職したり、といったことがあってプレイするのを中断したまま二年近くたってしまいましたが、ようやくクリアしました。結論からいうと、大変面白かったです。
なんで間があいたかというと、探偵パートの存在ですかね。裁判パートは面白くて途中でやめれないほどなのに、探偵パートになるとテンション落ちてるのが自分でもはっきり分かるという。そこでゲーム中断すると、あー探偵パートやらないと裁判いけないんだー、てな気分になってダルかったのかな、と。
でも過去作に比べると、探偵パートも改良されてて、一度調べたところは分かるようになってたり、比較的スムーズに進む感じになってたと思います。でも一部のファンからは楽しみが減ったという意見もあるので、このへんの調整は難しいんだろうなぁ、と思いました。裁判パートだけにしてくれたら最高なんですけど、流石にムリすぎるかな。
ストーリー的には前作の4がちょっとシリーズ継続できるのか心配な内容だったので、今回の5で完全に復活してくれたようで安心しました。シリーズ1〜3の神がかった完成度には流石に及びませんが、あの4のハンデがある中で、4のことを無かったことにせずに、きちんと5のシナリオの要所要所で活かしつつ、ここまで面白いものに仕上げてくれたのは奇跡的だとすら感じます。
なかなかボリュームがあったDLCシナリオも遊びました。3話のあとでDLCやったんですが、クリアした今となってはなんとベストなタイミングで遊んだんだろう、と自分自身にでかした!と言ってやりたい所存です。ナルホド君の復活がいいタイミングで出てきたあとに、あの最終話へ続く流れを味わう、とはなんとも贅沢でした。
最近は映画とか小説とか味わっても驚くことはそんなにないんですが、さすがは逆転裁判、何度も驚かされてしまいました。特に終盤の展開とか、伝説的になった2の最終話とまではいかずとも、かなりスリリングな状況で凄かったです。
ファンサービスもあったし、ほんとお腹いっぱい楽しめました。一番笑ったセリフは、けっこう凄い人物を証人召喚しようとした時に「今更そのくらいの証人じゃ驚かない」って言ってたシーン。まぁ初代の頃から衝撃的だったしなぁ。
ただ、難易度がそんな高くなかったので、シナリオや演出には驚いたものの、「え、ここでこの証拠品を?!」みたいな事がなくて、少し残念でした。まぁ面白かったんですけれど。
次は7月に大逆転裁判も発売されるんで、楽しみですね。仕事が忙しくなりそうなんで、暇になって一気に遊べそうな時期を見計らって、シリーズ最新作も遊んでみようかと思います。この出来なら、当然次も面白いだろうと信じて。
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