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ゼノブレイドクロス(クリア後感想)

ゼノブレイドクロスのクリア後感想 WiiU

ようやくクリアしました

ダウンロード版を購入し、購入直後の感想を書いてから、ブログの更新がみごとに一ヶ月近く停滞してしまいました。色々寄り道して74時間5分でようやくクリアしましたが、これでも前作『ゼノブレイド』[A] … Continue readingよりは時間かかってないので、未プレイの人にとっては驚きかも。

クリアした後もやり込み要素が異常なくらいあって、あれからさらに20時間以上も遊んでしまいましたが、まだまだ底が見えません。マジで300時間以上遊んでしまうかもしれない(コスプレ衣装を獲得するために)。

面白かったかどうかと問われると、面白くなければ70時間以上も遊んでないのは確かなんですが、手放しに褒められないところがあるのも事実です。前作であれば本体ごと購入を勧めるくらいだったんですが、今作はそういう事は言えないですね。かなり尖った作品なので、そりが合えば最高に面白いですけれど。そういうわけで、買おうかどうか悩んでる人向けに、前作との比較も踏まえた長所・短所を羅列してみます。

長所

  • オープンワールドをジャンプしながら駆け巡れる。移動もスキップトラベルで快適。ロードが生じる時もあるが、かなり少ない。
  • ドール(自分用のロボット)を手に入れた時の感動
  • 奥深い戦闘システム
  • 尋常ではない量のやりこみ要素

短所

  • ストーリー
  • アイテム収集関連の不親切さ
  • ネットワーク関連
  • 音楽(悪くはないが、前作のように心に残るものがない)
  • チュートリアル不足
  • UI、システム周り(字が小さい、オンラインメニューが変な場所に表示、など)

前作『ゼノブレイド』の気に入った箇所が、上記の短所に含まれるようでしたら、遊ばないほうがいいかもしれないですね。特に熱いストーリーが気に入ってて、今作にもそれを望むようでしたら、買うのはやめておいたほうがいいでしょう(詳細は後でネタバレふまえて書きます)。逆に探索などが気に入ってたのなら、買いです。

以降はネタバレ全開で感想を書いてみますので、未クリアの人は読まないようにご注意を。

クリックでネタバレ感想を表示

オープンワールド

オープンワールドに関しては、もう素晴らしいの一言。遠くに見えてる場所も、実際に行けてしまうのは想像以上に凄すぎました。

序盤のチュートリアルでは敢えて見えない壁を用意されてましたが、地図で描かれている5大陸の範囲だと、歩いたりドールで空を飛ぶ限りでは、完全にシームレスにロードなしで移動できるので、快適そのものです。

スキップトラベルで別の場所に移動する場合はさすがに10秒程度ロードが入りますが、体感的にはそんな長くないし、待ってる間はゲームパッドも見れますので、あんまり気にならないでしょう。

なお、残念ながら、世界の端には見えない壁があります。ここまで行き着くのが大変なので、大半の人は見ないでしょうけれど。世界地図が球形みたいになってなくて、右端から左端へワープするような仕様じゃなくて、個人的には安心しました。というのも、惑星ミラがこれだけの規模でも全貌を明かしてない、と捉えられるからです。次回作などで他の大陸が解禁とかなれば嬉しいところですね。世界の端に関しては、ドクターBのクエストなどで秘密めいた記載もあったので、次回作以降で何らかの言及があるかもしれないと期待したいところです。

現実ではあり得ないような景色が満載で、歩いているだけで発見があるのが楽しいですね。5歳の息子が横で見てたら遊びたがったので、ゲームパッド渡してみたら楽しそうに山に登ったりしてたので、探索以前にただ歩いたり走ったりジャンプする、それだけで楽しいってのはかなりのもので、他のゲームではなかなか味わえない魅力でしょう。前作でこの点が気に入ったのなら、今作もこのためだけに買ってもいいかと思うくらい、面白い点です。

ただ、マップ周りの機能がイマイチで、大きさといい、地名の表示といい、もう少し色々改善して欲しい点がありますね。秘境などが一度行ったらあとからもうわからなくなるのもイヤでした(前作では秘境の名前が地図に記録されたので)。

ドール

ロボット好きな人なら、このために買ってしまってもよいのでは、という要素ですね。車や人への変形もスムーズで、最終的には空も自由に飛べるようになります。色や車体に名前をつけることも結構な自由度で出来るので、マイカーならぬマイドールを手に入れる楽しみというのが大きいです。

とはいえ、あんまりパーツの見た目などを細かく変えるとまではいかないので、マニアには物足りないかも。刀とか持たせると見た目も変わるんですが、フレームというか頭部自体の作りは機種依存なので、変えられないんですよね。ドールの種類もそこまで多くはないので(たぶん20種類くらい?)、ガンダムシリーズの全種類のロボットが揃う的なとこまではさすがにない感じです。

とはいえ、ロボットでここまで戦えるゲームってなかなか無いと思いますので、ロボットでパンチしたり刀で切ったり射撃したい欲があるのでしたら、そのために買っても裏切られないと思います。

ドールを最初に手に入れて移動が更に便利になった時、ドールで空を飛べるようになった時は、ドラクエで初めて船を手に入れた時以来の感動でした。今まで行けなかったところに移動する前のワクワク感は、シームレスに広大な3D世界を移動できることで、躍動感や没入感がかなりのものでした。

戦闘

前作はモナドというシナリオと融合した見事な戦闘システムだったので、今作はそれが無くなって大丈夫かと思ってたんですが、これがなかなか面白いです。前作も思い返してみれば後半は作業感が増えてたんで、そこはかなり改善されてる気がします。

チュートリアルないので、シリーズ初プレイだと戸惑うのは必須な、独特のシステムなのでRPG初心者には薦められない代物なんですが、独特のシステムを理解してうまく事が運ぶようになるとかなり面白いです。回復役が存在しないのでキズナシステムを理解してうまく体力を回復するとか、生身の体のレベル最大が60なので格上の敵を倒すのに色々工夫が必要な点とか、かなり上級者向けの面白さに満ちています。

ドールを手に入れた後は、生身の体(インナー)の戦闘が意味をなさないのかな、と最初は思っていたんですが、かなりやりこんだネット上の人の意見だと、最終的にはスキルや戦い方を工夫することで、ドールを使わない方が強いのでは、という書き込みを見かけたりもしました。

ラスボス以上の強さの敵がゴロゴロいるので、クリアしたもののまだまだシステム的なやりこみも残ってるな、と感じている次第です。この前はクリア後のパーティでレベルMAXの状態で、とある敵に本気で挑んだら10秒で壊滅されられたりしたので、今後いかに工夫すれば倒せるのか、試行錯誤が楽しそうですね。

やりこみ要素

多いです。普通にクリアするだけだと、全体の30%くらいしか見てない場所なども出てくるのではないでしょうか。

すべて味わうなら300時間くらいは必要と聞いてましたが、確かにそのとおりかもしれません。地味なアイテム収集クエストとかで水増しされてる感じも確かにしますが、とにかく世界が広いので、徒歩でじっくり歩くと発見がいろいろあるというだけでも、なんだかんだで量的にはかなりのものじゃないでしょうか。

クエストも前作みたいなお使い系だけでなく、なかなかドラマチックだったり、ダークな味わいがあるものがあってバラエティ豊かなので、まだまだ楽しく遊べそうです。とはいえ、なんか『スカイリム』の方がクエストが面白いといった意見も見受けたので、そのうちそちらもプレイしてみて、比較してみたいなぁと思いました。

ストーリー

悪くはないんだけど、前作やそれまでの同社作品が素晴らしすぎたので、どうしても今作は見落りしてしまいます。

モノリスソフトの作品は『バテンカイトス(感想)』、『バテンカイトス2(感想)』、『ゼノブレイド(感想)』と遊んできたんですけれど、どれもこれもシステムとシナリオが見事に融合しているだけでなく、驚愕の展開があってグイグイとプレイヤーを引っ張ってくるので、先が見たくて仕方がないという気分で常に遊んだものです。これらは息子が大きくなったら絶対に遊ばせるつもりで、ソフトを手元に保管してるくらいのお気に入りです。

いっぽう本作ですが、序盤が展開遅すぎて、棒立ちでしゃべってるだけのムービーが多いので、ここで萎える人が出ても仕方ない気がします。社長が訊くの中で「途中でアバターメインのストーリーに変更した」とか「メインストーリーは前作よりも短い」とか「メインシナリオで全てを語らなくても良いと思った」とか「前作は全方向に充実したけど、今回はハックアンドスラッシュに特化してる」といった記載があったので、薄々とはイヤな予感があったんですけれど、まぁイヤな予感ほど当たるものだなぁ、と。

メインストーリーが薄いんですよね。短くても印象に残るようなものだといいんですが、さしてそういうわけでもないし。ライバル役みたいなものが不在なのは、アバターにしてしまった弊害なんでしょうか。熱い掛け合いとかがなくて、主人公が空気なのはドラクエ方式と好意的に受け止めてもいいんですけれど[B] … Continue reading

シナリオそのものに衝撃度が皆無とは言いませんが、今までの作品に比べると、質・量ともにそこまですごくなかった気がします。まぁBBについての件とか、エンディングのあとのアレは普通に驚いたんで、ストーリーが全然ダメというわけではないですけれど。JRPGの今後を担うためにも、もう少しここに力を入れて欲しかったですね。オープンワールドとアバター化で力尽きたような印象が強いです。

あとストーリーで賛否両論なのが、未完といった点でしょう。その作品の中である程度まとまりがついて終わってるのであれば、スターウォーズ三部作の第一作目という見方も出来たでしょう[C] … Continue reading……スタッフロールが終わった時点では。

そしてスタッフロールのアレを見てしまったのですが、正直プレイヤーに対する挑発と受け止めました。こうなったら虎眼先生の画像を貼るしかないでしょ、あんなん見せられたら。

やってくれた喃

モノリスソフトの系譜である『ゼノギアス』や『ゼノサーガ』は未プレイなんですが、もしかして毎回こんな感じなんでしょうか。いや、この先に続編作るつもりならアリかもなぁ、と思わなくもないんですが、この言葉だって自分の感情を押さえつけて無理やり理性的に語ろうとしている感じがします、我ながら(ぜぇぜぇ)。

『ゼノギアス』はストーリーは『ゼノブレイド』を超えてるという声も聞こえるんで気にはなってるですが、後半が色々あるみたいでアーカイブは買ったものの手を付けてなかったりします。でもまぁ、『ゼノギアス』の後半みたいになってもいいから、全て語ってもらいたかった、と思うのが人情ってもんじゃないでしょうか。

最後の最後にああしたうえで「続く」ではなく「ネバーエンド」と書いてあるから、続編出るのかどうかも怪しい気が。出るよね、たぶん、出てくれるといいな、と自分でも信じ切れない希望の言葉しか漏れてきません。

タイトル画面でバージョン1.0.0と書いてるくらいなので、将来的にバージョンアップやDLCで改善されるのかもしれないですれけど、E3で海外向けにどのような発表するかを見るまでは静観するしかなさそうです。

まぁあれだけの残った謎を少数のDLCだけで補完すると、なんか壮大さに欠けてしまうかもしれないし、今まで行った場所だけでうまく表現できないかもしれないでしょうから、思い切って別大陸解禁した別ディスク用意するレベルでなんか用意してもらいたいです。

いづれにせよ、サブクエストを充実させるよりも、本編ストーリーの大きなうねりをきちんとして欲しかったですね。枝葉末節にこだわってても、幹が細くて薄っぺらでは……アマゾンレビューで「昔食べた美味しいステーキを注文したら、一緒に添えてあるポテトにコストが割かれ、肉の品質が落ちていたような残念な気分」とあって、一緒に落ち込んでしまいました。

アイテム収集の不親切さ

今作は膨大な広さで、5つの大陸エリアに分かれてるんですが、クエストで要求されるものについては、大陸名しか教えてもらえないという不親切さなのです。細かい地名とかないので、実質ノーヒントに近い。

マップがまだ1-Eとかみたいな割振りだったらいいんですが、セグメント形式のよし悪しのせいで「F115地区にある」みたいな言い方されても、行ったことなければ結局どこか分からないので、マップを少しずつ埋めていってエリア名を把握するしか無いという。

プレイヤー同士でミーバースなどを使って交流してもらうため、あえてこういう不親切さを狙うというのであればそこまではいいんですが、交流をするためのシステムがお粗末すぎて、結局使い物になりません。

探したいアイテムを選択可能で、ヒントを貰えたり、他人のアイテムを条件次第で貰える、といったところがあればまだマシなんですが、返事がくるかどうか分からないまま、ミーバースに一文字ずつ書き込むしか無いので、かったるいです。アイテムを拾った場所も記録されないので、何個か手にしていたとしても、結局どこで手に入れたか流石に覚えてないので、このあたりを自動的にメモする的なシステムがあればマシだったんでしょうけれど。

現時点ではオンライン通知を一部消したくらいに不愉快な代物だったので、この方面はもっと次回作で工夫してもらいたいです。ググる方がてっとり早いというのであれば、この不親切さは本末転倒でしょう。

ネットワーク関連

ゆるくつながるがコンセプトだそうですが、これだったら無くしてソロプレイを充実させて欲しかったですね。全体的に色々と試みが失敗してます。

あの100ページ以上ある説明書も読んだつもりですが、未だにワールドエネミーと戦うのにどうすればいいのか分からないくらいなので、他の人もけっこう把握できてないんじゃないでしょうか。ワールドエネミー戦はもう少し簡単に参加したかったです。

ワールドエネミー戦でももらえる報酬チケットですが、バグまがいの技があって崩壊してるので、ますます参戦する意義が薄いですね。

パーティがエルマとリンがほぼ必須で、あと一人だけ入れ替え枠があるという状況で、フレンドのアバターを雇ったりしにくいというのもあって、ネットワーク関連は期待してたわけでもないんですが、蓋を開けてみると色々と残念でした。

あと発売直後のDLCはお粗末すぎます。自分が一番嫌いなタイプの切り売りタイプだったので、手を付けてませんし、今後も買う必要はないと思ってます。ディスク容量ギリギリだったと聞いてたので、ディスクに入りきらない分をDLCで補完するつもりなのかと思ってましたが、90MBくらいらしいのでどう見てもアンロック形式です本当にありがとうございました。

『ラストオブアス』みたいに、発売後にガッチリ作りこんで売るのであれば、皆が望んでいたDLCだと思うんですが、発売直後であの内容であの値段だと、任天堂に対する印象が悪くなっただけだと思います。

まぁストーリー完結のDLCとか来たら買っちゃうんでしょうけれど、自分の親戚は離島にいてダウンロード版とか遊べない環境だったりするので、そういう人たちでも不自由さを感じさせないようにネットワークは位置づけでもらいたいです。なくても十分遊べるし、あるともっと楽しい、くらいの感じで。ディスクだけで完結できるものは、きちんとしてもらいたい。

音楽

悪くはないんです。NLAから初めてフィールドに出た時の雄大な曲は好きですし。でも前作みたいに心に残る一曲みたいなのが無いんですよ。「敵との対峙」や「行く手を阻む者」や「名を冠する者たち」は今でも聴くくらい好きなんですが、今作はなんかそういう魂に刻まれるレベルの名曲がなかったというか。

あとラップとかコーラスの多用が印象よくなかったですね。ここぞという時で使うならまだしも、大安売りしてる感じがあって。まぁ海外向け対策しないと、とてもじゃないけど開発費回収できそうにないので、そういう判断としては間違って無い気もしますが、海外ユーザーの方がこれを望んでいるのか、海外版販売後に聞いてみたいですね。

とかいいつつも、第9章の敵とのボス戦の曲は好きですけれど。でもやっぱ前作が神がかり的な素晴らしさだったので、ちょっと残念でした。悪くはないんですけれど。

チュートリアル不足

いまどきの任天堂には珍しいくらい、不親切です。紙ではなくオンラインやPDFのみでしかマニュアルが見れないのに、100P以上もあるから見ない人を責められないでしょ、コレは。

独特のシステムを理解して、うまく利用できた時の面白さはあるので、マニュアルは一度は読んでおいたほうがいいですが、前作もやらずにいきなり今作から始める人にとって、このチュートリアルの無さはハードル高すぎじゃないでしょうか。

直感的に分かる要素ばかりだといいんですが、よい意味で独創的なシステムが多いので、ここはチュートリアルあると化けたんじゃないかと思います。まぁ購入層が限られてそうなので、ある意味コストカットするならそこだったのかもしれませんが。

UI、システム周りの不備

色々あるんで、今まで書いてなかった部分を羅列します。

  • 字が小さい。
  • マップの縮小が二段階しか無くて、小さいと字が読めないので無意味。
  • パーティメンバを変えるのが一苦労。場所を探さないといけない。
  • 時間を自由に変えられない。町中だと赤いベンチじゃないとダメとか、分かりづらい。
  • カメラで自キャラを撮影するのに、あまり大きめに取れない(自分が操作方法分かってないだけかもしれないけど、可能だとしたら操作が分かりづらい)
  • 部位破壊のロックがスムーズに移動できない。
  • データプロープ設置のレベルって必要? わざわざ辿り着いて何もできない徒労感。せめてトラベルスキップ対象になればいいのに、ならない時が多い。
  • 前作では地図が埋まっていく感じがあったのに、今回はデータプロープ立てたらアイコンが明るくなるだけで、行ったかどうかはわからなくなる。セグメント方式自体は良いと思うので、もう少し改良を。
  • ストーリークエスト進めるために必要なクエストがあって、それがノーヒントなアイテム収集系だとイライラするだけ。
  • キズナグラムが見づらいし、目的のところまで行くのに何度もボタンを押す必要があって、鬱陶しい。あとオンラインのキズナとか必要なのかと。
  • この内容でタイトルにゼノブレイドと付けたのが間違いだったのでは? いちおう繋がりらしきものを匂わせてますけど、前作同等の内容を期待した人を裏切っただけでは? ゼノ???とかそれっぽい名前にだけしておいた方が安全だったのでは?

今後の要望点など

  • アバターにしたんだから、もっと髪型とか増やしてほしい。片桐さんヘアーとまではいかずとも、ツインテールとかポニーテールとかリボンくらいはあってもよかったのでは? 具体的にいうとラブプラス3人娘を作りたいので、よろしくお願いします。
  • 声は収録とかあるし容量食うので現実的ではないから、次回作があってアバター形式にするのなら、もう少し声の種類を普通にしてほしい。あの悪い意味でオタむけラインナップはどうなのかと。
  • ストーリーの補完が可能ならDCLを。続編出すつもりならいらんですけれど。だってディスク版しか購入できない人もいることですし。
  • 戦闘は面白いけど、もう少し横から攻撃してるのか、真後ろからなのかとか、文字情報だけでなく直感的にわかるようにシステムを練りなおしてもらいたい。あと色々効果が書いてあるけど、なんのことかわかりにくい物が多いので、ゲーム内辞書システムみたいなものを作ってみてはどうでしょうか。
  • 次回作が出たら買うでしょうけれど、真の意味で「ゼノブレイド」を超える品質のものだと数年かかるでしょうから、この際ですから探索システムをいかして、他大陸を増やしたような内容でもいいから、2年以内くらいで発売してくれると嬉しいかも。

まとめ

長所も短所も多くて、スターグラフにすると歪な感じなので、万人向けとはいえないところがあるものの、気に入った人は何百時間もするだろう魅力を備えてるのも確か。まぁ、探索とロボットが好きなら、やってみてもいいじゃね?

結論:俺は面白かったけど、みんなはどう?

脚注

脚注
A Wii版もあるんですが、かなりやり込み要素があるので、これから初めて遊ぶのなら3DS版の方が、すべての要素が移植されてて改善もされてるので、こっちがよいかと思います。
B 3DSのドラクエ8はフルボイスらしいので、それで違和感があるかどうかが気になるところです。そこでどう思うかによって、ゼノブレイドクロスが単純にダメなのかどうかの試金石になるかと。
C 個人的にはSF小説超大作の『ハイペリオン』と『ハイペリオンの没落』みたいな関係を思い出しました。『ハイペリオン』は謎の存在シュライクをめぐる、七人の巡礼者の立場による中編集となっていて、バラエティ豊かな作風の中で、少しずつシュライクの謎が少しずつ解き明かされていき、最後にはこれから目的地に向かうぞ、というところで話が終わります。最初何も知らずに読んだときは「俺達の戦いはこれからだエンドかよ」と思って驚愕したんですが、ちゃんとそのあとの続編『ハイペリオンの没落』にて、怒涛の伏線回収をするのが圧巻でしたし、これからだエンドではあったものの読了後の満足感はかなりのものだったですね。ダン・シモンズは日本ではあまり知られてない気がするんですが、とてつもない作家だと思いますので、未読の方はこの機会に手にされてみてはどうでしょうか。凄いです。凄いとしか言いようがない。

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