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小説

フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人

『Story Seller』というアンソロジーに掲載されていた『333のテッペン』という作品がとても気に入ったので、この作者の処女作品を手にしてみたところ、カバー裏に「本書は「ああっお兄ちゃーん」という方に最適です(嘘)。」と書いてあったのでした。普通の人ならここで、すぐに本棚に戻すんでしょうけれど、踏み絵とも言えそうな呪詛も何のその、好奇心が勝って読み進めたのでした。
どういう話かというと、メフィスト賞受賞作、ときいてイヤな風に想像してみたら、たぶんこの作品になっちゃうんじゃないかと。好き嫌いがキッパリと分かれてしまう、アクの強さが詰まった作品です。まぁ本書を敢えて手にしようという人であれば、カバー裏の文章で覚悟完了してるとは思いますが。
まぁ紆余曲折ありましたが、事前に想像していたよりもかなり面白かったです。悪趣味な内容でしたが、思い切りのめりこんで、意外と早く読み終えてしまいました。ギャルゲーかよ!と思ってしまうようなオタクっぽいネタはいただけませんが、壊れた人間達の織り成す事件が魅力的でした。
この後、続編、三作目も読んでみたんですが、あらためて思うと本書が一番好きかなー、と思ったのが第一印象からすると意外でしたが、なんだかんだでツボにはまれば秀作という印象になりえるのかと思います。

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