羨ましいかぎりのメールを頂きましたので、SAKATAMさんから了承を得たうえで転載します。
突然ですが、死ぬほど嬉しいことがあったので自慢させて下さい(笑)。ソウヤーのキンタグリオ三部作のうち『占星師アフサンの遠見鏡』のみ邦訳されていて、『Fossil-Hunter』と『Foreigner』は未訳なんですが、『Fossil-Hunter』はペーパーバックを取り寄せて読みました。
んで『Foreigner』は手に入らなかったんでずっと探していたんですが、思いあまってソウヤー本人に怪しげな英語のメールを書いて問い合わせてみたところ、タダでくれました(爆)。しかもサイン入り。
『あなたの本をたくさん持ってます』とアピールしたのがよかったのかもしれません。まあ、実際にたくさん持ってるんですが。『ゴールデンフリース』(日)、『占星師アフサンの遠見鏡』(日)、『さよならダイノサウルス』(英・日)、『ターミナル・エクスペリメント』(日)、『スタープレックス』(英・日)、あと『Fossil-Hunter』持ってますから。
日本人でこれだけ持ってて、なおかつ本人にメールで問い合わせるような人間はやはり珍しいからでしょうかね(笑)?
いくらなんでもタダでは心苦しいので、お代のかわりに何冊か買って布教活動に励もうかと思っています。これから気合い入れて英語を読まねばなりません(笑)。嶽花さんぐらいしか自慢できる相手がいないので、申し訳なかったですが、有頂天です(笑)。すみません。
このメールを読んで羨ましいなあと思う方は少数派だと思うので、本書を紹介しようかと思います。羨ましいと思ってもらいたい故に。
この小説の内容を説明するのは難しいです。ネタバレを極力しない、という僕の方針に向かない本です。仕方が無いので誉め言葉だけを羅列しておきます。海外作品なのに読みやすい。設定がとてもユニークで面白く、それが内容に活かされている。先が知りたくなるような物語展開。そして僕がSFに一番求めるものが、この本には込められています。
”センスオブワンダー”
SF的な仕掛けにワクワクし、良い意味で驚かされる、あの感覚。
設定を明かす事自体ネタばれと思えるので、紹介にあらざる紹介で失礼。それでももし、こんな紹介で気が向いたのなら、是非読んでみて下さい。貴方の直感が正しかったことが実証されることでしょう。そんな貴方へ、僕からの予言を一つ。貴方は氏の次の作品に手を伸ばします。そして今の僕のようにSAKATAMさんが色々と羨ましくなるでしょう。
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