割と評判よさげだし、昔上映してた時の映画はすっかり忘れちゃったし、他に見たい映画もないし、まみりんも俺をおいて佐賀に遊びに行っちゃったし、まぁ見てみようかな、くらいの軽い気持ちで見に行ったんですが、これがもう素晴らしかったです。SF的に見ると少し気になるところもあるんですけれど、そんなの気にしないで見たほうが幸せになれます。前向きで爽やかで初々しくて、本当によく出来たジュヴナイルものでした。これは自信をもって老若男女、誰にでもオススメできます。
見終わった後には他にも何か映画見たくなるような幸せな高揚感に包まれたものの、余韻を大事にしたくて結局何も見ませんでした。でも大雨じゃなければもう一回この映画を見に行ってたかもしれません。ああ、俺にタイムリープ能力さえあれば、あと4回見直してたかもしれないのに。
主人公の女の子がえらく明るく活発で、タイムリープ能力を躊躇なく使ってるのを見てて、「原田知世さんが演じてた実写映画では、こんなに主人公の女の子って活発だったっけ?」とか思ってたんですが、本作は実は設定は同じでもストーリーや登場人物は全く違ってました。監督が原作者の筒井氏に了承を得て、新たなストーリーとして作ったとのこと。だから昔のリメイクだからわざわざ見に行かなくても、って思って敬遠してる人は見に行きましょう。
会社の事情なのか分かりませんが、こんなマップが作られるくらいに上映場所が少ないようではあるものの、敢えて今、映画館で見てもらいたい逸品です。DVDで見てもいいかもしれないけれど、その頃には夏が終わってますし。これは夏に見てもらいたいです、空がとてもとても青い今の季節に。
ここから先はバキを読んでてこの映画を見たよ、という極めて対象人数が少なめな独り言です。イン殺さんの今週のチャンピオンへの言及より抜粋。
しかし弥七風車と前転はちょっと不安にさせる気配があります。だってわかんないんだもの。
俺も確かにあの前転は意味が分かりませんでした、本作を鑑賞する前は。
しかし今なら言えます。あれはタイムリープに間違いありません。人間大のカマキリと戦うくらいじゃ驚かなくなった我々に対し、板垣先生がもたらす更なる驚愕の始まりに間違いありません。来週辺りはセカンの腕に数字が刻まれていることでしょう!
コメント