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映画

トラフィック

重厚な社会派ドラマで、かつエンターテイメントとしても素晴らしい出来映えでした。
麻薬と言う対象に対する三つの視点(警察、流通、顧客)が交錯しながら丹念に進んでいき、それらの視点が三色に塗り分けられている絵作りも独特です。特にメキシコシーンの黄のざらつきさ加減が乾いた感じが出ていて印象に残りました。それぞれの視点のそれぞれのラストシーンも渋かったです。
渋いと言えば他の役者も十分凄かったんですが、ベニチオ・デル・トロの存在感がひときわでしたね。『スナッチ』『ユージュアル・サスペクツ』『誘拐犯』でもいい演技でしたが、今作でもいい味だしてます。彼の出演作を全て見てみるのも優雅かも。

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