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映画

インターステラー

3時間ちかく上映すると聞いて映画館で見るのをやめてたんですが、これは大画面で見たらものすごい迫力だっただろうなぁ、と少し後悔しました。でも最近は映画館でマナーの悪い客にあたってばかりなので、自宅で休憩しつつ見れる方が落ち着けるという点も捨てがたいかな、とアンビバレンツな気分です。何はともあれ、今回は誰のジャマもはいらずに見れてラッキーでした。
内容的にはドかつくほどのハードSFなんですが、いろいろ工夫されてますね。昔ハードSF系の小説を好んで読んでた身としては、このジャンルは日陰者という印象が強かったのですが(少なくとも今の日本では)、ここまで予算をかけて映像として豪華にして、エンターテイメントとして昇華すると、ハードSFでも手に取られやすくなるものだと感心した次第です。
映像美の圧巻さだけでも十分なんですが、観客を置き去りにしないようにこまやかな配慮があるのが良かったですね。基本的には親子愛を下敷きにして話は進むんですが、SFとしての根幹をなす理論の細かいことは敢えて説明せず、概念的な部分だけをわかりやすく簡潔に説明してくれるのが素晴らしかった。特にワームホールがあのような状態になることの説明は、目からウロコでした。
あと特筆すべきは、愛すべきロボットの存在です。見た目の無骨さの第一印象と違い、動きやユーモアがあって、もうこれは萌えキャラと言ってしまっても過言ではないのではないかと思ってしまいました。
3時間もあるものの、見始めたら没入感が凄いので、あっさり時間が過ぎ去っていることでしょう。SF系の映画が好きなら必見といってよい作品かと思います。

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