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ニンテンドーDS

DS楽引辞典

ジャンルはゲーム扱いでいいのかどうか悩みましたが、まぁニンテンドーDS発売ってことでゲーム扱いにします。通信でゲームっぽいことも出来ますし。
意外に思われるかもしれませんが俺は辞典が好きで好きで、お金と収納さえ許せばもっともっと辞典を手元に置いておきたくて仕方がない性分です。そのくせ電子辞書とかは一切持ってなかったので、値段も内容の割にはお手軽かと思われたので購入してみました。と言うか本当のところはゲームウォッチ*1が出来ると聞いての衝動買いなんですが。
感想。ゲームウォッチでゲームAとゲームBが遊べるとこまで再現してて懐かしさ爆発。おっさんゲーマーの俺としては嬉しい限り。任天堂はこの調子で過去の遺産をうまく活用すれば一定の購入数が望めるんじゃないかと思います。
ゲームの感想はこれくらいにして肝心の辞典の感想ですけれど、可もなく不可もなく、といった印象です。値段が値段なだけに、そこまで多くの言葉が収録されているわけでもなく、解説も必要最小限度な感じです。タッチペンでの手書きの認識はまぁまぁで、インクリメントサーチ*2なので思ってたよりは快適に操作できます。小さくて携帯に便利で、電源入れたら即座に使えるのは良いかと思いました。ただ、読み方の分からない漢字を手書きで調べる、といった使い方ができずに残念。まぁ漢和辞典が収録されてない時点で当たり前ではありますが。
キーボードつきの電子辞書に比べると操作性はさすがに劣りますが、この値段でこの内容なら買う人によっては妥当なところかもしれません。逆に言えば高望みして購入したハードユーザーには不評な可能性が高いでしょうね。ここで思ったんですが、任天堂は購入層をどこに想定してコレを開発したんだろうか、と。
たぶん本物の電子辞書を買うような層ではなく、小学生とか老人あたりを狙ってるような気がします。最近のタッチDS戦略からすると、今までのハードゲーマー以外の層をいかに開拓するか、といった印象が強いのでそう思うだけかもしれませんが。なにはともあれ、普段は辞書に触れない人へのきっかけ、辞書の楽しさというのを手軽に知ってもらう、という意味では良い存在だと思います。
電子化するのに相性がいい存在って色々あると思うので、この調子でニンテンドーDSにはゲームに限らず幅広いソフトが出てくれるといいですね。個人的には採算考えずに『ハザール事典』とか『世界暗殺者事典』とか発売してくれないかなぁ、と思います。挙げてるタイトルは半分冗談ですが*3、こういったゲーム以外のソフトが気軽に発売される土壌が育って欲しいですね。

  • 注1 : 検索を一括モードにして、ゲームと書くと候補に出てきます。ちなみに遊べるのはBALL。
  • 注2 : 携帯電話でおなじみの、一文字入れたら候補が表示されるあの形式。
  • 注3 : つまり半分は本気です。

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