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ニンテンドーDS

逆転裁判 蘇る逆転

アドベンチャーゲームが好きだと公言してきたくせに、このシリーズを未プレイでいた自分に対して嘆かわしい気分で一杯です。面白かった、いや、面白すぎた!
今回のDS版はGBA版のシリーズ1作目に、一話だけプラスされた内容になっています。だからGBA版でプレイ済の方にとっては購入すべきかどうか悩みどころではありますが、この一話だけでも10時間近くのボリュームがありますし、思い入れが深いのであれば購入しても問題ないかと感じました。まぁ携帯でも体験版が配られてるようですのでそちらを待つというのも手段ではあるかと思いますが、4の製作も正式決定しているようですのでDS版を購入してはどうでしょうか。
このシリーズも有名なので名前は知ってるって方も多いと思いますが、俺みたいに名前だけ知ってるけどまだプレイしてない、という人も多いかもしれないので未プレイの人むけに魅力を語ってみます。
推理モノの一種と見てもいいかもしれませんが、この題材をそのまま小説や映画などで使った場合はちょっと難があります。証人がバカすぎたり、警察が事前にその矛盾に気付いてない、ってのはあまりにも無理がありすぎだからです。でもゲームとしてみるとどうかというと、そこが逆に矛盾を突きつけるという爽快感に繋がっているわけですので、ゲームデザイン的に取捨選択した結果としてみると非常に正しいと思えます。プレイヤーが楽しめるのを最優先させた結果でしょう。ユーモアのある世界観や濃いキャラクタの魅力とあいまって、普通はありえない裁判であっても「なんだよこの設定! この状況!」という驚きがテンションを上げる良い方向に作用しているので、エンターテイメントとしては大正解です。面白ければ全てが問題なし!
あと感じたのが、かなり推理させるゲームになっている、といった点です。既存のアドベンチャーだとコマンド総当りになりがちだったのが、プレイヤー自身が矛盾点が無いかを推理した上じゃないと先に進みにくいシステムになっています。複数ある発言の一つに対して複数ある証拠品の一つを指し示す、というわけなので二択とか三択みたいな気軽さで総当りを試していけないわけです。そこがいい。それだけに探偵パートは結局総当り的になるので少し作業っぽく感じられたのが残念ですが、まぁ裁判パートの面白さを考えるとかなり些細な点ですね。
ストーリー的に見ても、二転三転して正に逆転といった按配で盛り上がりまくりなので、未プレイの方はぜひともプレイしてみてください。面白さは保証します。ただ、裁判パートが盛り上がりまくって途中でやめるのが困難といったことになりがちなので、貴方の睡眠時間だけは保証できません。しかしながら本作クリア後に『逆転裁判2』『逆転裁判3』にまで手を出してしまってサイトの更新が一ヶ月近く止まる、といった事態については保証します。ました。

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