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ゲームキューブ

メトロイドプライム2 ダークエコーズ

前作の『メトロイドプライム』が凄い完成度だったものの、難易度も凄くてクリアするのに根気が必要だったから、体調の悪い時に本作に手を出しても大丈夫だろうかとかなり悩んでいたんですが、結局ガマンできずに買ってしまいました。案の定といった難易度でしたが、結果的には満足してます。
クリア結果からすると、25時間、アイテム75%、スキャン85%、といった感じで何とかクリアしました、って感じです。面白いんだけどイライラするゲームでもありました。難しいのが悪いのではないんです。でも世の中にはイライラする難しさと納得する難しさ(もしくは笑ってしまうような難しさ)があって、本作では要所要所で海外製作っぽい不親切さが見え隠れしてるように思えました。
たとえば前作であたるアーティファクト集めみたいなのが今回もある点です。ミサイルとかみたいに自分がパワーアップするでもなく、単純に鍵としての意味しかないアイテムを広いマップから10個以上も探すのは苦痛です。まぁ見つけたときはメトロイドならではの嬉しさがあるんですが、はよクリアしたいと思ってる時はちょっとなぁ。
ヒントもあるにはあるんですが、なかなか曖昧なヒントで簡単には見つけさせてくれません。他にもエリア途中でかなり前のエリアに戻ってアイテムを入手しないと進めないってのも作り的に不親切かも。他にも細かいことが結構あった気もします。
あと、ラスボスが二回も変身したのにまだ最終形態じゃなさげだった時は、そろそろ国会でボスラッシュとボス変身は三回まで法案作ってもいいと思いました。まぁセーブゾーンからボスまで遠すぎたりといったことも少なかったので、前作よりはマシだと思うんですが。
そんな愚痴をこぼしつつも毎日少しずつプレイしてクリアしてしまったので、やはり面白いゲームですよね。なんだかんだで前作ほどイヤな難しさではなかったですし。今回も3D酔いしなくて助かりました*1
普通のFPSではマップが無かったり弾数制限があったりして緊張感を出してると思いますが、本作では親切なマップがあったり基本的な武器だと弾数無制限なのにも関わらず、新しい場所に来たときの緊張感や探索感があるのが凄いですね。今回はダークゾーンという要素があって、少しずつ体力が減っていくので嫌が上でも慎重に探検していかざるを得ないので、敵との遭遇のたびに緊張が走ります。
前作からすでに雰囲気作りは完成の域に達してましたので新鮮味はないですが、やはりこの没入感はかなりのものですね。それに何といっても、メトロイドならではのアイテム探し、独特の地形をどうやって移動するのか、といった楽しみがたまりません。モーフィングボールを駆使して奇怪な地形を移動するだけでも他のゲームではまず味わえない感覚がありますね。
あと今回おおっと思ったのは、エコーバイザーで音が視覚化される点です。どういう風に表現されるのだろうかと割と心配してたんですが、実際に眼にしてみたら違和感なく出来てて安心しました。でも出来ればもう少しゲーム内で音ならでは、という点を有効に使って欲しかった気もします。ダークエコーズってタイトル聞いたら、普通は音が重要な要素と期待してもおかしくないでしょう?
前作が完成度がもともと高かったため、前作と比べると、マップが違い、アイテムが幾つか増え、対戦プレイができる、といった感じのマイナーチェンジという気もします。だから未プレイの方はシリーズ両方をプレイしてもいいかもしれません。歯ごたえのあるアクションを求めている人は是非やってみましょう。

  • 注1 : ちなみに『HALO2』ではひどい3D酔いになってプレイを断念しました。今まで3D酔いが皆無だったので残念です。前作である『HALO』体験版を30分くらいして大丈夫だったので手を出したんですが、どうも『HALO2』は特に酔う可能性が高いソフトみたいです。自分だけかと思ったら他にもそういう声は多いですし。まぁ酔わないように視点を安定させるよう心がけてプレイすればいいのでしょうけれど、それって何か違う気もします。科学的に3D酔いについて分析して、どんなプレイしても3D酔いが少なくなるようなデザイン作法が実践されればいいんでしょうけれど、個人差の存在もあってそれも難しいかもしれません。『HALO2』自体はFPS好きならネット対戦も充実していて名作と聞き及んでいます。

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