いろいろありましたが、過ぎてしまえば半年というのはあっというまでした。自分では色々がんばったつもりですが、まだまだ努力が足りないなぁとか思う今日この頃です。
卒業式の最後に、先生がおっしゃいました。
「みなさんは半年間、JAVAプログラミングの勉強をされてきたわけですが、皆さん全てがプログラマーといった職業を目指さないといけない、というわけでもないと思います。他の職業に就くことになったら、今までの半年間の勉強は無駄になるかというと、そんなことはないと思います。プログラミングの楽しさ・面白さを知っていただけて、今後の生活に大なり小なり関わっていってもらえたら、それでいいんじゃないかと思います。どの程度関わっていくかは皆さんの意思で自由に決めていくものですしね」
それを聞いて、確かにそうだと思いました。
思えば定年おじさんが卒業後にプログラマーになることはほぼないのだから、あそこまで自分も必死になって教え込もうとしなくてもよかったかなぁ、と。ガチンコスパルタ特訓じゃなくて、楽しんでほのぼのとやるようにしてた方がよかったんじゃないかなぁ、と。
あまり真面目に気負いすぎて考えすぎるのも考えすぎかな。今まで物事や人生を悲観的に考えすぎるきらいがあって、焦燥感に捕らわれすぎていたんじゃないかな。あんまり深刻に物事を考えても状況は変わらないことだし。そう思うと、自然と肩からほどよく力が抜けてきました。
もうこれからは職業訓練校に行くこともなく、別の道を歩んでいくことになると思いますが、これからは焦りすぎずに、じっくりと物事に取り組んでいこうかな、と思うのでした。
※第七話へ続く
コメント