今の職場には色々な人間が来てはすぐに離職していくのですが、今度来た人物もなかなかのくせものでして、X氏の伝説に近い雰囲気があります。
PCの知識もほとんど無く(PCカードスロットって何ですか?と質問されて俺も少し無言に……)、すげぇ短気で向上心が無く、職務上のことで注意を受けても表向きはハイハイ言うことを聞いててすぐ忘れ、終いにはわざわざ教えてるのに心の底では逆ギレしている(あの人は殺したいランキングに入れてる、と言われて俺も少し無言に……)、と申し分ない逸材です。
ちなみに口癖は「でも〜」です。どんなに優しくなだめようとしても「でも〜」と言い訳ばっかで萎えてきます。あんまり無理やり自分を正当化するので、終いには俺も怒って「でも〜」って言うのやめてもらえますか?と言ってしまいました。指摘を受けたら「すみません、次回から気をつけます」って言って、二度と同じ失敗しなきゃいいんじゃないかと俺は思うんですが、俺よりも遥かに年上のくせして今までこのような生き様を続けてきたのだろうから、今さら矯正するのも不可能なのかも……
こんな人の世話するように言われたら、みるみる俺の元気も無くなっていくというものです。だって異様に神経使うし、それだけの労力を費やしても、既に無駄に終わりそうな雰囲気がちらほらと……
といったことを妖怪大好きな同僚のHさんと話してたら、「あの人の名前をそのまま言ってると、うっかり目の前でも言いそうでしょ。だからコードネーム考えましょう」ということになって、一つ良い案が出ました。
コードネーム:子泣きジジイ
満場一致で可決! 年食ってる点とか、泣き言ばっかな点とかも捨てがたいですが、何よりも俺の重みになってる点まで表現しきっているところが素晴らしい! さすが「ゲゲゲの鬼太郎 異聞妖怪奇譚」を喜び勇んで購入したHさんと感服いたしました。
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