はじめに
バイオ8を3Dサウンドで満喫したくて、先日はPS5の3Dサウンドに対応しているヘッドホンであるSteelSeries Arctis 7P(感想)を購入しました。
今回、さらにSONY純正であるPULSE 3D ワイヤレスヘッドセット(Amazonリンク)も購入して、使い心地を比較してみました。
なお普段からオーディオ類には費用かけないので細かい音質の違いは分からない傾向が強く、マイク機能はまったく使ってないという状況ですので、そういう視点では当記事に期待しないほうがいいです。個人的な感想ですが、どちらも一長一短という感じでしたので、ご自身が何を重要視されるかによって、どっちを買うか決めたほうが良さそうです。
値段
PULSE 3D
・10,978円(税込)。
・最近は入荷が増えてきて普通に購入できるようになってきたので、転売価格は避けましょう。
・この値段でこの品質ならコスパはいいですね。
SteelSeries Arctis 7P
・23,760円(税込)。
・PULSE 3Dの2.5倍近くの値段なのは、人によって評価が分かれるかもしれません。
音質
バイオ8目的であるなら、どっちのヘッドホン買っても問題ないと思います。敵の位置が直感的にわかるので、臨場感が凄いですし、攻略的にも役立ちます。
PULSE 3D
・音に詳しくないので、特に問題ないと感じました。バイオ8でもバッチリです。
SteelSeries Arctis 7P
・PULSE 3Dの2.5倍以上の値段なりの音質であるか、と問われるとそこまで明らかな差異を感じ取れませんでした。
装着感
PULSE 3D
・ややキツめ。PS4のワイヤレスサラウンドヘッドセット (CUHJ-15001)と同じくらいです。
・とはいえSteelSeries Arctis 7Pとの比較でそう感じたので、耐えれないほどではないです。頭の大きさで個人差が出そうです。
SteelSeries Arctis 7P
・PULSE 3Dよりは柔らかめで、長時間の装着に向いてます。
ボタン類の配置など
PULSE 3D
・左側にのみ、まとまっています。手で触っただけだと判別が厳しいでしょう。
・音量変更したくても、ボタン形式で他ボタンとの差別化がされてないので、装着したままだと変更が厳しいです。
・電源は2枚めの写真のように、一番下についてます。やや固めのスライド式ですが、即座に電源が入ります。
SteelSeries Arctis 7P
・左右に別れていて、手で触るだけでも判別がしやすいです。
・音量はダイヤルで左側にあります(マイク音量は右側)。装着したままでも簡単に変更できます。
・電源は右側にボタンがあり、3秒押しっぱなしで付くので、やや手間に感じる人もいるかもしれません。
電源形式
PULSE 3D
・USB-Cタイプなので、挿すときに表裏を意識しなくてもスムーズ。
SteelSeries Arctis 7P
・マイクロUSBなので、挿すときに表裏を意識しないといけないので、少し不便。
PS5でのUSB認識
USBドングルをPS5本体につけている場合、挙動の違いがあります。
PULSE 3D
・「自動で出力機器を切り替え」をオンにしていても、ヘッドホンの電源をオンにするまではテレビで音声出力できます。便利。
SteelSeries Arctis 7P
・「自動で出力機器を切り替え」をオンにしていると、ヘッドホンの電源がオフであってもテレビからは音声が出力されません。手動でメニューから切り替える必要があるため、やや不便。
・普段はテレビで音声出力して、たまにヘッドホンで遊びたい、という場合は「自動で出力機器を切り替え」をオフにしておいて、ヘッドホンの電源をつけてから手動で出力機器を切り替える必要があるので、ここが面倒に思えるかもしれません。
Nintendo SwitchでのUSB認識
・ヘッドホンによる差異はなく、どちらのヘッドホンであっても自動的に音声出力機器の切り替えはできません。
・USBドングルをさしていると、ヘッドホンの電源がついていなくてもヘッドホンで再生しようとするので、テレビでも遊ぶ場合は切り替えが面倒です。
・オスメス延長ケーブルでUSBドングルを接続すると、認識されませんでした。充電アダプタ系のものとだときちんと使えたので、延長ケーブル自身は問題なかったから、USBドングルには使えないのかもしれません。
・下記のUSBハブだと、USBドングルを挿しっぱなしにしたまま、ボタンでオンオフを切り替えることで比較的スムーズに使えました。普段は対象のハブはOFFにしておいてテレビで音声出力して、ヘッドホン使いたい時だけはONにして使えるようにできます。USBドングルを抜き差しするよりはスムーズですね。
まとめ
マイクは全く使ってないので、マイク使う人は他の方の記事を探したほうが無難です。
PULSE 3D
・値段が安いほうがいいのであればオススメ
・PS5にUSBドングルつけっぱなしで、ヘッドホンの電源つけたときだけヘッドホン再生できるのが便利
・USB-C充電なのでスムーズ
・音量操作はやりづらい(ボタンが手触りだけだと見分けづらい)
・装着感はややキツめなので、頭が大きい人は要注意
SteelSeries Arctis 7P
・お値段なりの音質であるかは個人差が出そう。
・つねにヘッドホンを使う人であればオススメ(テレビ音声出力もするなら、切り替えが少し操作が必要)
・マイクロUSB充電なので、表裏を間違えやすい
・音量操作は装着したまま楽にできる
・装着感が柔らかめなので、長時間使う人にはオススメ
2022/02/04追記
新機種が出るようです。
2/11国内発売
「Arctis 7P+」PS5にフィットする、ホワイト&ブルーのワイヤレスヘッドセットがアップデート!
USB-C高速充電に対応し、バッテリー寿命が30時間に増加。
PS4/5に加え、Swicth/PC/モバイルでも使用可能な、超低遅延/高音質なワイヤレス接続を実現。
税込参考価格: 23,070円 pic.twitter.com/qnwWtFg93z
— SteelSeries Japan (@SteelSeriesJP) February 3, 2022
PS5に最適化したSteelSeriesヘッドセット。3Dオーディオ対応 – AV Watch
実際に触ってないので詳細はわかりませんが、下記のような変更点のようですね。
・値段:ほぼ変わらず
・バッテリー:長くなった(24時間 → 30時間)
・充電形式:マイクロUSB → USB-C
既存の品質がそのままであれば上位互換と言える内容ですから、これから購入される方はこちらの方が良いかと思います。
2022/12/31追記
SteelSeries Arctis 7P+を購入しました。
前述した通りの出来栄えで、USB-Cになって充電しやすくなって満足です。
それ以外の違いはほぼ無いのですが、しいて言えば充電時に光るのがマイク部分ではなく電源ボタンになった、ってくらいでしょうか。旧版の時から使いやすかったので、特に改悪もなくて良かったです。これから買うなら正当進化である+版でよいかと思います。
なお前バージョンとドングルは別扱いになっていました。使おうと思えば同時に使えますね。
自分の現在の使い道としては、一個はPS5に使い、もう一個はPCに切り替えスイッチのあるUSBハブにドングル刺してます。
ヘッドホン使いたいときだけドングルのスイッチをONにすることで、スムーズにスピーカーとヘッドホンの切り替えが出来るので便利ですね。
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