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24人の被験者を無作為に「看守役」と「囚人役」に分けて模擬刑務所で生活させるという心理実験がかつて実際に行われ、二週間の予定だったはずが一週間で中断せざるを得ない惨劇に発展。
この実話を元に映画化したドイツ製の映画です。こういう題材はハリウッドが好みそうなのでは?と思ったのですが、どうもアメリカでの本事件の裁判は未だ決着がつかず、アメリカでは未だこの映画は上映許可が下りていないような状況だったからではないかと推測されます。
人間の性質と言うのは遺伝子と言った先天的な要素だけでなく、生活環境と言った後天的な要素でも形成されてくるのだな、と思いしらされるほどの被験者の変身ぶりが見所ですね。狂気は人工的に量産することが十二分に可能なのだな、と。登場人物の使い分けもしっかりしていて、終盤付近まで任務のため冷静にしていた軍人が最後に感情的になるシーンが好きですね。
ちなみにとある感想サイトにて、本作へ対する挑発的な書き込みがあって、別のとある作品に出会えました。
「この程度で人間性が良くかけているとは言いがたい。一度『鬼が来た!』を見てから同じセリフを言っていただきたい」
この書き込みがなかったら『鬼が来た!』を鑑賞することもなかったので、そういう意味では感謝していますが、やはりあんな書き込みの仕方はなかろう、と思います。『鬼が来た!』を拝見したあとでも特に本作への思いは色あせませんでしたし。俺はどちらの作品も好きですよ。

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