映画

めまい

”メマイ”と聞いてヒッチコック?と思うか、島田荘司?と思うかでその人の何かが掴める気がしないでも。
自分が今回鑑賞したのはヒッチコックのめまいの方ですけれど、どっちが好きかと言われると島田荘司の『眩暈』です。
とはいえ『眩暈』は余り世評が良くないというか、評価まっぷたつみたいですけどね。どうも俺はきれいにまとまって完成度が高い作品よりも、どこか飛びぬけてるような作品が好きな傾向にあるみたいです。”センスオブワンダー”、邦訳すると”なんだこりゃ、すげぇ!”という感覚を重視しているようですね。
島田荘司をこれから読もうという方の場合、『占星術殺人事件』 、『異邦の騎士』と読んでから眩暈を読むのが無難かもしれないです。
で、めまいですが、時代を感じました。この作品を父として現代の映画という子供達が存在しているんだろうな、と思いはします。思いはするのですが。確かに面白い映画だとは思うんですが。期待しすぎた、の一言に尽きます。ああ、この時代にリアルタイムで見ておけばなぁ(無理)。
鑑賞前の身勝手な期待ほど面白いモノはこの世に存在しないのだな、と再確認。自分が何か勧めるときは過剰にプッシュしない方がいいな、そして自分が何かを勧められたときも期待しすぎないようにしないと、と肝に銘じました。銘じたところで結局は熱入れて勧めるだろうし、期待するのでしょうけれど。そこまで好きじゃないと勧めようとも思わないし、そこまで好きなくらいだから客観的な判断はしにくいでしょうし。
あ、しまった。劇中のヒッチコック、どこにいたっけ?

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