PS4版へのリンク貼っておいてなんですが、自分はSteam版でクリアしました。かなり安いですし、日本語パック(無料)を適用すれば、音声含めて日本語化されるうえに、日本語字幕・ボイスの選択もできて、バッチリ遊べます。
最近はiOS版も出ててお試しプレイも出来るので、自分にあうか確かめてみても良さそうですが、まだ全エピソード配信されてないので、待ちきれない人はPS4版かSteam版がいいかと思います。
タイトル画面の段階でこれは面白いに違いない、と確信に近いものをもつことがあります。懐かしいというか優しいというか、心地良い旋律がオープニングで流れているだけで、これは名作なのではと感じ、遊び終えた今、その予感が正しかったと実感しています。未プレイの方は、あまり前情報もたずに(このブログの記事もこれ以上読まずに)遊んでみてほしいです。
主人公の女の子マックスは、日本のゲームに出てくるようないかにもといった美少女ではなく、アメリカだとよく居そうな女の子で、なんかリアルに感じました。一見みずみずしい青春ものに見せて、スクールカーストや陰湿ないじめも扱っていて、想像してたよりハードな内容だったんですが、終わってみれば少しビターな青春モノだったなぁ、と。
全5章なんですが、各章が実にいい引きで終わって、予兆めいたものを漂わせ、先が気になる作りになってるので、一度始めてしまったら最後まで一気に遊ぶ人も多いのではないでしょうか。
遊ぶ前はビバリーヒルズ青春白書みたいな物語かと思ってたら、陰湿な虐めから始まり、サイコパスとの駆け引き、そして最後は下手なホラー映画よりよっぽど怖いサイレントヒル的な精神世界の悪夢、といった展開でホラー好きには大満足でした。ただちょっと最終章で操作的に難易度高いところがあったのは気になりましたね。見た目難しそうなんだけど、実はなんとかなるくらいの調整でも良かった気がするんですが。
主人公にはほんの少しだけ時間を巻き戻す能力があるんですが、それでいても要所要所で出会う選択には、プレイヤーは頭を悩ませるでしょう。映画ではなく、ゲームであるからこその選択の妙とでもいうか。
クリアすると自分がどんな選択をしたか見れるんですが、全世界のプレイヤーの選択率も表示されて、なかなか興味深いですね。参考までに自分がプレイした時の選択肢の内容の画像をあげてみます。完全にネタバレなので、クリア後の閲覧を推奨します。
大変満足したんですが、まみりんが横で見てて「バタフライエフェクトっぽいね」「ファミコンのあれが元祖だよね、おかあさーん」というので衝撃が割と台無しになりました。ちなみにまみりんが最初に遊んだファミコンはお母さんが学習ソフトと勘違いして買ってきた『東方見聞録』だったそうなので、だからこんな風に育ったのかと。
『バタフライ・エフェクト』と『ライフイズストレンジ』が似てるという人は大勢いるだろうけど、『ライフイズストレンジ』と『東方見聞録』が似てるという意見は少数派なのではなかろうか。というわけで、東方見聞録を遊んだ人が横に居ない状態で遊ぶと、感動や衝撃を失わずに済むかと思いますので、ご注意を。
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