予告編すら見ないで「なんかヤバそうな韓国映画だけど『殺人の追憶』みたいなミステリーかな?」くらいの心境でKBCシネマに到着したら、まさかの156分もの上映時間にビビりました。確かに上映時間は長かったんですが、最後まで一瞬たりともだれずに見れて面白かったです。
やっぱり韓国映画はパワーがすごいですね。国家間のギスギス感はあるんだけど、ほんといい映画を作り出せる土壌や、それを味わう観客がいるからこそ、ここまでこれるのかな、と羨ましい気分になりました。韓国では700万人が鑑賞し、映画祭では韓国俳優ではなく國村隼氏に複数の賞(観客投票もあり)を与えているわけで、韓国映画市場は色々と凄いですね。
てっきりR15指定くらいはいってるかと思ったら、まさかの全年齢指定だったのは驚きました。確かに思い返してみれば、おどろおどろしくはあったけど、グロ描写は思ってたより控えめでしたしね。逆に言えばグロ描写に頼らなくても、あそこまでの緊迫感出せるんだなぁ、と。詳しくは述べませんが、とある日本人俳優の存在感が凄いので、何も知らずに見てもらいたいです。
とてつもない存在感がある作品なので、何も知らずに飛び込んで、翻弄してもらいたいです。
Amazonプライムビデオで見れるようになって、まみりんが興味をもったようなので「ネタバレになるから詳細は言えないんだけど、凄い映画だから見たほうがいい」と言ったら、夜中に見始めて、見終わった後は呆然としてました。
コクソン、見る人の哲学的な思いをきれいに映し出す純度の高い鏡のような、ある意味で夢のある楽しい作品ですね。なので特に何も持っていない方が観たら
「訳がわからん」で終わるのではと思います。— まみりん (@mamirin_oniyome) 2018年11月3日
これは色々な人の意見をみたい作品だよなぁ、と改めて思った次第です。
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