無料でダウンロードできるVRソフト、という以外の情報を何も知らない状態で起動。
anywhereVR
ヘッドセットの先には、沖縄が広がってました。
歩きまわることはできないものの、左右を見渡すと、周りが見える。
静かなさざなみが、心地よい。
実に、いい。
癒される。
他にどんな景色がみれるのかと試してみると、無料版なので二箇所だけでした。しかしメニューからリストを出すと、いかにも心地よさそうな風景が沢山並んでるじゃないですか。
でもそれらをクリックすると、PSストアに誘導されるじゃないですか。
有料じゃないですか。
でもその場でクレジット決済できちゃうじゃないですか。
そのままお得なコレクション版を購入しちゃうじゃないですか。
財布の紐という概念がなくなっちゃうじゃないですか。
リラックスCollection 1(PS4) | 公式PlayStation®Store 日本
なんというか、PSVRヘッドセットをつけたままクレジット決済するのって、無駄にサイバー感あって趣がありましたね。
ヘッドセットをかぶって、心地よい音楽とともに、ただゆったりとする。
それがこんなに癒やされるとは。ゲーム性は皆無なんですが、寝る前にヘッドセットつける習慣がつきそうな勢いです。
NORTHERN LIGHTS −極北の夜空に輝く光の物語−も悪くなかったんですが、anywhereVRの方が一場面あたりのコスパがよくて多彩性があり、音楽が仰々しくなくて好きですね。
PSVRはホラーなどの刺激的なコンテンツが多めでしたが、ここに来てゆったり楽しめるコンテンツも出てくれて、少しずつ幅が広がってきてる感じがあっていいですね。今後もいろいろな方面で、気軽に楽しめるコンテンツが充実していくことを期待します。
2016/12/11追記
VR内でスマホを動かせる機能は、iPhoneが未対応でAndroid端末のみ、とあったので諦めてたんですが、そういえばFireタブレットを持ってたな、と思っていろいろ試したところ、インストールまでは出来ました(ただし動作できず。詳しくは後述)。
使い道が無いと思ってたFire端末、Googleストア使えるようにできたので、anywhereVRアプリをインストールしてみた。 pic.twitter.com/gNhfDcuNTD
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2016年12月11日
FireタブレットはAndroidベースではあるものの、GooglePlayなどが使えないように制限がかかってるので、通常のままだと大抵のアプリがインストールできません。だからといって脱獄っぽいことをやるのも気がひけたんですが、比較的簡単な方法が紹介されてたので試してみました。
かなり詳しく書かれてるので悩むところはないと思いますが、注意点があるとしたらGoogleアカウントをどう使うかですね。iOSと違い、同じGoogleアカウントで複数端末を紐付けた場合、すでにダウンロード済となって他端末で使えない、といったケースがあるみたいです。
どうするか悩んだ挙句、LINEのアカウントを取得するときだけ使ったアカウントを使い、Googleサービスへのログインはいつものを使う、みたいなことをやってみました。すると大抵のアプリは問題ないんですが、GoogleChromeやGooglePhotoなどで問題が発生してしまいました。
複数のGoogleアカウントを追加して、アプリによってどれを使うか変更できるだろうと甘く見てたんですが、その方法が見つかりませんでした。初回にGooglePlayを起動させて設定したアカウント以外、追加する方法が分かりません。普通のAndroid端末には存在している「設定→アカウント」というメニューが、Fireタブレットには見当たらないのです。Amazonアカウントの設定だけしか項目が見つけられませんでした(出来るのかもしれないですが……)
まぁそこは本来の目的ではないのであっさり諦めて、動きそうなアプリだけインストールして、使えたらラッキーくらいの感覚で臨むことにしました。GooglePleyの設定が終わって使えるようになったら、ストアで「anywhereVR」と空白なしで検索すれば、このアプリがヒットすると思います。
anywhereVR – Google Play の Android アプリ
インストールして、アイコンが出るようにはなったんですが、PSVRで試してみたところ、残念ながら使えませんでした。
Fire タブレットにanywhereVRアプリはインストールできたけど、うまく動いてくれずに残念。キャストするとPS4側は反応するけど、スマホ部分が空表示になるだけで何も出ない。設定表示で透明度というのがあるけど、これやっても変化ないし。純粋なAndoroidじゃないとダメかも pic.twitter.com/v2vTm4dodk
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2016年12月11日
アプリの説明にも書いてるんですが「タブレット端末での動作は保証しておりません。」とあるんで、Fireタブレットだからという以前に、タブレットそのものがダメっぽい感じですね。残念。
とはいえ今回の件で、今までiPhoneしか持ってなかったんで諦めてた、念願のスーパーリアル麻雀Rを遊べるようになったのは収穫でした。できればPSVRの癒し空間で脱衣麻雀をする、という極上の癒し体験をしてみたかったんですが、まぁそれは贅沢すぎますかね。
といった試行錯誤がおわり、本来のanywhereVRを改めて遊んでみたところ、ゲーム性ないと思いこんでましたが、釣りゲームがありますね。ペルソナ5の釣りとかと違い、割と気楽に遊べる割に、100種類も魚が居るみたいなので、意外と遊べそうです。ついでにツイッター連携もしながら遊んでみました。
anywhereVR、ゲーム性はないと思ってたけど、ミニゲームがあると聞いて釣りをやってみた。ついでにツイッター連携もすると、未来感あふれる絵面になった感がある。 pic.twitter.com/K90QrtDgxC
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2016年12月11日
知人が「洗濯機が回ってるだけの追加コンテンツが欲しい」と発言されてるのを見て、暖炉で火が燃えてるだけのコンテンツ出たら即買うんだけど、と思ってたら知らぬ間に実は買ってました。
anywhereVRに洗濯機の場面売ってくれればという意見を聞いて、暖炉で燃えてる火を見てるだけのがあったら買うのに、と思ってたら知らずに買ってた。 pic.twitter.com/8TXQTwg6IR
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2016年12月11日
ちなみに暖炉だろうが釣りゲーが遊べました。シュール。
遊ぶ前は画像が荒くなりそうと思ってたんですが、実際体験してみると風景画だとそんな気にならないし、360度のつなぎ目がまったく分からなくて自然なので、とにかく心地よいコンテンツですね。このアプリにはかなりいろいろな可能性を感じるので、今後の追加コンテンツにも期待します。
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