アーケードアーカイブス ダライアス
VR対応ソフトじゃないんですが、シネマティックモードで遊ぶのにむいてると聞いて早速購入してみました。
これは確かに凄かった。シネマティックモードとの親和性が高すぎて、VRを使うことで真の完全移植となった感があります。三画面の境界を再現するオプションとか何それ凄い。ゼビウスの移植で画面焼けのオンオフがあったのを思い出しました。何このこだわり。こういうの、嫌いじゃないぜ。
原作は三画面筐体という独特の代物で、1P側だと一番左の画面に座ることになるんですが、シネマティックモードで普通に遊ぶと真ん中の画面に座る感覚になってしまいます。これがイヤな場合、画面右端を向いた状態でPS4コントローラーのオプションボタンを長押しし、その位置で画面の向きを固定するといいです。このあとで正面を向けば、自然と左側で座った状態になりますので。
ここまで考えて移植してたのだったら凄すぎる。相変わらずゲームアーカイブスはいい仕事をしてますね。この調子でそのうちアイレム作品やデータイースト作品も配信してくれる日を待ってます。『最後の忍道』や『グレートラグタイムショー』を大画面でやってみたーい!
ちなみにシネマティックモードですが、PS4以外のHDMI接続機器も実は対応してくれてます。
マジでPSVRでスプラトゥーンできたwww
写真はVRゴーグルのレンズ付近からスマホカメラで撮った
シネマティックモードだけど充分楽しめるし、何よりSONY製品で任天堂のゲーム出来るのに感動した pic.twitter.com/6efUytRV2m— kinoP@デレ4th LVさいたま (@kinokasa) 2016年10月13日
PSVRは任意のHDMI機器から入力受け付けるじゃん。
こんどHDMI端子付きのミニファミコンでるじゃん。
当然合体させて遊ぶじゃん。
もうこれ、ソニーと任天堂の歴史的和解の瞬間じゃん。— あれっくす (@NStyles) 2016年10月13日
入力遅延があるのかどうかも気になったので、自分もさっそく試してみました。
まずはWiiUをPSVRに接続。想像以上に大画面の恩恵ありました。特にマリオカート8だとゲームパッド見なくても遊べるし、迫力あるので効果的に思えました。
あとVCのマリオ64をマリオ視点で遊ぶと、かなり世界の中を歩きまわってる感があって凄い。これで立体視だったらやばいレベル。なお個人的にはラグは感じませんでした。
ファミコンミニはまだ発売してないしなー、と思ってたんですが、我が家にはレトロフリークがあることを思い出しました。パンがなければケーキを食べればいいじゃない。ファミコンミニがなければレトロフリークで遊べばいいじゃない。
PSVRにレトロフリーク繋げてマリオやってみました。魚眼レンズみたいになって写真だとイマイチに見えるかもしれませんが、ヘッドセットごしだとしっかりした画質で遊べます。標準パッドで遊びましたが、体感的にはラグを感じませんでした。 pic.twitter.com/80HSzHL0MG
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2016年10月14日
大画面で遊ぶマリオはなかなか新鮮ですね。こちらも操作ラグを感じず、普通にジャンプなどができました。HDMIからの信号をヘッドセット用に変換してるだろうから、てっきり少しはラグがあるかと思ってたんですが、体感レベルでわかるようなラグは感じられませんでしたね。
あと意外だったのは、SFCのF-ZERO。昔のゲームなのに、大画面で遊ぶと疾走感が半端ない。マリオカート8のミュートシティよりも、なぜかこちらの方にインパクトを感じたのは、思い出補正みたいなものなのかもしれませんが心地よい驚きがありました。
PSVRのシネマティックモードでダライアスをしたあと、試しにPCモニターで遊ぶと小さくて物足りないと思ってしまい、やっぱりシネマティックモードの迫力は凄いとあらためて実感した次第です。
レトロゲーだと原作のドットが当然少ないので、VRで遊んでも画像劣化してるようには思えなくて、実はPSVRってレトロゲー向きのハードウェアじゃないでしょうか。レトロゲーやるならVRマジでオススメ。
レトロゲーと最新テクノロジーが融合して、こういう楽しみが生まれたのは嬉しい誤算ですね。いい時代になったもんだ。
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