前作である『ホクサイと飯』はかなりお気に入りだったのですが、一巻完結しててかなり残念に思ってました。とらのあなで同人誌が出てるのを知って、すぐに買ってしまったくらいに大好きだったのに!
しかしながら連載終了の理由が、雑誌休刊にともなう不可抗力なものであったため、人気そのものはちゃんとあったようです。このたび移籍新連載という扱いで新たに単行本が発売されて一安心しました。
発売初日からKindle版も販売してたんで、紙版とどちらを購入すべきか悩んだんですが、結局のところ紙版で購入しました。鈴木小波氏*1の作品は紙版で揃えてますし、カバー裏に毎回遊びが盛り込まれてますし、同人誌も出されたりするから、せっかくだから俺はこの赤い(帯の)本を本棚に並べてみるぜ!って気分になったりするじゃないですか。
鈴木小波氏の漫画は同人誌が出ることもあるので、紙媒体で揃えて本棚に並べてしまいたい欲が強い。 pic.twitter.com/UiaN2jMAc2
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2015, 4月 12
こうして本棚に並べてみると、紙媒体はやっぱりいいなぁ。無限に格納できる本棚が欲しい。 pic.twitter.com/oKyQy0vsU0
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2015, 4月 12
偏食なくせに料理漫画をわりと購入してるんですけれど、やっぱり料理がいかに美味しそうなのかが購入のポイントになるかと思います。そういう意味で言うと、本作もかなり食欲をそそられますし、それだけでなく料理をしている姿も楽しそうなんですよ。
各話最後に実際の調理写真も掲載されてて、やや小さめの写真なのが逆に味わい深いですね。装丁的な意味でも、とても大好きな作品です。
美味しそうな食事シーンと、各話最後に実際に調理した写真が掲載されてて魅力的。 pic.twitter.com/odQKHGjeB0
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2015, 4月 12
インタビュー記事の最後に第一話の試し読みもできるんで、気になった方はまずはWebで読んでみてはどうでしょうか。作者の方が料理もマンガも楽しんで作られてるんだろうな、という雰囲気が伝わってくる素敵な漫画だと思います。
- 注1 : ちなみに「さなみ」と読みます。というか今回ふりがながあったので初めて知りました。てっきり上上下下左右左右BAな人とばかり思い込んでて、大変失礼いたしました。
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