とても不思議な静謐さ、余韻、読後感。それが、レストー夫人。
そして、今日も、劇は続く。
その学校では、毎年二年生が「レストー夫人」という演劇をする。しかも7つのクラスで同じ劇を違う台本にして、7種類の「レストー夫人」を上演するのだ。
ヒロイン役のエキセントリックな少女を中心に、今日も舞台の準備は進む。それぞれの屈託を抱えた生徒たちひとりひとりの物語は、はたしてどんな劇に収束するのか……?
ほとんど書き込みがなく、白っぽい絵作りであるんですが、それを手抜きとは全く感じさせない雰囲気が素晴らしいです。一話が試し読みできるので、この世界観に誘われてみるのも一興かもしれません。
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