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漫画

じこまん

じこまん~自己漫~ 1 (ニチブンコミックス)

じこまん~自己漫~ 1 (ニチブンコミックス)

玉井 雪雄
日本文芸社
2012-11-17

じこまん〜自己漫〜(2) (ニチブンコミックス)

じこまん〜自己漫〜(2) (ニチブンコミックス)

玉井 雪雄
日本文芸社
2014-01-18

『オメガトライブ』や『かもめ☆チャンス』を読んでいて、かなり知識量が多くて凄いんだけど、どんな方が描いてるんだろう?と前々から思ってたんですが、そんな謎めいた玉井雪雄氏の、裏の代表作ともいえる自転車あるあるマンガです。
玉井氏の人柄が色々な意味で前面に出てきてるので、「この人が『オメガトライブ』を描いたの……?」という戸惑いがかくせません。それくらいはっちゃけてます。というか、表紙見ただけで分かりますよね。濃さのあまりに手に取らない人が出そうですが、中身は表紙以上に濃いので、表紙でヒかなかったのなら躊躇わずに手にしてしまおうじゃありませんか!
自分も40代になってしまい、子供も生まれて、自由な時間が若いころに比べると激減している状態で、不惑とはいったいなんなんじゃろ……と思う日々でしたが、このマンガには勇気づけられました。
自己満足 それは69億人全市民に残された最後の価値観
幼少時 10代 20代と基本的には他人からの評価のみで生きていける
しかし30を過ぎ40を迎えると他人の評価だけでは生きていけない!
そう、全てはこのじこまんの微笑息のため!
子曰四十にして惑わないのは自己満足のみで生きる術を体得するから!
四十路を超えた男に残された最後の生きる力
それが”じこまん”なのだ!!

普段は後ろ向きな考え方ばかりする自分にとって、「趣味の自転車に乗るのに、ここまで自己肯定するかっ!」と目からウロコでした。そして何よりも魅力的なのは、自転車に乗るのが好きで好きで仕方がない玉井先生の風情でしょう。すげぇ楽しそう。
宣教師
ロードバイクみたいな本格的な自転車には乗ったことがない自分にも、楽しく読めて最高なんですが、最近自転車ばかり買ってる石橋さんとかに見せたら、自転車あるある的な感じでより一層楽しんでいただけるんではないでしょうか。
そんな玉井氏の一言には、魂をゆさぶらされるような金言が多いですが、自分がもっとも勇気づけられた言葉を引用してみましょう。
最近の財布にヒモなんてないよね。むしろマウスのクリックだよね。
ただ−このワンクリックがどうしても押せない時がある!あとほんのちょっと人差し指を動かすだけなのに。
ワンクリック躊躇を難なく乗り越えられる魔法の言葉をご存知だろうか? 
それは「一生モノ」
Yes,じこまん それは自分を全肯定する時間!

そうか、俺って最近はKindle本を見た瞬間に即クリックしてたけど、これでよかったんだ! よーし、パパはりきってクリックしまくるぞー!
といった感じに色々と勇気をいただいた作品です。
みんなも読んで、微笑息としてみよう!
微笑息
ちなみになんと読むかは秘密にしておくので、ぜひ単行本で確かめてみよう!
読もう、じこまん!

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