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映画

パシフィックリム(4DX爆音上映会)

昨年劇場で3D版を上映している時から気になっていたんですが、北九州で4DX対応映画館ができるという噂を聞いて、もしかしたらそのうち4DXで再上映してくれるんではないだろうか……と敢えて今まで予告編すら全く見ないで過ごしていましたが、本当に4DX爆音上映会が開催されました! 
待ってたぜぇ……この瞬間(とき)をよぉ……!!
ばくおん!


というわけで、どんな映画なのかすら知らないまま、Web予約開始した瞬間に速攻で予約完了し(自分で言うのもなんですが、たぶんこの劇場で一番最初に予約したのでは)、あれっくすさんと二人で見てきました。新幹線とバスで小倉コロナワールド*1へ向かう道中、あれっくすさんにネタバレにならない程度の事前情報を教えてもらったりしました。
「監督がハリウッドを騙かして全力で作った怪獣映画なんですよー」
「日本のオタクへのご褒美という監督の心意気を察して、吹き替え版は豪華な声優陣を集めてるんですよねー」
そう言われると、あのツイートを思い出しました。


何だか良くわからんが、とにかく凄そうだ!
期待感を胸にバス停から降り立つと、なんかタブレット片手に途方にくれながら左右を見回してる方がおられて、「あー、同じ映画見に行くのかなー」と思ったもののいきなり声をかけるのも躊躇われたので、遠回しに4DX見に行くことを匂わせる会話をしながら歩いてたら、たぶんこちらの意図が伝わってくれたのか、鉄橋を登る階段まで来てくれたので一安心。
そしてその後起こった出来事については、詳細は述べませんけれど、なんというか、恋愛ゲームの主人公になった気分でした。キャラの立ってるヒロインの突発イベントに遭遇したら、こんな心境なんかなー、て。いやぁ、いざとなったら人って無言になるもんですね。まぁ、マップ上だと最短距離ですし、理論上は……あれっくすさんの「あの瞬間がこの日のハイライトだった」という意見に賛成です。
といった突発イベントがありつつも、前回と違いスムーズに劇場に入って、予約済のチケットをすんなりゲットし、席に座りました。そしたら真横の席に、コスプレの人がナチュラルに座られきてて驚きました。
パシリムは未見なのでどのキャラなのかは分かりませんが、なんかエヴァみたいなスーツなんでパイロットなんでしょう、素人目にも衣装の作りこみが凄いと分かるレベルです。かなり驚いたものの、こんな機会はそうはないだろ、と勇気を出して写真撮影をお願いしたら、快諾していただきiPhoneで撮影。実に楽しそうな姿が印象的でした。
ご本人に許可いただけたので掲載
そして落ち着いた頃になって、更に横にコスプレと思わしき方が座られたので「あれ、服装がおかしいのは俺の方ですか? この会場のドレスコード的に?」と当惑しつつ納得しました。ここは日本であって日本ではない。
パシリム未見でどんなキャラのコスプレか分からない俺に、あれっくすさんが「闇商人です。靴が重要なんで、見ときましょう」と言われ、ますますもってどんな映画なのかよくわからなくなってみたり。前知識ないから、全てが混沌としていて、頭の中は疑問符だらけです。
そして本日は爆音上映会という特殊なイベントだからか、上映前に女性の司会の方が出てきていろいろ話をされました。「皆さん、今まで何回ご覧になられました?」という質問のあと、隣のコスプレの人が「8回、いや9回くらいかなー? でも、**さんに比べたら全然見てないし……」とか普通に言い始めて、なんか尋常じゃありません。
司会のお姉さんがどこから来たのか質問したら、なんと先ほどの闇商人コスプレの方って、東京から来られたと判明。「なんで名古屋すっとばして北九州に……?」と複数の方から同時にツッコミされてました。
でも「今日初めて見る方は?」と質問されて、俺が恐る恐る手を上げた時の方が「えー、そうなんですかー」と周りに驚かれてので、自分も驚きました。その後、他にも複数の方から同様に驚かれてしまったんですが、あれ? 東京から映画見に来ることよりも、映画館で初めて映画を見る事のほうが、そんなに珍しい事なの?


見始める前から「なんと業の深い映画なんだろうか」という実感するとは。
その後は上映を前に、コスプレ撮影会が始まりました。このせいで5分位遅れが生じたみたいですが、撮影会を優先するスタッフの心意気やよし!
撮影会
四人と一人(顔出しNGの方は写真に含めていません)
前回『ゼログラビティ』見に来た時(感想)はポップコーンでひどい目に会いましたが、今日は誰一人としてポップコーン持ってきてなかったのが印象的でした。まぁ『ゼログラビティ』みたいな静寂感ある映画じゃないし、爆音なんでうるさくても気にならない状況ではあったんですが、実に訓練された客層だな、と嬉しい気分に。
そして予告編が始まりました。3Dメガネのためにコンタクト付けてきたあれっくすさんに比べると、メガネの上から3Dメガネつけてくる自分は覚悟が足りないっ!……と思ってたら、横のお姉さんが明るく「メガネオンメガネー!」と言いながら装着してたので、救われた気分に。
そうこうしつつも「なんで映画泥棒は4DX対応してないんだよ」と苦言を申していたら、『アメージングスパイダーマン2』の予告編が4DX対応してて感動! じつに4DXとの相性がよくて、予告編だけでも満足してしまいそうになりました。これはパシリム本編も凄そうだ、と期待感が胸にいっぱいです。
そして本編なんですが、いやもう本当に面白かったです。『ゼログラビティ』が静の4DXとすれば、『パシフィックリム』は動の4DXではないでしょうか。アトラクション感覚が凄まじく、とはいえジェットコースターじゃこんな臨場感は味わえそうにありません。とんでもない没入感ですよ、これは。
以下、ネタばれを含むかもしれないので、感想はクリックしないと見れないようにしておきます。

博多から往復の新幹線代と、チケット2800円がかかったので、ブルーレイ買うより高くつきましたが、これは値段と時間を費やしただけの価値はあります。
作品自体も素晴らしかったですけれど、スタッフロールのあとに飛び交う握手、そして外で再開されるコスプレ撮影、と作品以外も楽しいお祭り騒ぎでした!
東京から来られた方が、三脚を使って一人で記念撮影されようとしてたら、あれっくすさんが撮影しましょうかと声をかけていたので、コスプレの方を撮影するあれっくすさんを俺が撮影するというメタ光景に。


ここまで愛されてるとは、パシリムはほんと凄い作品ですね。
というわけで4DX未体験なら、ぜひ見ましょう! ただ、あまりにも凄すぎるので、他の4DXが霞む可能性もありますが、これを体験しないのは勿体無い。実に4DXとの親和性が高く、4DXのために作られたんじゃないかと思うくらいの逸品です。
関東にも今度4DXの劇場ができるらしいですから、パシリムの上映会はぜひやってもらいたいですね。4DXシートは10歳じゃないと座れないから、4歳の息子があと6年たつまで定期的にリバイバルしていただけると、個人的にパパ嬉しいんですけど、そこんところどうですか。
まだ今週木曜(4/10)まで4DXでリバイバル上映してるようなので、未体験の人はぜひ行ってみてください。ほんと、凄いんで。

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