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映画

セッション9

廃墟となった巨大な精神病院、そこへやってきた建築修復チームがそこに残された多重人格者のテープを発見してしまい……というストーリーを聞いただけでその不気味さがうかがえるかと。
実際に映画を見ると威圧感さえ感じさせる気味悪さです。映画を見た後であの精神病院が実在していると知り、こればっかりは映画を見る前に知っておけば恐怖が倍増したに違いない、と少し悔しい思いをしました。
建物全体の雰囲気が、昼間だと言うのに淀んだ感じで、24時間365日近寄りたくないというか誰も寄せ付けない有様です。それだけに暗闇の怖さはかなり際立ってました。一時も安心できない空間。そういう場所もあるんだ、と。
全体的にゆっくりと、じわりじわりと話が進みますが、不気味なオープニングから最後までその感覚が保持されたまま話が進むので退屈はしないでしょう。大量の血とか音量の大きすぎる効果音を使わなくても、ここまで出来るものなんですね。

さりげない演出が良く出来ていると思います。

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