Miiverseの存在で今までと違った楽しさはあるものの、ゲーム性的には良くも悪くも今までの2Dマリオとは本質的にあまり変わってない……と思ってたんですが、WiiUゲームパッドのバディプレイを使うと、一味違った楽しみ方が出来て楽しいです。
バディプレイとはどういうものかというと、ゲームパッドの画面をクリックすると、一度に四つまで床を出したり、敵をたたいたら足止めしたりできるので、うまく使うとかなり楽にゲームを進められるのです。そう、うまく使えば。
今までそれなりにマリオシリーズをたしなんできているので、普通に遊んでたら数時間でサックリとクリアできそうだったので、前作のWii版から縛りを設けて遊んでいました。
前作の場合はクリアまでは必ずまみりんと二人で遊ぶ、というルールを課していましたが、これがなかなか難しいのです。二人の方が楽そうに思えるかもしれませんが、狭い足場とかだとお互いがジャマになったり、一人だけ先に進むと残された方がアイスクライマー的に追い出されてしまったり、といろいろドラマチックな事が起こります。ました。
そして本作ですが、前作と違って家族が一人増えたので、三人で必ず遊ぶことにしました。パパとママがリモコン使って、三歳になったばかりの息子がなんとWiiUゲームパッドによるバディプレイを行う、という正気とは思えない采配です。
とはいえ最初からこんな布陣で挑もうとは思ってませんでした。WiiUの発売日は偽リモコン渡して、息子が楽しんでる気分だけ満喫できるようにしむけて、無事すやすや寝せることに成功しました。
しかしあれから息子が成長したのか、パパとママが持ってる本物のリモコンをよこせ、と取り上げに来るのです。なんでバレたんだろ、と不思議に思うパパの前で、みんなのリモコンを立ててニッコリする息子を見てると、偽リモコン作戦はムリかなぁ、って思うようになりました。
リモコン取られたりするリスクよりは、WiiUゲームパッドあたえて、適当に床でも出して楽しんでもらったらどうにかなるかな、と淡い期待をもって挑んだわけです。そしたら息子の気分次第では色々な事がおこります。
なんつーか、動くものが気になって画面をツンツンしたがるみたいでして、それが死んで復活しようとやってきたシャボン玉の中のマリオや、瀕死の我々を救うはずのアイテムだろうが、ツンツンしては奈落の底に落としてはキャッキャと喜びまくります。
床は普通に使えばかなり便利なはずなのに、ジャンプした真上に床を天井代わりにおいて、パパとママを落とすのが得意技のようです。一画面に4枚しか床はおけないので、4枚置いたのを見計らって進むのが基本テクになります。
あと、敵をツンツンするのは基本的にありがたいんですが、この面のパタパタは敵というか移動床なんで、ツンツンして動きを止められると悲惨。動画のラストで敵が不自然な動きしてるのはそういう理由です。
息子にかかるとゲームパッドが凶器と化すので、これは危険すぎる!とゲームパッドを何度も取り上げようとしましたが、お気に入りみたいでなかなか手放してくれません。
そうかと思ったら突然飽きたのかゲームパッドを床において、テレビの前で我々の視界を塞ぐように踊りだします。三歳児には理屈なんて存在しません。
我々が慌てるとますます喜んで踊りまくるので、仕方が無いからテレビじゃなくてゲームパッドの画面を見て二人で進めたり、と臨機応変に対応するしかありません。マリオ以外のことも攻略しないと先に進めないのが斬新すぎます。
宮本さんもこんな攻略方法が存在するとは想像もしなかっただろうな、と思いつつも何とか家族三人でゲームクリア!
ちなみに上の書き込みは息子が書いてくれました。パパとママの嬉しさがうまく表現されてるんじゃないかと思います。めでたしめでたし!
と思ってたらまみりんが不機嫌そうに「ふうふでも、ってなに? ふうふだから、じゃないの?!」言うので「ほら、五七五で表現するって指定だからさ、ねえ……?」となだめたりしました。
難易度的には(本来以外の要素で)かなり大変ではありましたが、やっぱり家族でゲームするのは楽しいですね。早く息子が大きくなって、普通に遊べるようになるのが楽しみです。
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