あれっくすさんのインタビューが掲載されている同人誌が欲しくて仕方がなかったので、思い切ってあれっくすさんにお願いしてみたら vol.1 と vol.2 の両方とも入手していただけることに!
そしてこのたび同人誌を受け取るついでに、久々にあれっくすさんのご自宅に行ってまいりました。前回お会いしたのが Wiiの発売日だったので約6年ぶりの再会となりました。お互いこの6年の間に、結婚したり子供が出来たり、と年相応に家族が増えたりしているわけでして、ゲームマニアの既婚男性としてどのような変化が生まれているのだろうか、と思いつつ待ち合わせ場所に行ったら、一目ですぐに分かりました。そりゃ数年でそんなに人の顔は変わらないですよねー。でも自分は白髪増えすぎましたかねー。
そんなこんなでお昼を食べつつ「西通りにあるカレー屋はすごく辛いのに、机に水が置いてないから一分おきに水を貰うことになり大変だけど、ちょうオススメ」というグルメ情報をもらったり、「マラソンにハマるとお金が意外とかかるからゲームはリーズナブルですよね」と言われたので「ラブプラスは6千円くらいで一年近くやってるから、一日あたり20円しないと考えると、確かにリーズナブルですね!」と熱弁をふるうとあれっくすさんの顔から一瞬表情が消えたりした後で、いよいよあれっくすさんのご自宅に移動。
他の既婚男性はどんな風にゲーム機を格納してるんだろうか、という疑問があったんですが、テレビ台の下にWiiとWiiUが二段重ねになってて、その右にブルーレイプレイヤー(結婚式仕様)が置かれていました。さすがにゲームキューブと64DDは押入れにしまわれているとのことで、奥様と二人暮らしだからそりゃそうですよねーと納得。というか自分の中でテレビ台にゲーム機をしまう、という概念が消えてたのに驚いたりしました。
そのあとで入手した同人誌をちらちら見てると、お目当てのあれっくすさんのインタビューですが、これがかなりの予言率でして、ICカードが付いてくるかも、という点だけは外れてましたが他は全て的中!という驚愕の的中率です。据え置き機と携帯機の開発が融合する点も当たってて、素で驚きました。Wiiの最初の売れ行きが良くない、ってのも当たってて複雑な心境になりつつも、他の予言も当たりそうで目が離せません。オモチャ連動の件も将来実現されたら楽しそうですね。
そして裏表紙を見たんですが、そこには「マッスル行進曲」という謎の単語が。他の単語と比較すると、どうもゲームの名前みたいですが、こんなんがWiiで出てたとは知りませんでした。あれっくすさんに「どんなゲームなんですか?」って質問したら「ありますよ」と涼しげな顔でWiiUのWiiモード起動されて驚愕。
動画見ても良くわかんないだろうと思うんで、公式サイトをご覧ください。コレ見ても何がなにやらって気もしますが。ちなみに公式ブログでは「最後に、遊んでくれている愛すべきお馬鹿さんたちに大大感謝です。僕なら800Wiiポイントもあったら牛肉とナスの炒め定食を食いますけどね」と書かれたので、海外勢から「ナムコではどんな種類のヤクが与えられているのか非常に気になるよ」と言われてるのは伊達じゃないな、と感心しました。
その後は普通にWiiUで遊んだりしてました。
- 『ニンテンドーランド』は二人で遊ぶとなかなか楽しいな、と発売日に買ったのに今頃になって実感
- 一人で遊んでた時は『TANK TANK TANK』はそこまで面白くないかな?って思ってましたが、二人で遊ぶと楽しいです。特にオレコングモード。大画面テレビで相手の顔が映って暴れてるのは迫力があって面白い。
- 『ZonbiU』の体験版がゾンビすら居ない普通の部屋なのに怖すぎるので、気力があるときにぜひ購入してみたいところ。
- Miiverseのテレビコミュで「共感数がXXXXを超えました!」という書き込みしかしてないユーザを発見したり(XXXXには、for i=3100,i<100,-100 みたいな感じで延々と続きます……)
- コピペもアンドゥもないのに異常な書き込みしてるユーザを発見!
- セガ好きがまさか任天堂のSNSでこんな風に楽しんでるなんて、10年前には想像もできなかったですよねー
最近は真剣にゲームする気力もないので、そんなこんなでまったりと退役軍人みたいな気分でゆったり過ごさせていただいてたんですが、あれっくすさんの次の一言で事態は一変してしまいました……そう、「マリオのバディプレイでもやってみますか?」というセリフで。
正直、バディプレイなんて三歳児にジャマされたりするハンデキャップくらいにしか思ってなかったんで、かるーい気持ちで「いいですねー」と返答したんですが、まさかあんなことになろうとは……
任天堂のゲームって、普通にクリアするだけなら少し頑張ればまぁなんとかなる、って感じに作りこまれてて流石だなぁって思うんですが、実はクリア後にやりこもうとするととんでもない難易度にしてたりするものだったりします。そしてそれはマリオUでも健在だったのでした。
説明書をろくに見てなかったので、今まで「おだいプレイ」なるものの存在を知りませんでした。というかあれっくすさんのお宅で初めて見ました。あ、そう言えばそんなとこにそんなボタンあったんですね〜みたいな感じで。内容としては「コインを30枚とれ!」だとか「60秒以内にコースをクリアしろ!」とか、そういったお題にそってクリアしていくミニステージ集です。そしてこのおだいプレイには、バディプレイ専用のステージも多数用意されていたのです。
もうこれが、鬼。こんなん考えた人、頭おかしい。そう思えるくらい後半の難易度が素晴らしい。難しすぎて笑いが出るレベル。バディプレイなんてただ床置いておけばいいだけじゃん、くらいに思ってた自分の甘さを呪いたくなります。
的確にマリオの動きを察知して臨機応変に床を置く、ってのがここまで難しいとは。そして敵もタッチして動きを止めたりしたいといけないので、想像以上に操作が忙しくて凄いことになります。あれっくすさんとバディとマリオを交代しながら遊んでみましたが、どちらも違う難しさに溢れてて、それがまた面白い。
WiiUはゲーム性があまり変わってないんじゃ、と思ってましたが大間違いです。こういう協力プレイってのは今までなかった面白さで、違う方向のゲーム性を備えています。かなりガチな難易度なんで、二人でああでもないこうでもない、と頭を悩ませつつ一気に最後のお題までクリアしてしまいました。久々にゲームやりこんだ!って感じで楽しすぎました。
さらに面白いことに、クリアしたらプレイ内容を録画できるのです。直接のアップロード機能などが無いのが残念ですが、せっかくなのでクリア後に再生したものをiPhoneで動画撮影してみました。二人の声がはいってて実況プレイっぽくなってるのはご愛嬌ってことで。
クリアするだけでも大変ですが、金メダル狙おうとしたら更なる修練が必要です。ここまで遊んでやっと分かりましたが、任天堂の公式チャンネルは頭おかしいです。どこまでやりこめばあんなんできるのかと。
そんなこんなで楽しんでたら、あっというまに帰宅予定の時間を過ぎてしまってたので、あわてて退散。自宅に帰ったらまみりんが少し不機嫌そうです。
「こんな時間まで何してたん?」
「バディプレイでおだいプレイしてた」
「なにそれ」
「特定のお題にそって、バディプレイでクリアするの。おもしろかったよ」
「じゃあ私がお題だすから、やってみてよ」
「床に付かずにゴールしろ!とか?」
「全裸でクリアしろ!」
「無理!」
「じゃあメガネなしでクリアしろ!」
「それも無理!」
結局、息子の相手することで許してもらうことになり、息子が寝付いてからようやく更新できた次第です。一人でゲームしてても面白いですが、やっぱり他の人と一緒にゲームするのって楽しいなぁ、と満喫できて幸せでした。
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