はじめに
※記事一覧
R18画像を生成する場合、避けては通れないモザイク処理について説明していきます。
LoRAについて
まずはモザイクのかけ方ではなく、自動モザイク処理をしてくれるLoRAを紹介しておきます。
一身上の都合でLoRAでのモザイク処理が禁止されてるとか、LoRAいれると絵柄が変わってイヤ、といった理由でもないかぎり、このLoRAをいれておけば当記事の解説は読まなくていいと思います。
R18関連でついでに言及しておくと、擬音を自動的につけてくれるLoRAの存在を知りました。PONY版やIllustrious版があります。
R18画像を作るのなら、こういったLoRAの存在を最初に知っておくと楽になると思います。
モザイクについて
PixivにR18画像をアップすると、モザイクを適切にかけてないと事務局からメッセージで連絡がきます。
隠蔽処理が適切でない作品を確認したため、公開設定を非公開に変更しました。
以下の作品は利用規約・ガイドラインに準拠した修正または削除が必要です。
作品の再投稿を可能にしましたので、対応してお問い合わせフォームからご連絡ください。本サービスにおける隠蔽処理については、以下に基づいて行ってください。
基本的に隠蔽処理は画像の技術的性質ではなく、視覚的判断により細部が不明瞭になっていることを前提とする
同一次元上で処理を施し、技術的に元の表現に戻せない状態のものとする
範囲は輪郭線を含んだ状態とする
処理が施されていても透過により細部が明瞭になっているものは隠蔽に含まれない
モザイクは以下を参考に不明瞭化する
最小4ピクセル平方モザイクかつ画像全体の長辺が400ピクセル以上の場合、
必要部位に画像全体長辺×1/100程度を算出したピクセル平方モザイクとする
べた塗りにおいては隠蔽処理が必要な部分にすべて行うことが前提であるが、一部の処理により結果として不明瞭になる場合はこの限りではない
白液、その他隠蔽を絵柄により表現する場合、隠蔽処理が必要な部分にすべて行うことが前提であるが、一部の処理により結果として不明瞭になる場合はこの限りではない
無料アカウントだと通常は一度投稿した画像の入れ直しなどはできないんですが、こういうメッセージが来たときだけ一時的に再投稿・画像の入れ直しが可能になりますので、適切に画像を削除するかモザイクをかけなおして再アップし、事務局へメッセージで連絡する必要があります。なお性器だけでなく、バイブといった性器を連想させるものもモザイク対象となるようなので、ご注意ください(バナナは大丈夫でした)。
大量にモザイクをかけようとする時に結構大変だったので、自分なりに効率的なやり方を考えてみました。
なお前提として、画像はEagleですべて保管してるものとして説明するので、ご自身の環境に応じて読み替えてみてください。
義務教育では教えてくれないモザイクのかけ方、はじまります!
EagleからPaint.netへ画像連携
Eagleから大量の画像をいっきにモザイクをかけたい場合、個人的には無料ソフトPaint.netを利用するのが楽と考えてます(他には無料ソフトでPhotoScapeでもモザイク処理ができるようです)。
まずpngファイルはPaint.netで開くように規定アプリ設定をしておいてください。もしStable Diffusionの設定でjpg出力にしているなら、jpgを規定アプリ設定しましょう。
Eagle上で対象画像を一括選択して、右クリックから「規定のアプリで開く」を選択することで、Paint.netに画像が送られます(なおEagleで41枚以上選択してても、最大40枚までしかPaint.netに送れないので要注意)。
Paint.netでモザイク
ツールボックスから四角形選択をクリック
モザイクをかけたい部分をドラッグして選択
メニュー>エフェクト>歪み>モザイク
モザイクの粒度については下記が参考になると思います。
そういえばモザイクの話
モザイクもかける範囲や設定に基準があって、たとえばpixivだと
・性器の輪郭線まで含めた範囲
・画像サイズの長辺の1/100サイズpxのモザイクが必要らしいね。
例えば画像サイズ832 × 1216pxなら、13pxのモザイクが必要。
それがどれくらいかって言うとこれくらい。 pic.twitter.com/OHVhWOg4RL— シトラス(柑橘系) (@AI_Illust_000) January 17, 2024
自分の場合、1024*1536程度の画像だったので、セルサイズを15前後にして修正し、事務局に確認してもらって了承を得ました。
あとはOKを押せばモザイク完了。2枚目以降を処理する時は、範囲選択後にCtrl+Fするだけでいいです(メニューを開き直す必要なし)。
Paint.netの他の機能
今回使ったPaint.netですけど、無料で軽快な動作をするのに、意外と多機能で使い勝手がよいです。
Paint.NET 不完全 マニュアル | フリーレタッチソフトPDNの使い方解説
たとえば吹き出しの縦書きなども簡単に出来たりします。
の拡張プラグイン使うと、いとも簡単に縦書きの吹き出し作れて感動した。ちょっとポーズ違うので、また来週末でも余裕あったら作り込んでいきたい。#loveplus #ラブプラス #AIArt #StableDiffuison pic.twitter.com/QqLCXM9Y5M http://Paint.net— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) April 20, 2025
他のソフトだと吹き出しは作れても、縦書きにするのが大変だったり、有料ソフトだったりするので、かなり重宝してます。
無料ソフト
MosaicMaster

くるっと選択した部分が自動で『長辺の1/100px』モザイクになるという画期的ソフトです。
ちょうどFANZAで指摘が大量にきたので利用してみたところ、想像以上にスムーズに作業できて最高でした。審査も通りましたので、このツールの使用だけで大丈夫かと思います(余談ですが、FANZAの場合、モザイクの境界もチェックされてるようなので、性器などの輪郭部分にもモザイクがかかっているかは注意したほうが無難ですね)。
なお自分が「Eagleのフォルダ指定して使えるようにして」と要望あげたら、採用していただけました。マジで神ツールすぎます。
本当にこれ無料でいいんですか?
有料ソフト
自分は使ったことがないのですが、有料ソフトもありますね。無料でお試しも出来るみたいなので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
AutoMosaic
画像への連続自動モザイクツール:AutoMosaic (R18版) – AI Shop(by nekzuk) – BOOTH
ただ、思ったところと違うモザイクになるということもあるようで、編集ツール、モザイクツールをセットで使うといいみたいですね。
複数画像の効率編集ツール:AI Paint Cleaner:購入者の感想&今後のアップデート予定|Nekzuk
ちなみに伊東亜扇さんがFANZAのCG集(※リンク先R18注意)を出す際に、このモザイクツールを使って自動対応し、問題なくFANZAの審査が通ったとの事なので、実用上は問題なさそうです。サイズが904×1200なので12pxでモザイクされたとのこと。
むちむちモザイクちゃん
【おてがるモザイク修正ツール】むちむちモザイクちゃん – muchitsuma – BOOTH
こちらは千円で手動モザイクのツールです。
体験版もありますので、自分の環境で動作確認してから購入するといいでしょう。これもかなり使い勝手が良いですね。
MosaicMasterとの違いは、自分でpxを設定できる、ペンのサイズが変えられる、Undo操作ができる、Eagleフォルダは未対応、といったところでしょうか。
たぶん自分の環境だけと思いますが(いわゆるおま環)、文字化けと右側の画面プレビュー一覧が画面外に出るという状況です。これに関しては作者様に連絡して、改善版を検討されるとのことで自分は修正待ちです。参考になるかも知れないので、自分が試したことなどを書いておきます。
zip解凍すると、自分の環境だといろいろ試してもファイル名が文字化けしました。動きはするので実質的には問題ないです。BOOTH Library Managerであれば文字化けの問題はなくなったので、これ使えば特に問題ないでしょう。
画面外にはみ出る件ですが、自分はフルHD(100%)と4K(150%)という変わった環境で、かつPower ToysのFanzyZoneを使ってるということもあり、うまくいかない件に心当たりしかない感じですね。拡大/縮小を100%にしてもNGで、ツールのexeファイルを右クリック→「プロパティ」→「互換性」タブ→「高DPI設定の変更」にて、「高DPIスケール設定の上書き」にチェックを入れましたが、こちらも改善されませんでした。
いづれも作者様のテスト環境・本番環境では問題なく動いているということですので、やはり自分だけしか発生してない予感……
上記以外で気になる点がありましたら、BOOTHのDMで作者様に連絡を取ってみるのが良いと思います。かなり丁寧かつ迅速に返信をいただきました。今後修正版がきた際は動作確認させて頂く予定なので、同様の症状が出てる方は今はブックマークして待つのが良いでしょう。
おわりに
今回はモザイクについて書きました。
Patreonといった海外サービスを利用する場合でも、国内の法律が適用されるようです。
たまにモザイクに寛容な画像投稿サービスがありますが、基本的にはR18画像は適切にモザイクをかけないといけない、と考えておいたほうが無難でしょう。

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