はじめに
※記事一覧
R18画像を生成する場合、避けては通れないモザイク処理について説明していきます。
LoRAについて
まずはモザイクのかけ方ではなく、自動モザイク処理をしてくれるLoRAを紹介しておきます。
一身上の都合でLoRAでのモザイク処理が禁止されてるとか、LoRAいれると絵柄が変わってイヤ、といった理由でもないかぎり、このLoRAをいれておけば当記事の解説は読まなくていいと思います。
R18関連でついでに言及しておくと、擬音を自動的につけてくれるLoRAの存在を知りました。PONY版やIllustrious版があります。
R18画像を作るのなら、こういったLoRAの存在を最初に知っておくと楽になると思います。
モザイクについて
PixivにR18画像をアップすると、モザイクを適切にかけてないと事務局からメッセージで連絡がきます。
隠蔽処理が適切でない作品を確認したため、公開設定を非公開に変更しました。
以下の作品は利用規約・ガイドラインに準拠した修正または削除が必要です。
作品の再投稿を可能にしましたので、対応してお問い合わせフォームからご連絡ください。本サービスにおける隠蔽処理については、以下に基づいて行ってください。
基本的に隠蔽処理は画像の技術的性質ではなく、視覚的判断により細部が不明瞭になっていることを前提とする
同一次元上で処理を施し、技術的に元の表現に戻せない状態のものとする
範囲は輪郭線を含んだ状態とする
処理が施されていても透過により細部が明瞭になっているものは隠蔽に含まれない
モザイクは以下を参考に不明瞭化する
最小4ピクセル平方モザイクかつ画像全体の長辺が400ピクセル以上の場合、
必要部位に画像全体長辺×1/100程度を算出したピクセル平方モザイクとする
べた塗りにおいては隠蔽処理が必要な部分にすべて行うことが前提であるが、一部の処理により結果として不明瞭になる場合はこの限りではない
白液、その他隠蔽を絵柄により表現する場合、隠蔽処理が必要な部分にすべて行うことが前提であるが、一部の処理により結果として不明瞭になる場合はこの限りではない
無料アカウントだと通常は一度投稿した画像の入れ直しなどはできないんですが、こういうメッセージが来たときだけ一時的に再投稿・画像の入れ直しが可能になりますので、適切に画像を削除するかモザイクをかけなおして再アップし、事務局へメッセージで連絡する必要があります。
なお性器だけでなく、バイブといった性器を連想させるものもモザイク対象となるようなので、ご注意ください(バナナは大丈夫でした)。
いちおう映像媒体(AV新法基準)だと、毛はセーフ、睾丸はアウト、部分的な塗りつぶし(bar censor)もアウトだそうです。Pixivだと睾丸にモザイクなくても許されたんですが、たまたま見逃されたかも知れないので、気になるようなら睾丸もモザイクをかけるようにしましょう。
といった感じで、大量にモザイクをかけようとする時に結構大変だったので、自分なりに効率的なやり方を考えてみました。
なお前提として、画像はEagleですべて保管してるものとして説明するので、ご自身の環境に応じて読み替えてみてください。
義務教育では教えてくれないモザイクのかけ方、はじまります!
Paint.netを使う例
最初に例を書いててなんですが、後述するEagle上でモザイクをかけられるプラグインの方がやりやすいかもしれません。
とりあえず無料で手軽にできる、という事もあるので手法を解説します。
EagleからPaint.netへ画像連携
Eagleから大量の画像をいっきにモザイクをかけたい場合、無料ソフトPaint.netを利用するのも一手段と思います(他には無料ソフトでPhotoScapeでもモザイク処理ができるようです)。
まず画像ファイルはPaint.netで開くように規定アプリ設定をしておいてください。もしStable Diffusionの設定でjpg出力にしているなら、jpgを規定アプリ設定しましょう。
Eagle上で対象画像を一括選択して、右クリックから「規定のアプリで開く」を選択(ショートカットでCtrl+Space設定するとやりやすいです)することで、Paint.netに画像が送られます。
なおEagleで41枚以上選択してても、最大40枚までしかPaint.netに送れないので要注意ですね。
Paint.netでモザイク
ツールボックスから四角形選択をクリック
モザイクをかけたい部分をドラッグして選択
メニュー>エフェクト>歪み>モザイク
モザイクの粒度については下記が参考になると思います。
そういえばモザイクの話
モザイクもかける範囲や設定に基準があって、たとえばpixivだと
・性器の輪郭線まで含めた範囲
・画像サイズの長辺の1/100サイズpxのモザイクが必要らしいね。
例えば画像サイズ832 × 1216pxなら、13pxのモザイクが必要。
それがどれくらいかって言うとこれくらい。 pic.twitter.com/OHVhWOg4RL— シトラス(柑橘系) (@AI_Illust_000) January 17, 2024
自分の場合、1024*1536程度の画像だったので、セルサイズを長辺の1/100である16にして修正し、事務局に確認してもらって了承を得ました。
あとはOKを押せばモザイク完了。2枚目以降を処理する時は、範囲選択後にCtrl+Fするだけでいいです(メニューを開き直す必要なし)。
Paint.netの他の機能
今回使ったPaint.netですけど、無料で軽快な動作をするのに、意外と多機能で使い勝手がよいです。
Paint.NET 不完全 マニュアル | フリーレタッチソフトPDNの使い方解説
たとえば吹き出しの縦書きなども簡単に出来たりします。
他のソフトだと吹き出しは作れても、縦書きにするのが大変だったり、有料ソフトだったりするので、かなり重宝してました。
最近は有料ソフトのCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)はセリフをいれるのが柔軟で扱いやすいのがわかり、こちらを使うようにしています。予算に余裕があれば検討してみてはどうでしょうか。
クリスタは一括プランだけでなく月額支払いプランもありますし、Pixivプレミアムに加入するとクリスタの一番安いデビュー版を使えます。まずは少額で試すのがよいかもしれませんね。クリスタは多くのユーザがいて情報を集めやすいので、そういう意味でも使いやすいのではないでしょうか。
隠蔽用のStable Diffusionタグ
生成時にタグを指定することで、隠蔽処理も可能です。プラットフォームによってはこれらでは基準を満たせない場合もあるので要注意。
censored
修正済。基本的には性器に修正が掛かる。モデルにもよるが、bar censorかmosaic censorが出ることが比較的多い。bar censorやmosaic censoringとともにネガティブに入れれば、無修正で生成される。
uncensored
無修正。局部に修正が加わらない状態で描写される。
bar censor
いわゆる黒海苔修正。性器に長方形の黒線が何本も入る。
mosaic censoring
モザイク。日本で求められる修正としてはやや薄いことが多いので注意。
blank censor
局部部分を白く(もしくは黒く)ぴったり塗りつぶす処理。
blur censor
いわゆるボカシ。性器のみがピンボケする。
heart censor
ピンクのハートがいくつも出て局部が塗りつぶされる。乳首まで隠されてしまうときは、nipplesなどと指定すれば外れるはず。
scribble censor
黒海苔に似ているが、平行ではなくジグザグに手で描いたように塗りつぶされる。
convenient censoring
葉っぱやボトル、腕、しっぽなどで陰部を隠す。エロい。
無料ソフト
MosaicMaster

くるっと選択した部分が自動で『長辺の1/100px』モザイクになるという画期的ソフトです。
ちょうどFANZAで指摘が大量にきたので利用してみたところ、想像以上にスムーズに作業できて最高でした。審査も通りましたので、このツールの使用だけで大丈夫かと思います(余談ですが、FANZAの場合、モザイクの境界もチェックされてるようなので、性器などの輪郭部分にもモザイクがかかっているかは注意したほうが無難ですね)。
なお自分が「Eagleのフォルダ指定して使えるようにして」と要望あげたら、採用していただけました。マジで神ツールすぎます。
本当にこれ無料でいいんですか?
画像・動画モザイク処理システム
ブラウザ上で無料で使えるそうです。
なお初回時の注意で、アップロードした画像類は学習で使われる可能性があります、と警告がでるので、納得したうえで使うのが無難でしょう。
有料ソフト
いづれも無料でお試し出来るので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
AutoMosaic(by nekzuk)
画像への連続自動モザイクツール:AutoMosaic (R18版) – AI Shop(by nekzuk) – BOOTH
ただ、思ったところと違うモザイクになるということもあるようで、編集ツール、モザイクツールをセットで使うといいみたいですね。
複数画像の効率編集ツール:AI Paint Cleaner:購入者の感想&今後のアップデート予定|Nekzuk
検出率については、昔に比べるとかなり上がっているらしいとのことです(自分は未確認)。
ちなみに伊東亜扇さんがFANZAのCG集(※リンク先R18注意)を出す際に、このモザイクツールを使って自動対応し、問題なくFANZAの審査が通ったとの事なので、実用上は問題なさそうです。サイズが904×1200なので12pxでモザイクされたとのこと。
モザイク以外にも、ぼかし、塗りつぶし、ノリといった加工もできるそうです。
なお体験版でも11GBくらいファイルサイズがあるようなので、導入する場合は空き容量を気にしておきましょう。
むちむちモザイクちゃん
【おてがるモザイク修正ツール】むちむちモザイクちゃん – muchitsuma – BOOTH
こちらは千円で手動モザイクのツールです。
体験版もありますので、自分の環境で動作確認してから購入するといいでしょう。これもかなり使い勝手が良いですね。
MosaicMasterとの違いは、自分でpxを設定できる、ペンのサイズが変えられる、Undo操作ができる、Eagleフォルダは未対応、といったところでしょうか。
たぶん自分の環境だけと思いますが(いわゆるおま環)、文字化けと右側の画面プレビュー一覧が画面外に出るという状況です。これに関しては作者様に連絡して、改善版を検討されるとのことで自分は修正待ちです。参考になるかも知れないので、自分が試したことなどを書いておきます。
zip解凍すると、自分の環境だといろいろ試してもファイル名が文字化けしました。動きはするので実質的には問題ないです。BOOTH Library Managerであれば文字化けの問題はなくなったので、これ使えば特に問題ないでしょう。
画面外にはみ出る件ですが、自分はフルHD(100%)と4K(150%)という変わった環境で、かつPower ToysのFanzyZoneを使ってるということもあり、うまくいかない件に心当たりしかない感じですね。拡大/縮小を100%にしてもNGで、ツールのexeファイルを右クリック→「プロパティ」→「互換性」タブ→「高DPI設定の変更」にて、「高DPIスケール設定の上書き」にチェックを入れましたが、こちらも改善されませんでした。
いづれも作者様のテスト環境・本番環境では問題なく動いているということですので、やはり自分だけしか発生してない予感……
上記以外で気になる点がありましたら、BOOTHのDMで作者様に連絡を取ってみるのが良いと思います。かなり丁寧かつ迅速に返信をいただきました。今後修正版がきた際は動作確認させて頂く予定なので、同様の症状が出てる方は今はブックマークして待つのが良いでしょう。
AI自動モザイク君
AI自動モザイク君 – SugarKnight – BOOTH
自分が常用させていただいてる有料ツールです。動画のモザイク機能、体験版もあります。
モザイク処理の精度に関しては、手持ちの構図だと99%という驚異的な検出率です。少し前に自分が4000枚くらいツール処理して、うまくいかなかったものを報告して調整してもらう、ということを何度か繰り返してここまで精度が高くなりました。これ以上の精度は無理じゃなかろうか、という気がします。
2500円のスタンダード版、3500円のPower版があります。Power版を保持してますが、今のところスタンダード版でも問題ないくらい役に立ってます。
フォルダまたはファイルをドラッグするだけで、自動的に処理が始まるという分かりやすい作りで、設定画面にはタブが3つあって細かい指定が可能です。
※下記画像については、バージョン1.2時点のものになってます。おおむね同じ外観ですが、少し設定などが違いますので体験版で確認するのが確実かと思います。
加工モードはモザイクだけでなく白抜きもできて、モザイク領域の拡張も可能です。かなり使いやすいですね。
特筆すべきかスタンダード版でも使えるCLIです。複数のフォルダを一回でモザイク処理できるので、ラブプラスのカノジョ3名をフォルダごとに用意してる自分にとってはありがたい機能ですね。
ver 2 beta2用の、自分が使ってるPowerShell用のスクリプトです。テキストエディタなどで保存して、拡張子をps1にすれば実行できます。もしフォルダ類に日本語を含む場合は、UTF-8のBOMありで保存すると動くと思います[A] … Continue reading。
$cli = "E:\BOOTHLibraryManager\b8034269\AutoMosaic_Power_v2_b2\AutoMosaicCLI.exe"$folders = @(
"D:\AiArt\DoujinZip\_Sale\01nene",
"D:\AiArt\DoujinZip\_Sale\02rinko",
"D:\AiArt\DoujinZip\_Sale\03manaka"
)foreach ($folder in $folders) {
$out = $folder + "_mosaic"
& $cli -i $folder -o $out --suffix '""' --format jpg -q 90 --gpu --high-accuracy --conf 0.25 -t "pussy,penis" --expand-ratio 1.0 --mode mosaic -b 100 -m" --mosaic-strategy clipstudio sensitive_detect_v32.ampkg"
}
もしとあるフォルダだけ画像が違う縮尺なので1/100ではない設定へ変えたいという場合、こんな感じで記載すると大丈夫です。
$cli = "E:\BOOTHLibraryManager\b8034269\AutoMosaic_v2_Power_b2\AutoMosaicCLI.exe"# 00サンプル(b=192)
& $cli -i "D:\AiArt\DoujinZip\_Sale\00サンプル" -o "D:\AiArt\DoujinZip\_Sale\00サンプル_mosaic" --suffix '""' --format jpg -q 90 --gpu --high-accuracy --conf 0.25 -t "pussy,penis" --expand-ratio 1.0 --mode mosaic -b 192 --mosaic-strategy clipstudio -m "sensitive_detect_v32.ampkg"# 01nene / 02rinko / 03manaka(b=100)
$folders = @(
"D:\AiArt\DoujinZip\_Sale\01nene",
"D:\AiArt\DoujinZip\_Sale\02rinko",
"D:\AiArt\DoujinZip\_Sale\03manaka"
)foreach ($folder in $folders) {
$out = $folder + "_mosaic"
& $cli -i $folder -o $out --suffix '""' --format jpg -q 90 --gpu --high-accuracy --conf 0.25 -t "pussy,penis" --expand-ratio 1.0 --mode mosaic -b 100 --mosaic-strategy clipstudio -m "sensitive_detect_v32.ampkg"
}
精力的にバージョンアップを続けられており、問い合わせ対応もできるような仕組みがツールに組み込まれており、過去バージョンも全てダウンロードできるようになってるので、いろいろと安心感があります。一押しのツールです。
Auto Mosaic(性癖開拓ラボ)
【自動モザイク】Auto Mosaic – 性癖開拓ラボ – BOOTH
自動モザイクツールで、機能に応じてタダ、750円、1500円となっています。
ハート、目線バーの加工ができて、モザイク検出・非検出がフォルダに分かれて出力されるのが特徴かと思います。
個人的には非検出の場合も一つのフォルダに保存してほしかったのですが、作者さんからは対応を断られたので、手動で非検出フォルダの画像を移動するなり目視確認が必要です(非検出とあっても、ごくごく少数ながらモザイクが必要だったり、誤ってモザイクがかかったものもあったため、個人的にはこの手のソフトでは全画像の目視確認は必須と考えてます)。
動画のモザイクにも対応しており、5秒程度の動画なら30秒くらいで完了しますし、進捗状況が分かりやすくていいです。なお音声出力のためにはffmpegを手動インストールする必要あるのでご注意ください。あとDiscordに変換動画を投稿しても、その場でなぜか再生できません。多分ですけど、コーデックがHEVC (H.265)なのかもしれませんが、このあたりを変更する設定をみつけられなかったので、Discordでその場再生できる動画にしたい場合は注意が必要です。
なおバージョン1.41から筆者環境だとUIが変になってて、1.50でも同様でした。
4KモニタでDPIを150%にしてる環境だと、下記画像のようにUIの一部が非表示になります。また、初期表示だと画面の横幅が異様に長くなって画面外にはみ出ています。
まずはタイトルバーあたりでダブルクリックして全画面表示にして、画面内に収めてしまいましょう。
そのあとで「結果」という部分の上あたりの横線をうまくドラッグして、下方向に伸ばすと開始ボタンが出てきます。
こういった不具合もあったり、結果フォルダが2つになってしまうという事もあり、体験版を使い込んでみて安全そうなら購入、といった流れがいいかもしれません。過去バージョンはダウンロードできないので、過去バージョンは何かあった時のために消さずに残しておくのがいいでしょう。
自動モザイク&ブラシ修正ツール|RIN Mosaic
自動モザイク&ブラシ修正ツール|RIN Mosaic – RIN – BOOTH
体験版あり、値段は5,000円とかなり強気な感じですね。
説明ページを拝読しましたが、AI自動モザイク君で個人的には満足している感じなので、まだ試してないです。
どの自動モザイクソフトがよいか
以下には私見を書いてますので、ご自身で体験版を使いつつ、値段・機能・自分の環境で動くか・UIの使いやすさ、などで検討してみてはいかがでしょうか。
AutoMosaic(by nekzuk)
体験版でも11GB必要とあって、まだ試してないので語れないです。
バージョンアップも継続的に行われていて気になってはいるので、そのうち購入して比較記事でも書いてみたいところです。
Auto Mosaic(性癖開拓ラボ)
フルパッケージ版でも1500円と一番安く、AI自動モザイク君にない変わった処理をやろうと思った場合は有用そうですが、最新バージョンでは筆者環境だと深刻なUI問題があります。よって体験版で一通り全機能を試してから購入が無難です。
全体的にUIに難あり、といった心象です。4K環境だと画面外にまでウィンドウが広がってしまったり、ソフトを少しドラッグして移動するとUIが全描写やり直しになったり、とアップデート後に色々問題がでてしまっており、個人的には販売用の製品であれば、モンキーテストとか網羅テストとか複数モニターでのDPIテストとか試されたほうが良いかと感じました。
動画に関しては音声変換しようとすると手動で別ソフトのインストールが必要で、変換動画をDiscord投稿するとPCブラウザではその場再生ができません(iPadではなぜか可能なので、たぶんコーデックがHEVC (H.265)なのかもしれません)。
後述するMMRとあわせて使おうとする場合、フォルダが2つになるので手作業が少し必要(作者さんに連絡して要望を出しましたが、断られました)なので、購入したものの私は現在はまったく使わなくなりました。問題なしのフォルダ内の画像を目視チェックしたら、300枚中3枚ほどNGなものがあった(未検出とあったが実際はモザイクが必要だった)ので、結局全部目視チェックせざるをえないので、出力結果が2フォルダに分かれててもあまり意味がない気がしています。
AI自動モザイク君
スタンダード版だと2500円とそこそこのお値段ですが、作業効率を考えると個人的にオススメです。
モザイク以外にも白塗り・黒塗り・ぼかしができるので、よほど変わった事をしない限りはこれ一本でいいでしょう。過去バージョンも全部再ダウンロードできるようになっており、万が一何かあっても前のバージョンに戻せる安心感が強いですね。
バージョン1.50から動画変換もかなり早くなり、進行度がバー表示されるようになって分かりやすく、最初から音声ありで変換できます。Discord投稿したら、その場で動画が再生できます。
後述するMMRは、このソフトと合わせて使うことを想定して作りこみました。AI自動モザイク君で一括してモザイク処理して、それをMMRで目視チェックしてNGだったら即戻して手動でモザイク、とやるとかなりモザイク処理に使う工数が削減できてます。
この作業をする場合、AI自動モザイク君は同じ階層の別フォルダ(_mosaicと末尾につける)に出力、ファイル名は同じ、という設定でやると効率がいいですね。
Manual Mosaic Retake
私が作った手動モザイクツールです。
愛称はMMRです(な、なんだってー!)
BOOTHとDLsiteで販売しています(中身はどちらも同じです)

DLsite:Manual Mosaic Retake(手動モザイク・修正ツール)

BOOTH:Manual Mosaic Retake(手動モザイク・修正ツール)
モザイクだけでなくホクロ、塗り、ノリ、ぼかしといった機能もあります。
とにかくファミコンソフトなみにサクサク動くようにして、モザイクRTAとかあったら優勝できるくらいの勢いで作りました。もうモザイクに人生の時間を奪われるのは嫌だ……と思う人におすすめしておきます。
自動モザイクツールを使ったあとに目視で一枚ずつ確認し、失敗してたらモザイク未処理の画像に差し戻す、という点ができるのが特徴です。
つまり手動で大量に処理もできるけど、どっちかというと自動モザイクツールで処理しきれなかったところを効率よく補助するみたいな立ち位置です。各種販売されてる自動モザイクツールの検出精度はどれもかなり優れていて、全部手動でやってた時に比べるとかなり楽できるものの、どうしても手動でやり直したいって時はでてくるので、その工数を少なくするのが目的で作りました。
よって自動モザイクの時点でほぼ問題なければ、3枚しか保存できない体験版でも十分実用的かもしれません。保存枚数以外に制限はかけてないし、起動し直せばまた3枚保存できるようになるので、フル機能使えることですしそのまま使い倒してみてください。
なおEagleには敢えて対応してないです。Eagle用には別途無料プラグインを用意してますので、こちらをお使いください。
筆者の最近のモザイク作業の流れ
今までの状況
最初の頃はこのLoRAを使ってました
モザイクがほぼ自動にかかり、小さな箇所でも隠蔽してくれるので、Twitter、Discord、BOOTH、DLsiteへの投稿であればこれ一つでほぼ問題ないです。生成画像の商用利用可なLoRAなので、普通に使ってもOKです。
ただ、このLoRAを使ってもFANZAだと審査通らなかったんですよね。たとえばフェラチオの部分でモザイクはかかってるんですが唇が明確に見えてる、みたいなのがNGっぽいです。だから心持ちFANZAだけ広めにモザイクを掛ける必要があります。
このあたりがあって、プラットフォームごとにモザイク粒度を変えたりしてたんですが、それも工数が増したりバージョンが増えて管理が面倒に思えてきました。
最近の流れ
最近はモザイク工程を完全に見直して、以下のようにしてます。
生成時は無修正にした画像をEagleへ出力し、それらをエクスプローラーの任意のフォルダにコピーし、それらに対して自動モザイクツールを使います。
AI自動モザイク君 – SugarKnight – BOOTH
自分の場合、作業フォルダはこういう構成にしてます。
・オリジナルフォルダ
➔無修正画像
・モザイクフォルダ
➔自動モザイクで処理したもの
こういう風なフォルダ構成になるようにして、ファイルは完全に同名にしておきます(だからファイルの末尾に_mosaicとか付けない設定にしてます)。
この状態で自作の手動モザイクツール(MMR)を使って、モザイクフォルダの中身を一枚ずつチェックしていきます。
ごく稀に自動モザイクツールで失敗してることもあるので(こればっかりは仕方がないです)、そういう時に即座にオリジナルフォルダの同名ファイルに差し戻しできるようなツールになってます。毎回ファイル名を確認して、オリジナルフォルダからその画像をコピーして、モザイクフォルダにペースト、ってやるのが面倒だったので、ワンボタンでできるようにしました。
つまり大まかに言うと、意図しないモザイクだったら元画像にワンボタンで差し戻し、モザイクが足りてなかったらその場でササッと修正してく感じです。
この流れでFANZAにも納品してますけれど、今のところは審査で指摘は来てないです。長辺の1/100の粒度、輪郭などがでてないように、という点を心がければ大丈夫だと思います。
この流れだと300枚くらいの画像でも10分以内に作業完了できる感じですね。寧々さんのホクロとかもちゃんと修正するとさらに10分くらい必要ですが、それでも以前よりはかなり工数が削減できていると思います。モザイクだけで半日くらい必要だった頃に比べると、かなり楽になりました。
プラットフォームごとの傾向
モザイクに関しては、DLsiteよりもFANZAの方が厳し目と感じます。粒度(長辺1/100)だけでなく、境界線が見えてるのもNGっぽいです。
海苔修正は自分はやってないんですが、どうもDLsiteの方が厳しいそうです。
2025年7月からDL同人配信しています。
僕の経験だと、こういうイメージです。筋に関してはDLsiteは海苔無しでいいと
リプ頂いていますが、FANZAなら
短い横棒1、2本で大丈夫じゃないかと?即売会に関する事を引用等で言われていますが
参加した事無いド新人なので… pic.twitter.com/8LYplXZrb0— ぐっちMAX (@gucchimax) March 22, 2026
おわりに
今回はモザイクについて書きました。
PatreonやDiscordといった海外サービスを利用する場合でも、国内の法律が適用されるようです。
たまにモザイクに寛容な画像投稿サービスがありますが、基本的にはR18画像は適切にモザイクをかけないといけない、と考えておいたほうが無難でしょう。
脚注
| ↑A | PowerShellには2種類あって、Windows11で標準インストールされてるpowershell.exeだと日本語の問題が発生しますが、コマンドプロンプト(ターミナル)から実行する場合はBOMなしでも動きます。一方pwsh.exeだとBOMありにしなくても自動的に文字コードを判別してくれるので問題ないですが、手動で別途インストールが必要です。手っ取り早いのはUTF-8のBOMありで保存ではないでしょうか。 |
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