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小説

リピート

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乾 くるみ
文藝春秋
2004-10-23

『イニシエーション・ラブ』*1で技巧の限りを見せ付けてくれた乾くるみ氏の作品で、評判が良かったので手にしてみました。
売り文句が”『リプレイ』*2『そして誰もいなくなった』*3”とあるんですが、まさにそんな感じ。両者の面白いところを上手くミックスしつつも、新たな物語を構築していて面白いです(更に付け加えるのなら、少し青春小説の要素もあるかと)。

「売り文句の作品は両方とも知ってるから今更コレ読む必要はないね!」ともし思ってるのでしたら、それは間違いですので取り合えず手にしてみてください。乾くるみ氏の技巧の多様性を垣間見れると思いますので。

  • 注1 : 何を書いてもネタばれになるので、「大変面白いミステリー小説なので、事前情報なしで読んでください」としか言えないです。
  • 注2 : 数十年前に意識がタイムスリップして人生を繰り返す男の物語。SFというよりも幻想文学と言った方が雰囲気にあってるかと思います。面白いのでオススメ。
  • 注3 : 説明不要ッ!の一言だけでいいですか。

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