東日本大震災の影響で現在はXbox360の修理受付は行われていない状況なので、この時期に書くのもどうかと思いましたが、このままだと忘れ去られてしまいそうなので敢えて今のうちに書いておくことにします。
結果から言うと、Xbox360の修理を申し込んだら、4回分の修理代金がクレジットカードで引き落とされました。もしWebから修理申し込みをしようとしてエラーになった事があり、クレジットカードの登録をされている場合に限りますが、余計な引き落としがなかったか確認した方がよいでしょう。
以下に、今回の一覧の流れを記載します。
きっかけは、Xbox360本体のDVDドライブが調子が悪くなった点です。出張ばかりでほとんど遊んでなかったのにも関わらず、少しずつ読み込みができなくなってきました。メモリのキャッシュクリアなどをして凌いでましたが、最終的にはそれすら無理になってしまいました。
音楽CDや映画のDVDは再生できますし、HDDを外しても症状が再現するため、これはもうゲームDVD読み取りでハード障害が起こってそうに思えましたので、まずはWebサポートから修理申し込みを行いました。電話サポートからだと値段が高くなるし、スマートフォンからだとフリーダイアルが使えないからです。
ところがWebサポート入力でエラーになってしまうのです。個人情報などをモザイクにした画像エビデンスを貼っておきます(クリックで原寸画像表示)。
画面中央をよく見てもらえると、お問い合わせ番号が全く表示されていないですね。この状態でダウンロード方法という緑色の部分をクリックすると、下記画面に遷移します。
「修理・交換の状況」という欄に「申し訳ございません。お客様のご注文を完了できませんでした。 恐れ入りますが、Xboxカスタマーサポートにお問い合わせください」とエラーメッセージが表示され、これ以上先に進めません。ちなみに使用ブラウザはFireFox3.6、およびIE7でしたが、どちらでも同様の症状になります。
IEでも同じ現象なので、クライアント側の問題とは考えにくいなぁ、と思いつつサポートに連絡してみたものの「テスト環境では再現できなかったので、環境を変えて実施するか電話してください」と返答が来ました。なんか遠まわしにクライアント側の問題って言われてるような気がするんですが、エラーコードやログなんかも取得できない以上はどうしようもありません。
メールでこっちにかけてくれってお願いしてみたものの、個人情報がどうのこうのって返事が来て対応してもらえないので、妥協案をとりました(かつて修理した時に電話番号伝えてるからかけてくれ、って言ってもダメなのが納得いきませんが)。
フリーダイアルが使えないので、最初の一回はこちらからかけるものの、すぐに向こうからかけ直してもらうことにしました。今思えば公衆電話で10円だけいれてフリーダイアルにかけて、向こうからかけ直してもらえば良かったですね。
修理代金の話になって、最初は電話サポート正規料金(11,235 円)を要求されましたが、Webサポートから申し込んでダメだったので仕方なく頼んでるんだから、とゴネてみたらWebサポートの料金(9,240円)で受付してもらえることになりました。
前回の修理でさんざんな目にあったんで、今回もまともに修理されてこないかもしれないと覚悟してたんですが、意外と普通に動きました。あれから一ヶ月立ちましたが、本体の状態はすこぶる好調だったので一安心。……だったのですが、、、
後日、やけにクレジットカードの請求額が多いな、と思って内訳を確認したら、なんと修理代金が2度引き落とされてました。最初は重複してるだけで金額は一度分なのかとも思いましたが、本当に二度引かれてます。まさかと思って翌月分をみたら、こちらも二度引き落としが確定してます。
まとめますと、01/29に2件、02/04に1件、02/11に1件、XBOX SERVICE REPAIR 9,240として引き落としが確定されていました。ちなみに実際に修理に出すことができたのが最後の2/11だけですので、どう考えてもそれ以前の修理代は請求されるいわれがありません。おいおい、これだけあったら最新版の本体とキネクト買えちゃうって!
で、この件をメールで連絡したら、またもや個人情報がうんぬんとかで向こうから連絡してもらえないとのこと。あいにく長期出張になってしまって、現場では携帯電話に日中でることが出来ませんので、そうとう困りました。この時になって、昼休みに公衆電話からフリーダイアルかけることを思いついたので金銭的には負担がなかったものの、現場から外に出るのも申請がいるから、かなり面倒な状況でした。どれだけ顧客に迷惑かければ気が済むのか、と。
なんとかサポートと連絡をとった結果、おそらくエラーになったときに決済処理だけは動いてしまったのだろう、とようやくサーバー側の障害だろうと認めてくれ、不正な引き落としは後日取り消し処理が入ることになりました。とはいえ、引き落とされるのを見越して多めにお金準備しておかないといけないので、状況によってはまた一手間かかってたかもしれませんね。たまたまお金余分に入ってたから良かったけど。
返金についてはすぐ連絡をもらえましたが、障害原因については案の定まともな返答がありませんでした。障害再現したいと言うのであればシステム改善のために協力する心づもりはあったんですが、「調査中です」とオウム返しに繰り返すばかりだったので(クライアントとサーバとWebサービスの区別がつかないレベルの方に思えました)、たぶんまともに調べてないだろうし対策もしてない(する気もない)んじゃないでしょうか。
クライアント側でエラーになってもサーバ側で決済処理だけは行うって、そうとうしょっぱいシステムですよね。詳細設計レベルでおかしいでしょ、コレ。とはいえ、タイミング悪く震災が起こって修理受付自体が中止になっているから、今は調査どころじゃなくなってると思います。修理受付が再開されたころに、こちらから途中経過を訊こうかな、と考えてますが全然期待はしてません。自治体とか官庁だと、誤請求ってそうとう大きな問題になると思うんですが、一個人相手だからと思って優先度を低めに考えてるのかも知れませんね。
というわけで、自分にできるのは「こういう事があったので、同様の状況の人は気をつけてくださいね」とネット上で記すだけかな、と思って長々と書き綴った次第です。
コメント