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日記

激動の週末が過ぎて

住んでいる地域が福岡なので心配されてる方は皆無とは思いますが、家族全員無事です。このタイミングで更新しないと不気味に思われるかも知れないんで、念の為に告知しました。
先週は出張で九州南部に居て、金曜夕方に突然全ての作業の中止が告げられた時、あまりにも急だったので驚いたのですが、大地震の件を告げられてから作業現場で見たテレビのインパクトは余りにも強烈でした。あと一時間後には本稼働作業開始だったというのに、誰ひとりとしてそれに苦言を言うこと無く、テレビの前で呆然としていたのです。
数年前に私たち家族は福岡震災を体験して、少なからず人生に影響を受けました。たぶんあの地震が無ければ、逆説的に福岡に住んでいることは無かったと思っています。詳細は省きますが、あの恐怖は未だに忘れらません。しかし、テレビの前の映像はその恐怖を遥かに凌駕していたのです。
本当は来週末まで現地滞在予定だったのですが、作業再開の見通しが立たなかったので急遽福岡に戻ることになったものの、JRが不通で駅前は異様な雰囲気となっていました。それはあたかも新燃岳噴火の時のように、いやそれ以上に緊迫感があったように感じたのは自分だけだったのでしょうか。
作業現場や駅前の異常な雰囲気を見たあと、高速バスのテレビでも常に報道が行われているので、ずっとこの状態が続くものとばかり思っていたのですが、博多に着いた途端、拍子抜けするくらいに街は賑やかで、行き交う人々は笑顔でいっぱいで、自宅に帰ると妻や息子はいつも通り。
最近出張ばかりで息子の相手ができてなかったから、と公園に行くと雲ひとつない青空で、まわりには小さな子供連れの家族が沢山いて、平和そのものの風景だったのです。しかしここ数日の自分周りの状況が状況だったからか、このささやかな平穏にまるで現実感を感じられないのです。被災地で大変な目に会われている方々のことを考えると、言いようのない罪悪感のようなものが自分を纏うような感覚さえあったのですが、このままではいけないな、と思いました。
大げさかもしれませんが、PTSD予備軍になりかけていたかもしれません。現地で極限的な状況にいるわけでもないのに、と思いはするのですが、他人を心配するあまり精神的に病んでしまうケースも少なからずあるみたいです。心配せずにいるのは難しいですが、だからと言って自分の調子まで悪くなって、その分他の人に負担がかかるようになっては本末転倒です。
これから東北方面は、復旧に長い長い時間をかけていくことになります。余裕のある地域に住んでいる自分たちが直接的に出来ることは本当に限られていて歯がゆい限りですが、こういう時だからこそ出来ることからしていくしかないでしょう。祈る気持ちは忘れず、普段の生活を守っていくことも忘れないようにしていくしかないでしょう。
災害時、あなたの善意で、人が死ぬ」という衝撃的なタイトルの記事を拝見しましたが、自分が思っていてモヤモヤしていたことが全て記載されていました。このタイトルは決して大げさでは無いと思います。ネット上で色々なものを見てしまったのですが、善意に押されるように衝動的に行動するのではなく、敢えてじっと動かず見守るのも手段の一つなのではないか、と。
ネットを通して嫌なものも見てしまいましたが、温かい気分になったのも確かです。全世界からの支援、心強い自衛隊の活動、国民が一丸となって団結する様、といった事が今回の大惨事をきっかけに見られたわけで、皮肉と言うにはあまりにも大きすぎる犠牲の元に日本が少しでもよくなるきっかけになってくれることを祈るばかりです。
おっと、わたくし、一点記載を間違えていました。国民が一丸と書いてしまいましたが、約一名は除外しないといけませんでした。謹んでお詫び申し上げます次第でございます。それが誰なのかとは申し上げませんがとりあえずアマゾンアソシエイトリンクをはっておきますね。
amazonのアソシエイト収入って、寄付に使えないんですかね。とりあえず私も寄付しようと決めてはいるのですが、何処の募金団体がよいのか悩んでいます。焦って少し入金が遅れる事を悔やんで行動してしまうよりも、自分のお金が確実に良い方向に使われるのは何処なのかをきちんと調べ、ささやかながらも確実な寄付をしていきたいですね。
とりあえずTSUTAYAのポイントが3DS買ったのでそこそこ貯まってたから、これを寄付したりしていこうかと思います。あとはGoogleか赤十字あたりが良いのかな、と思ってますが納得するまできちんと調べて募金したいですね。
一人ひとりが出来る範囲で負担になりすぎない、そっと後ろから支えるようなささやかな事しかできないでしょうけれど、とにかく邪魔にならないように支援をしつつ、いつも通り今の平穏な生活を続けていき、ブログでもいつものように記事を書き続けていければ、と思います。

コメント

  1. 通行人 より:

    募金は寄付金を募ること

  2. 嶽花 より:

    ご指摘ありがとうございました。一部書き換えておきました。

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