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PSP

ダンガンロンパ

おいオマエラ、ワックワクのドッキドキでスペシャルな超高校級のゲームが発売されましたが、ちゃんとプレイしやがりましたか?
モンハン3の発売直前という事もあって、プレイした人はかなり少ないと思いますが、これはかなりの怪作というか傑作です。細かい所で気になるところはあるものの、とにかく先が見たくて気になる展開だらけで、久々に寝る間を惜しんでプレイしました。出張へ向かう飛行機の中でまでもギリギリまでプレイしてて、スチュワーデスさんに注意されたくらいに。
15人の高校生が閉じ込められ、脱出するには誰かを殺し、その後で行われる学級裁判で皆を騙し通すしかない、といういわゆるゼロサムゲームものです。分かりやすいと思うので敢えて誤解を受けそうな表現をしますが、逆転裁判やバトルロワイヤルが好きな人なら是非やってみましょう。特にメフィスト賞とか普通に読んでる人なら、もうやってみるしかないです。
とは言ってみたものの、実際のプレイ感覚は既存のゲームとはかなり違います。推理とアクションが融合し、斬新でポップな演出と相まったことでかなり新鮮で、特に推理合戦とも言える学級裁判シーンの迫力はかなりのものでした。
学級裁判で思い出したんですが、音楽がかなり良いです。始めた直後の静謐な感じの曲を聞いたとき、これは思ってたよりシリアスで凄いゲームかもしれないと予感したんですが、学級裁判の曲がまた違う意味で衝撃的でした。この曲にあわせて行われる学級裁判の雰囲気は本当に独特です。

推理モノとして見るとどうかというと、これがなかなか凝っていて、殺人事件の真相はどれも一筋縄でいかないものばかりです。一見見え見えの展開に思えても、裏に何かが潜んでいるので油断なりません。作中のルールをプレイヤーに提示しつつ、それをもとにユーザーに予想させつつ、うまく裏切ってくるあたりが知的好奇心を刺激してきます。それでいて伏線もちゃんと張ってるので、久々に面白い新本格推理ものを読んだような気分になりました。
キャラクターも全員魅力的で、声優の熱演が素晴らしかったです。全編フルボイスではないものの、学級裁判シーンではフルボイスなのでかなり堪能できます。そのかけあいを見てるだけで微笑ましいものがあるんですが、こういう世界観なので終盤に近づけば近づくほど、人数がどんどん減っていくのが寂しい限りでした。それだけキャラに魅力があったという裏返しなんでしょうけれど、残念で仕方がありません。
キャラクターといえば外せないのが、モノクマです。最初は前情報無しに遊んでたので、あのお方が声優と知らずにかなり驚いたのですが、中盤ころにはすっかり慣れてしまって、あの声=モノクマ、って脳内にインプットされてしまいました。かなり残酷なキャラな筈なのに、不思議な愛嬌がある、まさかのハマり役です。

アクション要素があるとはいえ難易度も選べるので、アドベンチャーが好きだけどアクションはちょっと……という人も安心してプレイできるかと思います。近年稀にみる傑作アドベンチャーだと思いますので、少しでも気になったらぜひプレイしてみてください。絶対に続編が出てほしい、と思うこと間違いないですから。

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