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映画

女と女と井戸の中

いわゆるジャケ買いとでも言うんでしょうか、ビデオ屋で見てなんとなく借りてきました。邦題が上手すぎるのもあいまって。人の気を惹くタイトル、なにげに難しいですよね。
画像は青いトーンがかかっていて独特の雰囲気ですが、たまたま最近は似たような画像処理の映画を連発してみていたんで、新鮮味はそこまでなかったです。でも似合ってたかな。ビデオカセットも水色になっていて、何か深いこだわりでもあるんでしょうか。
作品の中身についての感想ですが、どう言うべきか。正直に書くと、ここまで登場人物に共感できなかった映画って久しぶりです。いや、映画に限らず小説漫画とか含めてですけど。もっとはっきり言うと、登場人物二人とも嫌いで嫌いでしかたがなくて。自分でも不思議なくらいに。
もっとひどい残酷犯とかにはさして嫌いにならないというのに、この感情はどうしたものか。平和な日本で暮らしていると凶悪な犯罪者よりも、身勝手さやわがままさや追随といった生活に近いレベルでのイヤさの方が実感がわきやすいってことでしょうか。逆に言うと、それくらい演技が良く出来てたとも言えるんですけどね。
つまらなくはないし、むしろ出来は悪くないと思う。退屈な前半も後半くらいに流れがあったりするともっと良かったと思う。そう冷静に言及しようと思うんですが、なぜか感情的に。自分にとっては不思議な作品です。

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