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映画

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

サスペンス系の映画で評判が良いものを探してたら、色々な人がこの映画を挙げてたので、それ以上の前情報無しに借りてきて鑑賞、とても面白かったです。
アメリカのテキサス州は死刑がずば抜けて多いそうで、死刑反対派な人々も多いらしい。こういった題材を扱っているのでともすれば地味な社会派映画と思われるかもしれませんが、その中身は出来のいいサスペンス映画で退屈させてくれません。
世間でみかけた感想の中で「これで死刑反対を世の中に訴えようとしてるつもりなら片腹痛い」ってものがちらほらあったんですが、個人的にはこれは「ただの」娯楽作品であると感じました。たかが娯楽、されぞ娯楽。死刑反対というシチュエーションを利用し観客をいかに楽しませるか、という観点で作られている気がします(それはそれとして観客を選ぶ内容ではありますが)。

ネタばれと言えば、Amazonのレビューでいきなりネタばれ書いてる人が居たりして驚きました。まぁ本質的なことを述べるんだったら内容のことをある程度書かないと無理だとは思うし、文章自体はきちんとしてて興味深かったものの、鑑賞前に見てしまってたら同じ気持ちを抱けたとは思えません。
やっぱりメジャーなサイトになればなるほど、こういう人に当たってしまう事故率が高くなりがちですね。以前はYahooのゲーム系のところでMOTHER3のひどいネタばれが投稿タイトルになってたりしましたし、2chだけ見ないようにしててもダメですね。
Amazonは星の数の平均値だけ斜め読みするくらいにしてた方が無難かな、と思うと自分のサイトも星でも付けた方が読者に親切かな、という気もしました。今更めんどくさいですし、時間が経つと自分の中で評価が変わることも多いので、多分しないとは思いますが。
自分の趣味に合う、ネタばれに気を遣うレビュアー。そんな貴重な鉱脈を日ごろから探しておいて、何か面白いもの見たいな、という時に備えておく重要性を再認識した次第です。

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